4歳の嘘に追い詰められる。孫を孫の手で叩いた。真に受け虐待を疑う息子夫婦

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
えっと今あ、マドモアゼル愛先生がおっしゃられたことね?

相談者:

加藤諦三:
全体の構図としては僕も、もホントにその通りだと思います。

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、マドモアゼル、あ、愛先生が「信頼しているから」・・

相談者:
はい

加藤諦三:
という、信頼してるという言葉を使われて、

相談者:
はい

加藤諦三:
で「一番あなたが裏切られたんだ」と。

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしその通りだと思います。
で、僕の言葉で言い直すとね?

相談者:
はい

加藤諦三:
一番、甘えてる人が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
お祖母ちゃんなんです。あなたなんです。

相談者:
・・え、あ・・そうなんですか・・

加藤諦三:
だって・・悩むこと、攻撃性は・・向けやすい人に向けますよ?

相談者:
・・

加藤諦三:
む・・む・・

相談者:
(泣)ああ

加藤諦三:
憎むことが危険な相手への憎しみは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
一番憎しみやすい人に向けるんです。

相談者:
(鼻をすする)はあ、そうなんですか?

加藤諦三:
今、だから・・

相談者:
はい

加藤諦三:
この・・4歳の・・

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
一番あなたに甘えてんです。

相談者:
(鼻をすする)ああ

加藤諦三:
と、他の人に甘えるのは非常に危険なんです、これ。

相談者:
・・

加藤諦三:
欲求不満がいる家にはもう全員で弱い人いじめんです。

相談者:
・・ああ

加藤諦三:
この弱さがある限り・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたはスケープゴート(*)なんですよ。

(*)スケープゴート:scapegoat
escape(逃げる、免れる)+goat(やぎ)。
民の罪を負わせて野に放たれるヤギ。
転じて、いけにえ、身代わり。

相談者:
うーん

加藤諦三:
だからいくらもう・・まったく・・思い当たらない、ビックリしたっていうことは次々起きます。

相談者:
あ・・ああ、もう・・わ、わたしはもうこのことが起きてから、もう、ずっ・・ともう・・もう、うちのめされても、ホン、トに苦しい・・苦しかったんです。

加藤諦三:
うん・・さっき言ったように一番甘えてんです・・4歳の女の子は。あの、お孫さん。

相談者:
ああー

加藤諦三:
さっきも言いましたよう・・憎むことが危険な相手への憎しみは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
一番、憎しみやすい人に向けるんです。

相談者:
ああ、はあ・・分かりました。

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
今日は、も、ホン、トに、あの、聞いてもらえて楽になりました。

加藤諦三:
あー、そうですか。
じ、

相談者:
ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
ありがとうございました。

加藤諦三:
怒りと攻撃性は、安全なところに、向けられます。

 


「4歳の嘘に追い詰められる。孫を孫の手で叩いた。真に受け虐待を疑う息子夫婦」への6件のフィードバック

  1. お孫さんへのお嫁さんからの有形無形のプレッシャーが凄そう。お嫁さんの本心は孫を姑に預けたくない だろうな。

  2. 同じ4歳の娘がいるので何となく状況が想像できました。子供からすると、たとえおばあちゃんのことが大好きでも、親にかまってもらえず預けられるのは寂しいんですよね。ママと離れたくなくて、あることないこと色々言ってみたんじゃないかな。お嫁さんももっと言い方あるだろうに、普段から助けてくれている姑に、ショック与えるような言い方しなくても、、と思いました。

  3. 話し合いは実現しないだろうね。
    しかし、4歳でこういう嘘をつくことができるってのは・・・
    非常に危険なものをこの家族たちから感じます。

  4. そんなこと言ってくるなら、預からなければいいじゃーん、困るのは、孫自身と嫁。嫁はどこか他人に預けて、他人に預けられた孫は、それなら、ばーちゃんのとこがいい、ってなる。
    嫁が問い詰めて、嘘ってばれる。
    あるいは、嫁が孫を見る。これは当然のこと。孫のさみしさが癒されるかも。
    うまくそうならなくても、相談者さんは、預かってあげないよ~んって思ってればいい。
    だめ?

    相談者さんがやさしすぎて、お気の毒、と思いました。

  5. おばあちゃんがお気の毒。
    この状況 随分と心を削られ、苦しく思っていらっしゃることでしょう。

    話し合いはきっとなさらない 又は上手く成立しないように思います。
    色々思うことはあっても もう預からなくていいと思います。
    お嫁さんはいつかはお子さんの嘘に気づくでしょうが、その時に 嘘をつく理由が理解できるか。
    嘘をついたことを咎めるより先に、淋しい気持ちを分かってあげられる母であることを願います。
    でないとこの子の将来 ちょっと心配になってしまいます。

  6. 自分たちの都合で、今まで面倒を見てもらっていたのに、4歳の子の言うことを鵜呑みにして、相手を責めるんですね。普通に考えて、虐待なんてしますか?信頼関係が全くなかったのですね。もう預かることはなく、淋しいかもしれませんが、遅かれ早かれ、別の案件ででも仲が壊れていたのではないでしょうか?頼れるものは、やはり自分自身です。もう、かまわずに、生きていったほうがいいです。相手に期待していても何もいいことはないです。去る者は追わず。です。

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