テレフォン人生相談 2021年9月29日 水曜日
~スマホを落としただけなのに~
のもじり。
そう言いたくなるようなわずか3ヶ月の激変。
「名前も名乗らずにベラベラ、ベラベラ」
自ら名乗らなかったのか?、訊いても言わないのか?
前者なら単なる礼儀知らず。
確認しない妙憂に文句言おうと思ったけど、話を聞くうちにどうでも良くなった。
怪しすぎる。
たとえば菓子折り持ってネクタイを締めた男を追い返したりはしまい。
でもなぜに警察が顔を突っ込むのかがさっぱり。
だって民事介入もいいとこ。
ま、そうすべきことがあったと考えるのが普通。
先に相談者が捜索願を出してたんじゃなくて?
退職届まで男に出されちゃ拉致の可能性すらある。
手紙を書きなさいだの、居場所を訪ねたら、駆け落ちするしかなかったと言われてしまった警察の振る舞いとして合点がいく。
だからって、3ヶ月で出会って同棲して入籍までいきつく電光石火。
先天性の知的障害者には、ひと目でそれと分かる外見の人と、そうでない人がいる。
家に上げることさえしなかったわけは、健常者が一目惚れするような恋愛なんてあるわけがないという親だからこその悲しい確信があるからなの。
利用しようとしている以外には考えられない。
今さらだが、二十歳になったときに母親が保佐人に就いておけばなんとかなったのにと悔やまれる。
こうなってからでは成年後見人制度は無力。
成年後見人等(後見人、保佐人、補助人の総称)のうち、後見人以外の保佐人、補助人では、後見を開始するか否か、あるいは誰を就けるかで最大限に尊重されるのが本人の意向だからだ。
成年後見人制度は、契約行為や私有財産の処分に関する権利に制限を加える人権侵害にもなりかねない制度。
話の理解と意思の表明が可能な限りにおいて、無駄遣いも、男に騙されるのも本人の権利であるというのが裁判所の立ち位置だ。
かわいそうだが長女と同じ轍を踏む。
相談者: 女58歳 夫59歳 長男34歳 次男33歳 長女31歳 三男26歳 次女21歳 長女と長女の子ども3人との6人暮らし