弱ったときに求めるのは自分から遠ざけた母。今の貴方は若かりし頃のお母さん

(回答者に交代)

塩谷崇之:
どういうときにお母さんに叱られたんですか?

相談者:
なんかふとした、きっかけでえ、こ、スイッチが入って、バーと怒ったりするっていう、お母さんの機嫌?

塩谷崇之:
あー

相談者:
んでえ、ま、変わるって、言うったほうがいいんですかね。
ほんとに、ちょっとした、こととかで、口答えとかすると、

塩谷崇之:
うん

相談者:
カッと火がついちゃって、も、手がつけられなくなるっていう・・

塩谷崇之:
口答えをしたというのは、でも何か注意をされ、て、それに対してあなたが口答えをしたということじゃないんですか?

相談者:
そうですね、「なんでこういうことしたん」で、言われて、
こう「こうだよ」って言うと・・バーっと怒る、ていうのか・・

塩谷崇之:
あと食事を、くれなかったりっていう話がありましたけども、それはどういうときですか?

相談者:
僕が、あや、謝ったらいいんですけど、結構親の感情でバーっと言われるう、ときに・・わたしも、ま、ちょっと自分が拗ねてしまって?
なんで僕、そんなに、自分では、こ、悪いこと?、してないのに、んそういったときに、ま、ちょっと拗ねたりしたときに・・

塩谷崇之:
うん

相談者:
親もそれに対して無視?

塩谷崇之:
うーん

相談者:
も、口も利かないし、もうなんかいない者として扱って・・も、目も合わさないしもう、そのときはご飯も、出さないっていう・・
で、それに対して、謝ったら・・ご飯をくれるっていうような形だったんですよ。

塩谷崇之:
躾が厳しかったとかあ・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
そういうことではないんですかね?

相談者:
・・そうですね。なんか親の、こう、「わたしの言うことを」、

塩谷崇之:
うん

相談者:
こ、「聞きなさい」っていう・・

塩谷崇之:
あー

相談者:
「あなたが悪いって言うんだから、あなたは謝りなさい」。

塩谷崇之:
うん

相談者:
で、それに対して、僕が、こう、謝らない、と、「なんで謝らない」・・「もう」、あの「知らない」という形で、無視されるっていう、はい

塩谷崇之:
でも「謝りなさい」って言うからには何か・・あ、謝らなければいけないようなことお・・を・・ま、少なくともお母さんから見れば・・そういうことがあったということなんんん、じゃないんですかね?

相談者:
あーそう、かもしれないですね・・

塩谷崇之:
うーん

相談者:
その当時は。

塩谷崇之:
でもその当時は、理解、できなくて、まあ、すごい理不尽だと思ってたわけですね?

相談者:
そう、そうですね。はい

塩谷崇之:
うん
え、お母さんはその、割と、こ、じゃ、感情の起伏の激しい方だったんですかね?

相談者:
・・あ、そうですね。はい

塩谷崇之:
家では結構イライラしてたり。ふん

相談者:
落ち込んでたりとか、ま、イライラしてたりっていうのは、

塩谷崇之:
はあー

相談者:
あったと思います。

塩谷崇之:
その当時ね?小学生であったあなたから見て、

相談者:
はい

塩谷崇之:
お母さんは何にイライラしてたのか?、何に落ち込んでいたのか?とかっていうことは・・分かります?

相談者:
僕から見たら、あの、祖父に当たるんですけれども、

塩谷崇之:
うん

相談者:
祖父とも、うまく関係がいってなくて、

塩谷崇之:
祖父っていうのはお母さんの・・

相談者:
あ、お父さん。え僕が小学校お、の、真ん中ぐらいのときに、お母さんと・・お祖父ちゃんが喧嘩をして、

塩谷崇之:
うん

相談者:
絶交みたいな形い、になって、

塩谷崇之:
うん

相談者:
それ以来一切連絡は・・母親も取ってないっていう・・

塩谷崇之:
あーあー

相談者:
はい。ていうのがあったんで、まあそういったのも、たぶん関係はしてるん、じゃないかなとは・・

塩谷崇之:
うーん

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、お母さんがね?、まあ・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
あ、お父さん、あー、お、お母さんが・・から見ると旦那さんと・・もう別れて、

相談者:
はい

塩谷崇之:
自分の親御さんとも、そういう形でちょっと断絶するようになってしまって、

相談者:
はい

塩谷崇之:
割と孤独だったっていうことですかね?

