（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
はい。あの今・・

相談者：
はい

加藤諦三：
坂井先生にいい、ホントにいいアドバイス伺いましたね？

相談者：
はい。ホント・・

加藤諦三：
ちょっとキツい質問しますけどね？

相談者：
はい（鼻をすする）

加藤諦三：
あなた産まれてから・・

相談者：
はい

加藤諦三：
真剣に生きたっていうこと一度もないんじゃない？

相談者：
いやあ、もういつも・・必死ですけど・・

加藤諦三：
いつもごまかして生きて来たの。

相談者：
そうなんですかね？

加藤諦三：
「そうなんですか」ってそうでしょ？だから最初っから・・

相談者：
うん

加藤諦三：
笑ってみたり泣いてみたりするんですよ。

相談者：
・・うーん

加藤諦三：
笑ってごまかしちゃうの。

相談者：
はい

加藤諦三：
それで、話が核心の部分に入ると違った話に持ってっちゃうの。

相談者：
うーん

加藤諦三：
今日はホントにいい機会で・・

相談者：
うん

加藤諦三：
これから真剣に・・

相談者：
うん

加藤諦三：
生きましょう。

相談者：
そうですね。

加藤諦三：
全部、ごまかさないで。

相談者：
うん、そうですね。

加藤諦三：
うん

相談者：
（鼻をすする）

加藤諦三：
困ったことなんか＆#を・・

相談者：
（鼻をすする）うん

加藤諦三：
泣くのはいいけど笑わない！！

相談者：
いや泣いてばかりいるとホントに・・死にそうなんですよ。＆#（鼻をすする）

加藤諦三：
だからなんで死にそうなんですか？

相談者：
（息を吸う）はい

加藤諦三：
産まれてから一度でも真剣に生きてれば・・

相談者：
（鼻をすする）

加藤諦三：
今「死にそう」なんていう気持ちにはなりません。

相談者：
（泣）はあ、そうですね。

加藤諦三：
よく分かった！！

相談者：
はい（鼻をすする）

加藤諦三：
これはね？今日もう坂井先生とも話（はなし）してね？

相談者：
はい（泣）

加藤諦三：
ホントに良かったです。

相談者：
（泣）ほんとですよ。はい

加藤諦三：
ホントに真剣に、生きないで、ごまかしてごまかして生きて来た結果が今・・

相談者：
（泣）

加藤諦三：
死にたいという気持ちになっている。

相談者：
はい（鼻をすする）

加藤諦三：
で、これから、

相談者：
はい

加藤諦三：
核心の部分に入る。

相談者：
はい（鼻をすする）

加藤諦三：
当然離婚！

相談者：
はい

加藤諦三：
それ以外にはないです。

相談者：
はい

加藤諦三：
だから今日は・・

相談者：
はい

加藤諦三：
思いっきり泣いてください。

相談者：
分かりました（泣）。

加藤諦三：
それで・・

相談者：
はい、はい

加藤諦三：
生まれ変わってください。

相談者：
はい、そうですね・・

加藤諦三：
これは・・

相談者：
うん

加藤諦三：
離婚するかしないかっていうことと、当時に、

相談者：
はい・・はい

加藤諦三：
あなたが、生まれ変わるか？生まれ変わらないか？ってことなんです。

相談者：
うーん・・はい・・そうですね（鼻をすする）うん・・確かに・・

加藤諦三：
これは・・

相談者：
うん

加藤諦三：
あなたの離婚問題じゃないですよ？

相談者：
はい

加藤諦三：
今までの５７年間の・・

相談者：
はい

加藤諦三：
いい加減な生き方のツケが・・

相談者：
はあ

加藤諦三：
今の・・死にたいという気持ちです。

相談者：
（鼻をすする）うんうん・・そうなんですね。

加藤諦三：
うん

相談者：
はい・・うん

加藤諦三：
すごい！「そうなんですね」ってあげた・・これだけで、明日からあなたの人生、ガラリと変わります。

相談者：
（しゃくりあげて）はい

加藤諦三：
だから・・今日は・・

相談者：
うん

加藤諦三：
泣くだけ泣いて、生まれ変わりましょう。

相談者：
うん・・分かりました。

加藤諦三：
はいどうも失礼します。

相談者：
はい。ありがとうございました。

加藤諦三：
悩みは昨日の出来事ではない。何十年間の生き方の結果です。