「自分を好きになって自信を持ってほしい」不登校の娘に投影する男自身の奥底

(回答者に交代)

田中ウルヴェ京:
よろしくお願いします。

相談者:
よろしくお願いします。

田中ウルヴェ京:
はい
まず、そもそも、本当の、課題解決、は、そりゃ、お嬢さんが、どこかの誰かとホントの、ことを話せる、これがそりゃ大事です。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
それを・・お母さんとやれてるように、見受けられますか?見受けられませんか?まず質問それ、まず。

相談者:
妻とはいろいろ話はしてると思います。

田中ウルヴェ京:
なるほど。
じゃあ、もしかすると、ママには話せてるがパパには話せてない話は、ありそう?

相談者:
基本的に僕う、自身に娘から話はされたことはないです。

田中ウルヴェ京:
なるほど。

相談者:
今までの話は全部妻から聞いてる話なので。

田中ウルヴェ京:
そっか。
じゃあ、お父さんに言えない理由はなんだって、お父さまからは分かりますか?あなたからは。

相談者:
たぶんですね・・

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
食事したあと、テレビを見ながらあ・・

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
家族3人でいたときにい、娘があ・・

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
母親に向かって「おい!」とか「てめえ」とかっていう言葉を使ったことがあるんです。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
そのときに、ま、も、ちょっと僕・・許せなくて。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
そのときはもお、のすごい勢いで怒ったんですね。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
「自分のお母さんに『てめえ』とか『お前』とかっていう子がおるのかあ!!」っていう感じで、怒鳴りつけたことはあります。

田中ウルヴェ京:
んなるほど。
今それは、どういうふうに、振り返られてるんですか?

相談者:
それについてはあ、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
ま、言い方がきつかったのは、ダメだったのかなとは思いますけど・・

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
正しかったとは思ってます。

田中ウルヴェ京:
オッケー
あなたにとってはもちろん、正しかったことだけれども、
あな、たに言われる、言い方ってのは別にもしかしたらどうでもよい可能性はあって、つまりその、きつくても・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
その、お父さんのその言葉の背景が、ちゃんと、あれば・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
実は娘は・・良いんだけど、ゆ、要は何が言いたいかというとですね(含み笑い)、
例えばもし、お嬢さんが、お母さんに対してそういう言動になるのは、なぜだろう?って思ったことありますか?

相談者:
いや、分からなかったですね。考えたことないですね。

田中ウルヴェ京:
ね?そうですね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あの、本来はそりゃ、お嬢さんの問題はお嬢さんが解決しなきゃいけないのであって、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ただ、このケースは、お嬢さんの問題ではなく、あなたが解決できることもあるかなと思うので1つ、申し上げます。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
1つの、可能性としては、あなた自身の、言動でちょっと、気になるのが・・
「普通こうだ」っていう言葉が多いことなんですね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で、見える物は見てるんだけども、
見える物の背景が、人はある・・ですが、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
背景に、思いを馳(は)せるっていうことをやってほしいんです(含み笑い)。

相談者:
あーあ

田中ウルヴェ京:
(苦笑)あの、人間というものは、行動、の中に・・いろんな理由や、感情が、あるわけで。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
例えば・・「あなたなんて大嫌い」・・って言ったとしても、
「大嫌い」の言葉の中に(含み笑い)、ホントに嫌いなときもあれば・・「もっとわたしを構ってよ」があるかもしれないわけですよね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
これ男性も女性も関係なく。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
なので、不登校とか・・の中に、なぜこの行動に、うちの娘は出たんだろうという・・背景・・具体例としては、テニスの・・練習を・・あなたが一緒にやってくださった、お話ありましたよね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で、あなたは良かれと思って、もちろんこれは全然、あのホントに、パパとして、「こうやったほうがいいんじゃないの?」とかっていうと、娘が嫌がりましたよね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
これは、お嬢さんにとってはもしかすると、お父さんはプロセスを見てくれない人だっていう、とても寂しい思いがある可能性はあります。

相談者:
あー

田中ウルヴェ京:
女の子さんも男の子さんも・・パパやママには、本当の自分が分かってもらいたいですね(含み笑い)。

相談者:
・・はい、はい

田中ウルヴェ京:
なのでほんとの自分っていうのは、行動の、後ろにあるわけで。
なので、今日からできることは、お父さんのあなたが・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
本当の僕は何を考えてんだろう?って、まずその、あなたがあなた自身に思いを馳せてほしいんですよね。気にしてほしい。んと、要は・・んと人間というものは・・いろんな、感情や考えがあって行動がでるなあって・・ん?、って、1つ1つ、こ、噛み締めながら行動すると・・簡単に「普通はそうじゃないだろう」、とかって言えなくなれるといいんですよね、フフフ(笑)。

相談者:
うーん

田中ウルヴェ京:
難しいこと言っちゃっててすいません(苦笑)。
例えば具体例としたら・・普通ってなんだろう?って、今日から箇条書きで書いてみるかな?