相談者:
・・

塩谷崇之:
お母さんその当時は、仕事をしておられたの?

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
じゃ働きながら・・女手一つで、あなたを育てて来たということですか?

相談者:
そうですね。はい

塩谷崇之:
あー、仕事とかはうまく行ってんでしょうかね?

相談者:
結構仕事場も変え、何回か変えてたりとか・・

塩谷崇之:
あうーん

相談者:
ていうのがあるのでえ、まあ、うまく行ってたかどうか?・・ていうとお・・

塩谷崇之:
うーん

相談者:
恐らく、あんまり行ってなかったんだろうなていうのは、

塩谷崇之:
うん

相談者:
ま、振り返ってみると思いますね。

塩谷崇之:
そうすると、ま、お母さんは、自分の、ま、夫とも・・別れることになり、

相談者:
はい

塩谷崇之:
親御さんともうまく行かなくて、

相談者:
はい

塩谷崇之:
仕事も、おー、必ずしも順調じゃなくてえ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、いろんな意味で、イライラ・・してた、にも関わらず、

相談者:
と思います

塩谷崇之:
世間体?

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、外面っていうんでしょうかね?は、いいもんだから・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
そのストレスが余計に、いー、家ん中に向いてたっていうそんな感じなんでしょうかね?

相談者:
・・そうだと思います、はい

塩谷崇之:
ふうん
で、そういうお母さんがね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
あなたが中学生になってからは・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
え、そういうことがなくなったというふうに、先ほどおっしゃってましたよね?
それは、何かきっかけがあったんですか?

相談者:
自分のことで言ったらあ、もう、その、小学校のときは、ま、その、ま、理不尽に自分が思って怒られたときは、ま、親とぶつかってたんですけれども、

塩谷崇之:
うん

相談者:
ま、そういうのはやめて、もう、母親、の、こう、言う通り?・・

塩谷崇之:
うん

相談者:
に、こう、自分・・で過ごすようになったので、
あんまりそういうのをしなくなってから・・は・・自分に対してこう、怒られるっていうのが・・減ったかな?っていうの、は・・お、思いますね。

塩谷崇之:
多少、なんか納得行かなくても・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、うまく、受け流すようになったっていう感じなんでしょうかね?

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
その頃は、割とじゃ・・その、お母さんとの関係は、良好だったっていうことなんですかね?

相談者:
表面的にはそうですね。

塩谷崇之:
そうするとね?、中学生高校生の頃のね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
お母さんとの関係っていうのは・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
そんなに・・緊張感のある関係では、なかったわけじゃないですか。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、それなりのコミュニケーション取れてたわけですよね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
それにも関わらず、その大学生になって・・一人暮らしをして社会人になって・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
今ね?・・その、どうコミュニケーションを取っていいか分からないっていうふうに悩んでるのは・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
それは、どうしてなんでしょうかね?

相談者:
働きい、出して・・

塩谷崇之:
うん

相談者:
最初に入った会社で、

塩谷崇之:
うん

相談者:
ちょっと人間関係え、えー、で、ちょっといざこざがありまして、
一番大きなのは、当時付き合ってた彼女と、まあ、別れた・・ていうのが大きいんですけれども、

塩谷崇之:
あー

相談者:
ま、それと仕事を辞めたタイミングっていうのが、ちょっと被ってですね、
軽い鬱、みたいな形になってもう3ヶ月、ぐらいもう・・家から出られない、みたいな状態になって、

