憐れ8歳女児のサバイバル。ネグレクト気味のシンママが身内を遠ざけ子連れ同棲

(回答者に交代)

坂井眞:
これはなかなか難しい問題だなあ思ってお聞きしてたんですが。
端的に何が難しいか?っていうと、何か、この問題を・・上手くう・・持って行こうと思って、お姉さんであるあなたが妹さんに言ってしまうと・・かえって、少なくとも、短期的には、なんか関係がおかしくなっちゃったりとか、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、その8歳の姪っ子さんに、ハレーションが行っちゃうと。

相談者:
はい

坂井眞:
いうことが、想像できるから、すごく難しいんですよね。

相談者:
そうですね。はい

坂井眞:
だからあ、それを・・考えると、1つの方法は、あまり表でそういう・・なんとかしようって動くんじゃなくて、これまでやって来たように、影でというと言葉ちょっと、お、語弊があるけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
支えるっていうのかな?姪っ子さんを。
で、そういう、やり方が1つ。
でもそうは言っても、彼女、姪っ子さんがね?

相談者:
はい

坂井眞:
ほんとにもうどうしようも、く、辛、なく、辛い状況だったら、それではもう、ちょっと、ダメだと。そういうことですよね?
これ簡単じゃないんだけど、制度としては、根本的に変える方法が、なくはない。
で、ただそれは実現できるかどうかはまた別なんですよね。

相談者:
はい

坂井眞:
つまり・・ほんとに例えば、親が子供を、所謂ドメスティック・バイオレンス、暴力振るったりとか。

相談者:
ええ

坂井眞:
時々、酷い事件がね?、刑事事件になるような話があるけども、
そういうときは、

相談者:
ええ

坂井眞:
もう直ちに介入して、

相談者:
はい

坂井眞:
「あなたはもう親の資格がないよ」っていう・・対応しなきゃいけないじゃないですか。

相談者:
ええ

坂井眞:
それは、親権、喪失、の申し立てとかね?

相談者:
はい

坂井眞:
それから、あー、親権停止、の、申し立てっていう制度が・・あ、ま、民法なんですけどあるんです。
で、ただそれは、誰かが言えばすぐそうなるわけではなくて、ま、結構厳しい、え、事実がないといけないんですよね。

相談者:
あとやっぱり、今、本人が言えないんですよね。

坂井眞:
いやいや、それはあなたが言えるの。
申立人の中に、親族っていうのも入ってんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
で、あなたお姉さんだから間違いなく親族ですよね?

相談者:
はい

坂井眞:
だから申し立ての資格はあるんだけれども、
虐待やまたは悪意の域がある、なあんていうことが、ないといけないから。

相談者:
あー

坂井眞:
今の話は虐待とまでは言えないかもしれないすよね。
で、それ今、そう、あ、喪失のほうね。で、停止のほうは・・あー、親権の行使が不適当であることにより、この利益を害するときっていうふうな規定があるんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
で、それにあたらないと停止もできない。
で、停止しちゃうと、い、これ離婚されてるから親権者は妹さん、お母さん1人でしょう?

相談者:
はい

坂井眞:
で、そうすると親権者いなくなっちゃうから、未成年の後見人っての選ばなきゃいけなくなるんです。
で、ま、後見人候補者として、えー、お姉さん、である、ま、伯母さんであるっていうかな?こど、子供から見ると。

相談者:
はい

坂井眞:
あなたがなってもいいわけだけど。ま、そういう手続きでね?・・え、道がゼロではないんだけど、

相談者:
はい

坂井眞:
ま、そんなことを始めちゃうと、一旦、あなたと妹さんは、関係当然悪くなりますよね?

相談者:
うん、ま、仲悪くなりますよね。うーん、&#・・

坂井眞:
「あんたは親失格だ」って、あなたが申し立てて、うん

相談者:
そういうのはだから避けたいです。

坂井眞:
言うわけだから。

相談者:
うん

坂井眞:
それはまた大変で、そういう関係になったときにますます、姪っ子さんがあなたや、あなたのお母さん、お祖母さんね、を、頼れなくなっちゃうよね、きっと。

相談者:
うんうん、そうですね。

坂井眞:
で、それもほんとに逆に、姪っ子さんに可哀想だから。ま、簡単にできないよねっていうことがあって、

相談者:
うん

坂井眞:
そいで・・悩ましい問題ですねっていう最初の話になるんですよ。で、ただ・・ほんとにどうしようもないときはそういう、方法もありますよってことは・・頭に入れといてくださいね。

相談者:
はい

坂井眞:
うん

相談者:
母親にこう、なんか目覚めさせる方法ってないですかね?なんか。

坂井眞:
お母さんはお母さんのほうできっとなんか言い分があるんですよ。
あの、例えば、彼氏作っちゃったって言ったってそりゃあまあ、今30歳っつったっけ?妹さん。

相談者:
はい

坂井眞:
でえ、30歳の、彼女が、彼氏作っても全然おかしくないもんね。

相談者:
うん、そうですね、はい

坂井眞:
うん、でそれは、

相談者:
うん

坂井眞:
それ自体を、す、す、周りが責めてもあんまり意味がないじゃないですか。

相談者:
うーん、それも責めてないです。

坂井眞:
うん、彼氏ができても・・ね?

