妻に当たるしかない夫の正体。叶うか?ただ穏やかな老後のための2つの選択肢

(回答者に交代)

大迫恵美子:
こんにちは

相談者:
こんにちは

大迫恵美子:
ご主人は定年になって、どのぐらい、前から、ご家庭に、いらっしゃるんですか?

相談者:
10年、ぐらいですかねえ?

大迫恵美子:
あ、そんなにいらっしゃるの?

相談者:
はい

大迫恵美子:
その間(かん)全然、働きに行かないで・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ずうっとお家にいらっしゃるんですか?

相談者:
ええ、ええ

大迫恵美子:
あー

相談者:
そうです。

大迫恵美子:
なんか趣味で出かけるとかないんですか?

相談者:
出かけることはありますけどお、

大迫恵美子:
ええ

相談者:
趣味っていうことでもないですよね。

大迫恵美子:
あ、出かけるとしたらどういうことで、出かけるんですかね?

相談者:
あ、ま、ちょっとした買い物に行ったりとか。

大迫恵美子:
あーあ、はい

相談者:
ええ・・(苦笑)

大迫恵美子:
自分1人の用を足しに行くっていう感じですか?

相談者:
はい、自分1人じゃないです、必ずわたしと&#てます。

大迫恵美子:
あーなるほど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたを連れて(含み笑い)・・

相談者:
そうです。

大迫恵美子:
まあ、ちょっとお店を覗くぐらいのこと。

相談者:
はい、そうですね。

大迫恵美子:
ああ、うん

相談者:
あの・・買い出しに行ったりとか、

大迫恵美子:
はあ

相談者:
食事の、はい

大迫恵美子:
うん
あなたそうして、その、一緒について歩いてたらね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ご自分のその、お友達に会いに行ったりとか・・家において、出掛けたりすることできるんですか?

相談者:
それがね?

大迫恵美子:
ええ

相談者:
「出かける」っていうと、やっぱり機嫌が悪くなるんです。だから帰って来るのもすごく・・早く帰らなきゃと思って、ドキドキしちゃうんですね、それがねえ

大迫恵美子:
あーあ

相談者:
機嫌悪くなるなあ、とか、思って。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
うーん

大迫恵美子:
ご主人が全然幸せじゃないっていうことは間違いないんですよ?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
だって、あなただって退屈だと思いますけど、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ご主人だってすることなくて、ホントに退屈だと思いますよ?

相談者:
そうですね。

大迫恵美子:
会社、行って働いてる分にはね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
居場所があって、

相談者:
そうです。

大迫恵美子:
自分はこれをやってるっていう気持ちがね?

相談者:
そうですね。

大迫恵美子:
うん、あったわけですから。

相談者:
うん

大迫恵美子:
それがなくなっちゃって、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
なんにもすることなくてえ、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
もう要らない人間みたいに思・・っちゃう、んだけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういうふうに、「俺は要らない人間だ」って(含み笑い)・・思い定めるほどは、度胸がないので。

相談者:
あー

大迫恵美子:
ま、多いんですけどね。あの、この手の話はね?

相談者:
あーそうですか。

大迫恵美子:
奥さんにとって、大変な苦労の・・物が、定年、になって、家にやって来ちゃうっていう感じなんですよね(苦笑)。

相談者:
あー、ええ

大迫恵美子:
ま、先ほど、あの「離婚したくない」っておっしゃってましたけど、それはそうなんですか?

相談者:
ええ・・いっそのことね?

大迫恵美子:
ええ

相談者:
離婚してもいいかなと思うときもあります。あまりにもひどいとね、暴言がね。

大迫恵美子:
ちょっとね、その鼻を折ったっていうような・・ひどいDVがね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
それは、あるようだったら、それはもう・・あの、身の危険、なので。

相談者:
そうですね。

大迫恵美子:
えー、真面目に、考えたほうがいいんですけど、

相談者:
うん・・はい、はい

大迫恵美子:
継続的に、あるんですか?今も。

相談者:
最近はほんとに、ないんですけど。去年・・ぐらいはありましたね、ちょっとなんか・・叩かれたりとか・・
髪引っ張られたりとかっていう・・

大迫恵美子:
ああー

相談者:
カッとなると。
「出てけー!」って言って、その、(苦笑)、暴力が始まったりするんですよね。

大迫恵美子:
あーあ、そういうねえ?暴力があるときはね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
身の危険を、お、から守るために、

相談者:
はい

大迫恵美子:
きちんと、保険的なことを考えたほうがいいですよ。

相談者:
保険的って言いますと?

