自称コミュ障が手に入れた充実家庭。毒母の記憶はこうして書き換えよ

(回答者に交代)

三石由起子:
はい、こんにちは

相談者:
こんにちは、よろしくお願いいたします。

三石由起子:
あはい

相談者:

三石由起子:
あの、わたしがアドバイスをするとすればですよ?

相談者:
はい

三石由起子:
この苦しさが、どこから来ているのか?というのを、

相談者:
はい

三石由起子:
あなたが解こうとしてるっていうのはあたしそれ無駄だと思うんですよね。

相談者:
・・あっ・・そうですか。

三石由起子:
うん。な、なぜかって言ったら・・

相談者:
はい

三石由起子:
ママは、自殺してるわけですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
これってえ・・塗り替えられないよね?この事実は。

相談者:
ええ

三石由起子:
うん
だから、ここに原因があるって例えば分かったところで・・

相談者:
はい

三石由起子:
過去って変えようがないじゃないですか。

相談者:
ええ、ええ

三石由起子:
だから、あたしはそれをね、解こう、解こうとして過去にい・・戻・・戻るっていうか、あなたが一生懸命真面目にやるっていうのは・・無駄だと思うんですね。

相談者:
・・なるほど。

三石由起子:
うん
それで・・あの、ママが亡くなったときに・・激しいに、怒りを憎しみを覚えたって、これあたしあったり前だと思うんですよ。

相談者:
うーん

三石由起子:
その感情っていうのは。

相談者:
うん

三石由起子:
あたしなんか想像するだけだけど・・

相談者:
うーん

三石由起子:
そりゃ当然だろうと思うんですね。

相談者:
はい

三石由起子:
それで、こう、うちは、ほかのうちと違うんじゃないか?ってそれもその通りだと思うんです。

相談者:
はい

三石由起子:
あたしそこまで合ってると思いますよ。

相談者:
・・

三石由起子:
結局ねえ?、えっと、あたしが言いたいのはね?

相談者:
はい

三石由起子:
死んじゃった人がいるわけですよね。あなたにはね?

相談者:
はい

三石由起子:
その死んじゃった人の記憶っていうのは・・過去の事実は変わらない限りは・・

相談者:
はい

三石由起子:
あのね、記憶を塗り替えてやったほうがいいと思うの。
・・んま、事実は変わんないにしてもね?

相談者:
ええ

三石由起子:
「あの母親は暴力を振るった」じゃなくてね?

相談者:
・・はい

三石由起子:
「あの母親は、自分のことは、自分の分身くらいに思ってただろう」と。

相談者:
あーあ

三石由起子:
うん。そういうことだったんだなあっていう記憶の塗り替えを・・塗り替えじゃないかもしれないよ、ほんとかもしれない。

相談者:
・・

三石由起子:
ていうことをね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたはねえ、あの、思ってやらないと、結局ね、その、亡くなった母親の人格も・・ひいては、そのあなた自身の人格も・・

相談者:
はい

三石由起子:
評価できなくなっちゃうと思うんだよ。

相談者:
そうなんだと思います。

三石由起子:
うん。だからあ、過去の事実は変わらないにしても、

相談者:
はい

三石由起子:
あなたが今まで言ったことは全部憶測なんですよ。

相談者:
・・

三石由起子:
あの、事実は変わらないにしてもね。

相談者:
はい

三石由起子:
弟にはこうだった、のに、わたしにはこうだったって。
だからね?、娘には油断があったんだろうとかね?

相談者:
はい

三石由起子:
そういう、ふう、に・・考えられないかなあ?、あたしはそれ、あの、嘘じゃないと思うんだよね。

相談者:
・・

三石由起子:
母親と娘って胸に手を当ててよく考えてごらん?

相談者:
はい

三石由起子:
そんなことあったじゃない?
それともう1つはね、あなたね?

相談者:
はい

三石由起子:
自分の人格のことおっしゃるけれども、

相談者:
はい

三石由起子:
人間関係がうまく結べないなんて、そんなの誤解ですよ。
結婚してえ・・

相談者:
はい

三石由起子:
続いてるわけですよ。

相談者:
あ、はい

三石由起子:
ね?しかも・・えーと&#、いまだに好きでさ。

相談者:
あ、そういうことですね。

三石由起子:
うん、これはね?