相談者:
うん

坂井眞:
でもそういうふに取られちゃう可能性があったりするし。

相談者:
あ、そうですね。

坂井眞:
そこ、言い方間違えると、

相談者:
うん

坂井眞:
何がいけないの?って話になってもつまらないから。

相談者:
うん

坂井眞:
その、向こうの立場も考えて、この話しないといけなくて。

相談者:
はい

坂井眞:
で・・えっと、妹さんは妹さんで、えー、離婚されて、お子さん育てて懸命に看護師として働いて、

相談者:
はい

坂井眞:
いっぱいいっぱいなのかもしれないですよね?

相談者:
そうですね。

坂井眞:
え、厳しい状況の中でね?

相談者:
はい

坂井眞:
で、そうすると、結果子供から見て苦しいことでも、親は親として精一杯やってんのかもしれないっていうことがあるじゃないですか。

相談者:
うーん

坂井眞:
だからその辺をなんか、「いやそれ分かってんだけど・・子供が『辛い』って言ってるよ」っていうこと上手く伝えられるといいですよね。

相談者:
うん、そうですねえ。

坂井眞:
うん、だからそれを、

相談者:
はい

坂井眞:
向こうに、してみると、なんか外野席から好きなこと言ってるみたいな感じで、

相談者:
そうかもしれないです。

坂井眞:
子供大事にしなさいみたいに受け取られちゃうと、つまんないか、こ、反発があるから、

相談者:
うん

坂井眞:
そこの言い方だろうと思うんですね。
「分かってるけど、子供は、ちょっとこういうこと感じてるみたいだよ」みたいな伝え方できるといいなと・・思うんですが、

相談者:
うん

坂井眞:
「ほんとだったらやっぱり」ね、「母親と一緒に仲良く住むのが一番いいと思うから」って、さっきからおっしゃってるから。
で、それが一番きっと、ね?幸せだよね。

相談者:
だからどこまで入り込んだらいいんだろう?っていうのもすごい思ってたし・・

坂井眞:
うん・・うん
あなたのいらっしゃる、あの、ご両親と住んでらっしゃるところと、

相談者:
はい

坂井眞:
妹さんの家ってのは近いんですか?

相談者:
あの、5ヶ月ぐらい前から、ちょっと1時間ぐらい離れた距離になってしまって・・

坂井眞:
あー・・そうすっと、なかなか8歳のお子さんが気楽に来るってわけにいかないですね。

相談者:
そうなんですね。だから、

坂井眞:
うん

相談者:
公衆電話探したりとか、

坂井眞:
うん

相談者:
なんかその、連絡取る手段をいろいろ探したり、してたみたいで、

坂井眞:
うん

相談者:
この2週間ぐらいは。

坂井眞:
うん、うん、うん

相談者:
その、もうピークに達したみたいで、

坂井眞:
うん

相談者:
それでわたし達もほんと、まあ、助け求めてるのに・・ほんとにこのまま、見守ってる?・・

坂井眞:
うん

相談者:
だけでいいのかな?っていうのがすごい、思って来て・・

坂井眞:
うん
まずは、一遍、彼女の休みにでも・・お母さんと、あの、あなた達姉妹、で、3人、でね?あなたのこと責めてるわけじゃないけど、
その姪っ子さんがね?、いろいろ感じてるようだから、なん、なんとかその、こちらで、できることさせて、ほしいっていうふうに、腹割って話し合った&#△、う、のが一番、必要かな?

相談者:
そうですね。

坂井眞:
うん

相談者:
やっぱりそこですよねえ。

坂井眞:
そこだね。
で、

相談者:
うーん

坂井眞:
あの、別に口出すつもりもないし、そこは誤解されなければいいわけですよ。

相談者:
うん

坂井眞:
口出すつもりもないし、あなた達親子が2人で、上手くやって行くのが一番いいと思ってるので。
その彼女がね?姪っ子さんが来たときに、いろいろ、やっぱり言うから、これはあの告げ口とかじゃなくて「辛い」っていうことを言うから、できることはしたいと思うと。

相談者:
うん

坂井眞:
そういうふうに受け取ってもらいたいっていうあなたの本音をね?伝えるのがいいんじゃないかな。

相談者:
あー、分かりました。

坂井眞:
うん
あの、

相談者:
はい

坂井眞:
それを、ダメじゃない!っていうふうに取られないように言うっていうのが、すごくキーのような気がします。

相談者:
うーん

坂井眞:
で、あなたは大変なの・・だって大変、ですよね?恐らく、子供抱えて。

相談者:
はい

坂井眞:
看護師さんやって。一生懸命わたしだってやってるのよって絶対気持ちはありますよ、実際そうだと思うし。

相談者:
あーん、だと思います。

坂井眞:
うん、で、そこは分かってるし。あのお、あなた達親子はほんと2人で上手く行くのがベストだと思ってるけど、
「今子供が辛いこともあるようだから」、あー「そこで何か手助けさせてくれ」と。