大迫恵美子:
まあ、それはお子さんのところへしばらく身を寄せるでもいいんですけど、

相談者:
あー、あ、はい、はい、はい

大迫恵美子:
ホントに・・あの、家を空けてね?

相談者:
そうですね
はい、空けてね、ええ、ええ

大迫恵美子:
で、そのときにやっぱりその、経済的な裏付けがないとできないですから、

相談者:
はい

大迫恵美子:
へそくりをちゃんと貯めといてね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
すごくケチで細かくて、買い物にもついて来るから難しいかもしれないですけど(苦笑)

相談者:
はい(苦笑)

大迫恵美子:
ハッハッハッハ(苦笑)大根があ、ねえ?100円のやつ200円だって言って家計簿つけて、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
少しずつ浮かして行ってね?

相談者:
あ、そうですね。

大迫恵美子:
うん、手元のお金を、用意しとくって・・

相談者:
あーそうですねえ。

大迫恵美子:
ことぐらいは自衛として必要かもしれないですね。

相談者:
ええ、ええ、そうですねえ。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
はい

大迫恵美子:
いざとなったらその、お金を握って、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
タクシーに飛び乗って、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あの、お子さんとこへ駆けつけるぐらいのね?

相談者:
うーん、そうですね。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
でもこんな年になっても別れる方っているんですかね?やっぱ70・・

大迫恵美子:
あ、それはね、年齢は関係ないしね。

相談者:
関係ないですか。

大迫恵美子:
あの、むしろね?

相談者:
うん

大迫恵美子:
その年になって、奥さんのほうから、

相談者:
うん

大迫恵美子:
離婚するっていう、ことは多いんですよ、結構。

相談者:
あ、そうですか。

大迫恵美子:
うん

相談者:
うーん

大迫恵美子:
もちろんわたしも勧めないですよ?別に・・

相談者:
ええ、ええ、(苦笑)

大迫恵美子:
誰にも勧めはしませんけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
やっぱりあの、経済的な問題がありますからね?

相談者:
そうなんですね。はい

大迫恵美子:
「よく考えて」っていうことは言いますけど、

相談者:
はい・・はい

大迫恵美子:
年齢が高くなるとね?人間は誰でも・・堪え性がなくなるっていうかね?

相談者:
ええ

大迫恵美子:
忍耐、力がなくなって来ちゃうんですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、忍耐っていうのやっぱりね、あの、力仕事なんですね。

相談者:
そうですねえ。

大迫恵美子:
だからあの、体力ないとできないんですよ(含み笑い)。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それで、その、年取って来て体力が落ちて来ると忍耐力が落ちて来るので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
若いときよりもカッとなって、言っちゃったみたいなことが両方とも多くなって来ちゃうので、

相談者:
あー、そうですか。

大迫恵美子:
うん、だから仲が悪くなっちゃう、夫婦、って・・

相談者:
はあー・・うん、うん

大迫恵美子:
たくさんいますよ。

相談者:
あー

大迫恵美子:
で、その勢いで、ま、「もういられないから、わたしは出て行きます」って言ってね?

相談者:
あー

大迫恵美子:
奥さんのほうから離婚言う、っての、結構その年代では多いかもしれませんね。

相談者:
あーあー

大迫恵美子:
うん
で、お子さんが・・お母さんの味方したりすることもありますからね(含み笑い)。

相談者:
え・・もう、絶対的にわたしの味方ですね。

大迫恵美子:
ですよね?

相談者:
ええ、はい

大迫恵美子:
そうするとやっぱり、奥さんのほうは、心強いもんだから、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
じゃ、もう、ちょっと、もう、あんな、亭主はいらないっていうことに(苦笑)なっちゃうことは・・

相談者:
ええ、ええ

大迫恵美子:
割とありますよね。

相談者:
あー、そうですか。

大迫恵美子:
うん、もちろん・・ご自分の人生ですから、

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
よくよく考えなきゃいけないですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ただ・・さっきも言ったように、ご主人はやっぱちょっと可哀想な・・状況にあるのでね?(含み笑い)

相談者:
はい、そうですね。

大迫恵美子:
もちろんそれはあなたが・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
引き受けなきゃいけない義務もないし、
我慢できなかったら出るんですけど、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ま、その原因がね?・・可哀想な状態にあるからこんなことするんだと・・

相談者:
あー

大迫恵美子:
いうことをあなたが・・ま、一応思ってるのと思ってないのとでは(含み笑い)・・

相談者:
なるほど。

大迫恵美子:
あなたのほうも、気の持ちようも違うでしょうから。

相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ

大迫恵美子:
今度は逆にあなたのほうの気の持ちようとか、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたのほうの・・考え方で・・ま、多少、生活が良く変わるかなっていう、ぐらいのことですかねえ・・