相談者:
あ(ため息)

三石由起子:
人間関係がうまく結べないっていう話じゃないし。

相談者:
あはい、なるほど。

三石由起子:
長く持たないって話じゃないの。

相談者:
ええ、ええ、ええ

三石由起子:
で、もう1つね?

相談者:
はい

三石由起子:
「友人はいない」って言ったけど、

相談者:
はい

三石由起子:
あたしあなたの話を聞いててね?

相談者:
ええ

三石由起子:
友達が欲しくて欲しくてしょうがないのにどうしても友人ができないじゃないんだよ。
今ね?、結果として気づいたら友人がいないっていうだけでね?
それってね?(苦笑)、友人欲しくないんですよ!

相談者:
それはおっしゃる通りかもしれないです。はい

三石由起子:
そうでしょう?あたしがそうだもん。あたしがそうだもん。

相談者:
そう、思います。

三石由起子:
あたし、友達欲しいと思ったことないしさ。

相談者:
ええ

三石由起子:
うん。友達って何するの?ってあの、一緒に買い物に行ったり、一緒に、ランチ・・食べたりとか。

相談者:
はい

三石由起子:
う、別にそんなうるさいもん。

相談者:
煩わしいですね。

三石由起子:
そうでしょう?、そうでしょう?

相談者:
はい

三石由起子:
だから、あなたはね、なんかいっぱい誤解してるのよ。
「友人はいない」っていうのは・・

相談者:
うん

三石由起子:
友人がいないことに不自由してないっていうあなた、の・・確固たる人生があって、

相談者:
はい

三石由起子:
結果として友人がいないだけで。

相談者:
・・はい

三石由起子:
人が友人がいるからあんたもいなきゃいけないってことはないのよ。

相談者:
あ、そういうふうに・・

三石由起子:
そう

相談者:
思ったことがなかったです。

三石由起子:
いや、思ってください。

相談者:
はい

三石由起子:
だからあなたが今までして来たことっていうのはあ、

相談者:
はい

三石由起子:
悪い原因がなんだろう?、なんだろう?、なんだろう?って、悪いことばっかりさ、あれじゃないか?、これじゃないか?って、これは解決にならないんですよ。

相談者:
あーあ

三石由起子:
だから・・

相談者:
うん

三石由起子:
えー、お母さん・・こんなときに優しかったとか、こんなことしてくれたとか。
そういえばあたしにだけこんなことがあったとか。
これって、意図的に思い出さないと・・

相談者:
はい

三石由起子:
思い出せないのよ。

相談者:
はい

三石由起子:
もうしてもいいと思う、あたしは。

相談者:
・・はい

三石由起子:
そうして、その・・一度は切り捨てたね?・・亡くなった方の、人格だよね?

相談者:
はい

三石由起子:
それを、再評価しないと・・

相談者:
はい

三石由起子:
あなたは、自分の人格、も評価できないのよ。

相談者:
んはい

三石由起子:
今からもう1回その思い出をくり直してみなさいよお。

相談者:
・・そうします。

三石由起子:
必ず・・うん
必ずこの死者の、記憶っていうのがね?
ああ、こうだったのか、あたし理解してあげれば良かったとかさ。

相談者:
はい

三石由起子:
あ、こうだったかもしれないなあとか。

相談者:
うん

三石由起子:
これもう、ほんとに再評価できると思うんですよ。
今だからね?

相談者:
はい

三石由起子:
23ではできなかったことができると思います。

相談者:
はい

三石由起子:
そうしたら・・あなたの人格・・

相談者:
・・うん

三石由起子:
あなたは自分で自分を大事にできると思う。
もっともっと。

相談者:
はい

三石由起子:
だ、今から楽しいことがいっぱいじゃない?、こんな長男も長女も結婚して独立してねえ?