相談者:
言い方、ですね。

坂井眞:
うん、そ、うん

相談者:
やっぱり。

坂井眞:
で、それで元々、仲が悪かった、姉妹でもないということだから、

相談者:
うーん

坂井眞:
そこのこっちの本音を伝えて、
お母さん交えて、や、あなたのことは認めてるけども、そういうレベルで、何か、あのお、サポートさせてもらえたらなっていうことだって、気持ちをね?・・ちょっと本音で話せる、話してみるっていうのがまずやることのような気がしますよね。

相談者:
勉強になりました。

坂井眞:
はい

(再びパーソナリティ)


「憐れ8歳女児のサバイバル。ネグレクト気味のシンママが身内を遠ざけ子連れ同棲」への14件のフィードバック

  1. 坂井先生が丁寧に対応案を提示された後になって「母親を目覚めさせる手段はないものか」と問いかけている。本当に相談したかったのはこれじゃなかったか。
    実家住まいで独身の自分に対し手に職を持ち結婚離婚恋愛と自由奔放に生きる妹。ある種の羨望や嫌悪感を自分から見れば落ち度の目立つ母親である妹にキツいお灸を据えることで解消したいのではないか。
    もちろん、「相談者の話が全て事実なら」一刻を争う事態であって失礼ながらラジオ番組で愚痴っている場合ではないわけだけど。

  2. 放送聴いてて、8歳の娘さんが可哀想で泣いてしまいました
    結婚したら虐待されるのではないのかと、坂井先生は優しく言ってたけど、そんな悠長な話かなって思いました

  3. 本気で姪っ子を引き取るくらいの覚悟があればいいがそこまでする気はない様子。
    相談者は独身で両親もまだ世話が要るような年齢ではないから、退屈しのぎに手のかかる妹母子にちょっかい出してるフシも感じますね。
    加藤先生なら「自分の人生を生きろ」と言ってくれそうな案件。

  4. 「これからは高齢者を巡るトラブルは次々出ると思いますが、なるべく社会の利用出来る制度は利用して欲しいと思います」の「高齢者」を「こども」に変えたのが今回の答えに近い感じがしますが、困ったお母さんが看護師なので、コロナ禍で戦うストレスを子供に当たっているような気も。
    看護師をはじめ、医療関係者や介護関係者には最大の敬意を表したいですし、具体的には児童相談所、いわゆる児相もありますし、基幹相談支援センター、いわゆる基相など、色々な相談窓口がありますから、何とかこれらに相談して、少しでも解決の方向に持って行って欲しいかと思います。

  5. 別にシングルマザーが恋愛しちゃいけないとは思わないですが…。
    看護師とか仕事が大変とか関係なく、8歳の娘がいるのに、交際半年程度で結婚前提じゃない同棲に踏み切る女性は既にマトモな母親ではないと思います。
    母子家庭に平然と上がり込む男も99%マトモではない。
    私も看護師で娘がいますが、自分が夜勤の間、娘と他人の男を長時間2人きりにするなんてもってのほかと思います。
    ご飯作らないのに助けを求めたら叱責って、充分虐待です。

    こんな悠長なことを言っていられる状況ではない。

  6. 今回ばかりは柴田さん、弁護士さんの無責任回答全く許せない。
    今この瞬間々々の娘さんの気持ちを思うとすぐにでも対応しなければいけない事案だと思う。もう少し大人なら想像力働かせろ。

  7. 一刻を争う事態でテレ人に呑気に電話してる場合じゃないです。相談者さんは今すぐに児相の虐待対応ダイヤル189に電話して下さい。民生児童委員とかも近所にいるでしょ。あなたが助けてあげなくてどうするんですか!!

  8. なんで相談者も相談者母もこんなに腰が引けてるんだ
    紛うことなき児童虐待案件で、姪(孫)がかなり危ない状況にあるのに、心配にならないのか!?
    「そういうのは避けたい」だの「子供は親と一緒の方がいい」だの、寝言は寝て言えというレベル

    妹は母と姉を敵視してるし、相談者&相談者母も事を荒立てたくない、できれば関わり合いになりたくない感がある
    前回の結婚/離婚でひと悶着あったか、そもそも相性が合わなかったかはわからないけど、そうなってしまった理由が過去のどこかにあって、結果的に親子姉妹の信頼関係が壊れてしまったことが、事態を深刻にしてる

    この子が小学校の保健室の先生とかに相談しないかなあ
    そこから児相が動く話になれば事態が動かせるかもしれないが・・・
    この手の相談が聞いてていちばんつらい

    1. 相談者を責めるのもどうかと思いますが、やたら色んな記事に連続してコメントするのもやめましょう

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