相談者:
はい、はい、分かりました。はい

(再びパーソナリティ)

「妻に当たるしかない夫の正体。叶うか?ただ穏やかな老後のための2つの選択肢」への9件のフィードバック

  1. よくいる劣等感の強い年配者タイプです
    心理的に動機は「認めて欲しい、評価されたい」
    他者を批判することで劣等感を解消したく
    無意識化の中で
    意識化では怒り感情←暴力、暴言がでる
    これなら相談者も堪らないよね
    依存心も有るから…大変だゎ相談者も依存心
    あったら別れられないんだけど…
    加藤さんの得意分野だからね~心理的観点
    からのアドバイスだけど
    相談者の旦那は褒められ育って無いから
    当然、愛情欲求も無く育って成人したから
    相談者を母親的に無意識化で写って
    いるんだね
    相談者は残り少ない人生だからこそ
    決断して欲しいです

  2. スーパーの買い物は世帯代表者お一人で、という時期にもかかわらず夫婦で来ているのをよく見ます。

    相談にあるようなDV夫が混じっているのかと思うと気持ち悪いです。

    1. 同感です。自粛要請されている最中でも夫婦二人連れは良く見かけました。旦那とおぼしき男性は買い物慣れしていない人が目立つ。積極的に物色するわけでもなく、出入口や通路をウロウロして通せんぼ状態。

  3. 相談者も大変だが、こういう類の人がもし勤務先の上司でだったら、周りはたまらない。それとも勤務先では、案外外面が良く、ものわかりがよいふりを演じているかも知れない。その反動で、家では人間嫌いの利己主義でどうしようもない、依存的敵対関係にある配偶者に変貌するのだろう。

  4. 諦三さんが言ってるように「世の中みんなアホばっかりだねぇ」って夫に同調できるかどうか?
    夫が本気で人のことアホって言うと思ってるんだ、相談者は。
    別に本人に面と向かって言ってる訳じゃなし。。
    このふたりの間に誰も入れないよ、お似合いだ

  5. この相談者さんみたいな人結構いるよね。
    人の悪口とか言わなくて、とってもいい人って。
    でも、こういう人って結構人傷つけているのに気づいていないんだよね。
    加藤先生から「あなた、人を良く解釈するほうですよね?」って聞かれ、すぐに「はい、みんなと仲良くしていきたいので」
    いるんだよね、空気読まずにいい人ぶるの。
    「そんなこと言っちゃダメ、仲良くしないと」
    仲良くするしないは当人が決めることだよ、いい大人がなにごっこやってるのかって思う人の一人だねこの相談者。
    あまり好きじゃない。

    1. 相談者も生きる方法として、みんなと仲良くしてきたのでしょうか。
      でも、実際に家庭内暴力が例え数回でもあったと言うのに、その事に怒りの感情を込めずに話す様子に疑問を感じました。
      しっかり、自分の考えを持ち、それでも他者を受け入れるのと、彼女のように無かったことにしてやり過ごすのでは、同じように見えても違うと思います。
      ??さんの気持ち、分かります。

  6. 大迫先生の大根のくだり、以前もおっしゃってたことがあって、印象的なアドバイスだったので懐かしかったです。
    そのときの相談も夫が横暴で妻が離婚したいという内容で、大迫先生のいつもの一見冷たく感じる冷静な口調の中に、具体的でほんとに親身になって語っているなと感じるアドバイス、途中で今回のような大根の話をした時に大迫先生の暖かさを感じて涙が出そうになった記憶が。

    今回の相談、ご主人に殴られたとき相談者はどういう態度を取ったんだろう。
    子供たちはDVがあることを知っているんだろうか。
    ご主人は殴ったことを謝ったりしたのだろうか。
    でも何回か手をあげているようだから反省してないよね。
    穏やかに過ごしたいと言っているけど、何をのんきに、と思ってしまう。
    一生添い遂げようと思うなら、穏やかに過ごすことは無理なことで、相当な覚悟が必要だよ、そんな苦労しなくてもいいじゃないか。

  7. 少し前に、町内の高齢の夫婦で
    夫が日常的に暴言と暴力で
    奥さんを結果的に殺してしまい、
    逮捕されたと言う事件がありました。

    この事件の場合は、
    夫の『妻に男がいる』という妄想からの
    (環境的にもあり得ない状況なのに)
    DV だったそう。

    相談者さんもそうならないように
    見極めてほしいです。

    批判的な人は
    劣等感の裏返し
    すごく納得しました!

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