塩谷崇之:
あー

相談者:
まさか自分が倒れるとは、そのときまで夢にも思ってなかったので、

塩谷崇之:
・・うん

相談者:
なんで、倒れてしまったんだろう?って・・思って・・
その、ま、自分の気持ち言わないで、隠して生きて来て・・なぁ、それが、隠しきれなくなったときに、こう、ま、爆発して、倒れちゃったん・・じゃないかなというふうに思って・・

塩谷崇之:
ふうん。今「倒れちゃった」っていうふにおっしゃったけども・・

相談者:
ま、寝れなくなったりとか。

塩谷崇之:
あーあ

相談者:
ま、ご飯食べれなくなったりとかっていうのが、

塩谷崇之:
うん

相談者:
あって、

塩谷崇之:
うん

相談者:
で、もう、次の仕事、にも、もうそんな状態なんで就けなくて、病院にも通いながらっていうのをちょっと生活、をしてたんですよ。

塩谷崇之:
それ自体は、別にその、お母さんとのいざこざでもなんでもないわけですよね?

相談者:
そ、そこに関してはそうですね。

塩谷崇之:
あー・・そういう、ストレスを感じて、えー、ま、体調崩してしまって、

相談者:
はい

塩谷崇之:
そこのなんかこう原因に、まあ、親との関係?、が・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
どうもあるんじゃないか?というふうに自分なりに思ってる中で・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
お母さんと、また、その連絡を、取るのが・・ちょっと怖いというか不安があるということ?

相談者:
もう、僕からは一切連絡してないし、向こうもほとんどないんですけれども、

塩谷崇之:
うん

相談者:
えっと1年、ぐらい前に・・

塩谷崇之:
うん

相談者:
あの、ちょっと電話が、朝の6時ぐらいに掛かって来て、僕もそのときパニックになって、も、電話は出られな、かったんですけれども、

塩谷崇之:
うん

相談者:
メールで・・「どうしたの?」って、返したんですけれども、

塩谷崇之:
うん

相談者:
2日ぐらいしたらあ・・こうメールで、僕が、あの、実家から持って来てた、その書類を、返してくれっていう?、事務的な内容だったんですけれども。

塩谷崇之:
うん

相談者:
朝の6時とか・・に、いきなり電話掛けて来て、それだけだったっていうのがちょっと・・まったく、その、母親の考えてることが、分からなく・・

塩谷崇之:
うん

相談者:
なってしまって、

塩谷崇之:
うーん

相談者:
電話には出られなかったんですけど、まあ、急ぎ、とかなんか・・急なことあったのかな?と思って連絡し、て、したら、もう2日ぐらい、丸々返って来なかったりしたんで・・
と母親のほうにはもう・・「ほんとの急用以外のときは、連絡して来ないで」っていうふうに。言っちゃったんですよ。はい

塩谷崇之:
あなたが一番精神的に参ってるときに・・ま、あなたから見ると、

相談者:
はい

塩谷崇之:
無神経な対応されたと。
ん、もう、連絡取ってやるもんかと・・

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
いうふうに思ったということね?

相談者:
はいそのときは。

塩谷崇之:
うーん

相談者:
はい

塩谷崇之:
うーん
ま、あなた今26歳でしょう?

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、小学生、あなたが小学生の頃の、お母さんとの、まあ関係ていうのが・・その頃のお母さんの年齢って、今のあなたの年齢と大して変わんないんだよね。

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
そのときの、お母さんとあなたの関係っていうのと・・今のあなたのように・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
いろいろ悩みを抱えている大人・・なわけだよね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
今のなんかあなたの環境と同じような・・もんなんじゃないの?

相談者:
そうですね、近い、と思いますね。

塩谷崇之:
ええ

相談者:
はい

塩谷崇之:
そういう中で・・ね?お母さんの、そういうちょっと無頓着な?・・無神経な対応に腹立ったっていうのは・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
お母さんが、当時子供だったあなたのね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
ちょっとした口答えに腹を立てて、

相談者:
はい

塩谷崇之:
「もうこんな子知らない」っていうふうに・・思った感情と・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
なんかおんなじようなもんなんじゃないのかな?