相談者:
・・僕がですね?

田中ウルヴェ京:
はい、あ、僕が僕が。はい

相談者:
はい、はい、はい

田中ウルヴェ京:
結果的にこれはお嬢さんにとっても、家族にとっても良いこと、なので、ちょっとやってみていただきたいことは・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
先ほど、「夫婦関係はいたって普通です」ともおっしゃったわけなんですが、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなたにとっての、普通ってなんだろう?って書いていくと・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
恐らく書けないはずなんですよ。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
要は(苦笑)、関心がないから。フフ(苦笑)

相談者:
うーん

田中ウルヴェ京:
その、見えることには関心はあるんだけど。
ホントの奥さんの、この裏とか・・この表情の裏とかっていうとこに実は・・とても、大事な大切な、普通じゃないことがたくさん、日常生活にあるわけですが。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
いたって普通って、これとても怖いことで。
普通ってなんだろう?何を普通だと僕が決めててなんでも「普通」って言っちゃうんだろう?・・て書けなかったら書けないで、ずうっと、普通ってなんだろう?って、あの・・要は・・解決できなさそうなことを考えることで、結果的に、解決できますから。

相談者:
・・はい

田中ウルヴェ京:
書いてみるんです。言語として書けば・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
どんどん出て来ます。あなたの本当の、おー、ま、問題が?フフ(苦笑)。

相談者:
うーん

田中ウルヴェ京:
実は、あなたが、抱えていることがあ・・そこから、解決策を見つけることは、このケースには可能なことも、たくさんあるような気はします。

相談者:
あー

田中ウルヴェ京:
うーん(苦笑)、加藤先生お返ししますね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
はあい

(再びパーソナリティ)


「「自分を好きになって自信を持ってほしい」不登校の娘に投影する男自身の奥底」への6件のフィードバック

  1. 発言の端々から、子供を煩わしく思ってるのがひしひしと伝わる
    明るく前向きになってほしいんじゃなくて、自分がほったらかしても問題ない人間になって
    俺を煩わせてくれるなというのが本音でしょ

    1. いいお父さんである必要もないしこの相談者さんは、それどころじゃないんだろうけど、理想を言えば
      娘が「先生のやり方は違うもん」と言ったときに
      「そうかそうか、先生の言いつけは守らんとなー」と、ニコニコしてくれるような度量のあるお父さんであってくれればね、と思う

      1. うんうん、想像しただけで素敵なお父さんです。そういうお父さんなら、こうなってないだろうなぁと、私も思いました。

    2. うるべ、最近の回答はなかなか的を射ていい感じ。やっと回答者らしくなってきたな。
      ただ話し方がなー、
      なんでアドバイスしながら声がクスクス笑うみたいに揺れるんだろう?すごく不快。馬鹿にしてる感じがする。「あなた、私の言葉理解できますぅ~?」って上からな感じ。
      そのくせ「要は」を多用するわりには、全く要約されてないし。
      メンタルトレーナーと言うからには
      相手からどう見えるか、どう思われるかなんてことは
      細部まで神経使ってほしいな

  2. ウルヴェ先生、今回は素敵でした。
    言葉を選びながらも、本質を突いていた気がします。
    辞めなくて良かった(辞めるとは言っていないけど)と思いました。

  3. 私にも娘がおります。長女は社会人です。この相談者家庭のように娘が不登校になったことはないし、彼女とは距離感はありつつも良い親子関係でいると思っているけど、一度だけ怒ったことがあって。それがこのパパさんのシチュエーションにちょっと似ていたんです。遅い反抗期だったのか、長女が19才ぐらいのときにカミさんのことを2、3週間ぐらい無視していたんです。黙って見守っていたんですけど、カミさんの悲しそうな表情を見たら許せなくなってしまって。激高しました。すぐにカミさんに泣いて謝ってくれ、カミさんも泣いて彼女を抱きしめていましたが、苦い思い出です。女の子の父親のほとんどがそうだと思うんですが、年頃の娘と何を話していいのかわからないんですよ。なのでこの相談者さんにものすごくシンパシーを感じました。いつか良好な関係が築けることをお祈りします。

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