相談者:
はい。&#△%

三石由起子:
うん。今から面白いことがたくさんあるんだから。

相談者:
はあい

三石由起子:
あなたがあ、し、できることは、とにかく、母親の思い出のいいところを・・意図的に・・

相談者:
はい

三石由起子:
頑張って思い出そうよ。

相談者:
頑張って思い出してみます。

三石由起子:
頑張って思い出したら記憶はすっかり塗り変わりますよ。

相談者:
はい

三石由起子:
そしたらあなたの心は楽になると思う。

相談者:
・・はい

三石由起子:
うん・・こ・・

相談者:
・・先生ありがとうございました、ほんとに。

三石由起子:
いや、とんでもないです。

(再びパーソナリティ)


「自称コミュ障が手に入れた充実家庭。毒母の記憶はこうして書き換えよ」への14件のフィードバック

  1. 友達できなかったと言いながら、彼氏はできて結婚までしたじゃん!男と一緒にいるのは苦痛じゃなかったのかw

      1. 努力家なんですね。自分の家庭を築き頑張ってこられた感じがします。

  2. 三石先生「がんばって〜」←いつものごあいさつ
    今井先生「がんばらなくていいよ(たしなめるように。苦笑)」

    、、、笑えた‼️

  3. この手の相談で友達が一人もいない人に限って
    旦那も子供もいる不思議。
    私もあまり友達付き合いしないけど
    友達と何をするのか想像してみるに
    ランチバイキングに行ったり~…くらいしか思い当たらない。
    経済環境も違うから話題にも気を使わないといけないし。
    三石先生も同じで安心しました。

  4. 自称コミュ障の割に旦那はいるじゃんか、という感想はいわゆる「理解のある彼くん」問題ですね
    生育歴や疾病から生きづらさを抱えた女性にその全てを受け止めてくれる、理解のある彼氏が現れる展開は珍しくない。
    興醒めしてつっこみたくなったり嫉妬したりする気持ちも分かりますが、彼女たちなりの生存戦略ですし、救いはある方がいいよなとも思います

  5. 今井さんと三石さん、加藤さんと愛さんか大原さんという組み合わせが多い印象を受けますが、これが一番馬が合うということなのでしょうねえ。
    とはいえ、お母さんの自殺、大変ショックだったと思います。もちろん、お父さんの病死もショックだったはずですが。あとは悔いのない余生を!

  6. 母親が自殺、これ以上ショッキングな事はないと思う。
    お辛かった事と思う。成人してたから
    なんとか良かったかも。
    それとは別に、いわゆる男性受けの人?、性格だから同性に嫌われていた
    人?って誤解されるから、母親の
    自死の事は母親を許してやって、
    経済的にも家族にも恵まれている
    ようだし、お幸せに!
    色々なサークルへ顔だしていれば
    一人位同性の友人が出来るかもよ!

  7. ご相談者さんは、母親の死によって、憎しみを自覚でき、そこから人生を切り開けたと思う。一度切離れなければ乗り越えられない。
    母親の育ってきた過程にも思いを巡らせてみては?おそらく辛い過程があったかもしれません。そして今の幸せも、幼い頃も意味があったと思えたらいいです。
    私も生きててこの事があったから今があると思えるようになれたから。

  8. この相談者の気持ちわかるような気がするし、三石先生の言うこともよくわかる!
    憎み切ったらその次は相手の長所や、気持ち、立場を理解してあげることが自分が成長することの証になるんです。

  9. この自殺したお母さんは娘をライバルだと思っていたな。愛で包む保護する母が理想だけどライバル意識持つ娘を同性嫌悪する母も多い。

    相談者は信田さよ子の本でも読んでみたら。

  10. テレフォン人生相談2021年8月27日回分
    の終わり方が印象的だったけど、どうもそれ以降
    やたら「ありがとうございました💛」とくどくなる相談者が
    多くなった。
    同じような感じを再現したいんだろうか?
    悩んでる人っていうのは色々と飢えている。足りないから飢える、と
    いうより身近にあるものを大事にしていない、気づいてない
    から飢える印象。

  11. こういう女性、けっこういますよ。
    不登校でも、成人すると彼氏が出来て結婚する人。今はオンラインでも出会えますしね。男性が引きこもりだと結婚したいと思う女性は少ないですが、男性は女性に対して気にしない人も多いのか、女性の引きこもりはわりと寄生先を見つけるのが上手いというか。
    こういう女性は、結婚までは上手く出来ても、育児やママ友関係になるとつまずく人多いみたいですね。

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