相談者:
あー

塩谷崇之:
自分がね?、いろいろ、え、困難の中でね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
え、行き詰まってるときに・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
誰かが無神経な対応されると・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
・・無性に腹が立つってことはあるでしょう?

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、たぶん、お母さんもそんなような状態だったんだと思うんだよね。

相談者:
あーあ、そうかもしれないですね、はい

塩谷崇之:
それがいいことか?、いいことではないですよ?
それで腹を立ててね?、え、手を上げたりするのは良くないことだけども、お母さんもたぶん・・そんな、状態だったのかもしれないよね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
どうしてもね、自分に余裕がないときっていうのは・・ちょっとしたことでね・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
腹を立てたりする、ものなんで。
それはいいか悪いかは別として、そういうものが、あるし、あなた自身にもたぶんそういうところはあると思うし。

相談者:
あー

塩谷崇之:
きっとお母さんも・・当時いろいろな苦労をしてたんだと思うんだよね。
でもそういう目でね?・・もう1回お母さんの、当時のお母さんのことを考えてみて、
ざっくばらんに・・「あのときお母さん・・どうだったの?」っていうような話をね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
今の26歳のあなた、からであれば、お母さんに聞ける◆#$じゃないのかな?
今度は大人同士でね?・・ある意味、そういう・・なんていうのかな?大人の世界の、悩みとか苦悩とかそういうのも・・

相談者:
あー

塩谷崇之:
多少は分かっている者同士で・・話をしてみても・・いいのかもしれないなっていうふうに、思いました。

相談者:
あ・・分かりました。はい

(再びパーソナリティ)


「弱ったときに求めるのは自分から遠ざけた母。今の貴方は若かりし頃のお母さん」への7件のフィードバック

  1. 大学まで行かせて貰ったんだから、もっと感謝しなさい。
    そして・・・もっと強く生きなさい。全てに甘えすぎ!

  2. 自ら立ちきった親の存在を疎ましく思い、後悔する。欲しいのは親の愛でなく、自分の面倒見てくれるサンドバッグ。相談者の現況は、かつて祖父も母も辿った因果。後ろめたさを抱えつつ、拳振る先を求める。鬱は拳を振り下ろす先が無いため。
    一人で生きるなら覚悟を持って身の回りのことも自分の頭と手と足を使う。親を頼るなら頭を下げる。
    この相談者はどちらを選ぶか?どちらでと無い気がする。

  3. そんなに批判されるべき相談者でもないと思いますが…
    収まったとは言え虐待は虐待だし、鬱病で弱ってる状態でしょう。
    母にもまた苦労があったという側面に目を向けるという点も間違ってないと思いますが
    それだけじゃ相談者の救いにはならないと思います

  4. 相談者さんは、何も悪くないです!!
    子供の頃、親から愛をもらいたいと思うのは当然だし、それがもらえなかったから、今、苦しんでいるのだと思います。
    昔、相談者さんの母親も余裕がなかったのだと思いますが、虐待のような事もしています。謝らないとご飯を与えないとか、大人になってからは、朝6時に電話があり書類を送れとか…(緊急の時以外、電話しなでと言いたくなるの当然) ひどいよ。
    母親でも薄情な人はいるから、相談者さんはお気の毒です。
    カウンセリングなど受けて、自分のインナーチャイルドを癒したりして、良くなられるといいですね。

  5. 虐待と鬱というワードが並んだ時点で

    「あなたは悪くない!!」

    魔人が必ず出ばってくるのを見てわかった気がする。
    イネイブラーって結構いるんだなってことが。
    その人達も誰かを助ける(実際は悪化させる)ことが自分の存在証明。
    だから自称うつや発達障害が「それ、誰にもあることじゃない?」と突っ込まれた時同様、激しく非難しだす。
    「正義と愛を叫ぶ人は自己不在の恐喝者」

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