校内盗撮。手打ちを演出する学校。釈然としない加害者と被害者にこれだけの格差

(回答者に交代)

中川潤:
こんにちはあ、中川です。

相談者:
はい、よろしくお願いいたしますう。

中川潤:
お嬢さん、ショックだったんでしょうね。

相談者:
だと思います。

中川潤:
うんん、加害者の子がね?

相談者:
はい

中川潤:
学校生活う、を、普通にしてる、状態、片っぽにあり、

相談者:
はい

中川潤:
ほいで、お嬢さんの状態・・が、

相談者:
はい

中川潤:
こういう状態だと。

相談者:
はい

中川潤:
これはまあ、親としては堪らんよね?

相談者:
堪らないですね。もう

中川潤:
うーん・・それでねえ?

相談者:
はい

中川潤:
先に法律論言いますね?

相談者:
はい

中川潤:
今のお嬢さんの状態・・が・・

相談者:
はい

中川潤:
原因は恐らく、ま、それえ、に気にしてることは間違いんであって、

相談者:
はい

中川潤:
で、そのことを、きちんと、心療内科のね?

相談者:
ええ

中川潤:
先生の、診断書なり、なんなり、を

相談者:
はい

中川潤:
ベースにしてですよ?

相談者:
はい

中川潤:
これ結局、不法行為っていう範疇の問題で、

相談者:
はい

中川潤:
一方的に、通り魔みたいに

相談者:
あー

中川潤:
殴りかかって来て、

相談者:
はい

中川潤:
傷害を負わせる。

相談者:
はい

中川潤:
で、こういう類のことを、まあ、不法行為。

相談者:
はい

中川潤:
で、過失の場合は、まあ、交通事故なんかもそうですけどもね?

相談者:
うんうん、はい

中川潤:
損害賠償請求っていう問題、は、当然あるわけです。

相談者:
はい

中川潤:
ほいでおっしゃるように、現に、

相談者:
はい

中川潤:
身体的な、今みたいな症状は起きてると、

相談者:

中川潤:
いうことになれば、

相談者:
はい

中川潤:
それに対する治療費であってみたり、慰謝料であってみたりっていう請求、を・・

相談者:
はい

中川潤:
お嬢さんの立場・・ま、親権者であるお母さん・・

相談者:
はい

中川潤:
お父さんの立場でね?

相談者:
はい

中川潤:
加害者あ、に対して・・こういう、定めがありまして、加害者が、

相談者:
はい

中川潤:
まず不法、行為責任を負うんだけども、

相談者:
はい

中川潤:
条文のそのままに読むとね?

相談者:
はい

中川潤:
未成年者が他人に損害を加えた場合に、

相談者:
はい

中川潤:
自分の行為の責任を、弁識する、に、足りる、知能を備えていなかった。

相談者:
んー、はい

中川潤:
責任弁識能力がなかった場合は、

相談者:
はい

中川潤:
今度は・・親が、

相談者:
はい

中川潤:
監督義務者・・

相談者:
え、ええ

中川潤:
があ、監督義務・・

相談者:
はい

中川潤:
を、怠ったことについての責任がある、という、

相談者:
あー

中川潤:
ま、いずれかが負わなきゃいけないと・・

相談者:
あー、はい

中川潤:
いう、定めはあるわけで。

相談者:
はい

中川潤:
だから法的に、その責任を・・

相談者:
はい

中川潤:
加害者本人が、負うのか?

相談者:
はい

中川潤:
親が負うのか?

相談者:
うん

中川潤:
いずれかにせよ、そういう形で追求して行く術はあります。

相談者:
はい

中川潤:
ん、だから、法的に、そういう形で、追求して行くことは、可能、なんですが、

相談者:
はい

中川潤:
お嬢さんのいまの状態、を、回復させるっていうのが一番、最優先課題ですよね?

相談者:
はい

中川潤:
だから、そのこととの関係で、今のアクションを起こすことが、

相談者:
あー

中川潤:
ベターなのかどうなのか?

相談者:
はい

中川潤:
それはね?、むしろ、まずもってお嬢さんの今の状態を・・

相談者:
はい

中川潤:
心療内科のドクター・・

相談者:
はい

中川潤:
と、よくよくう・・ご相談をして、いただいて、

相談者:
はい

中川潤:
まずその・・鬱、なのかあ?、どうなのか?、とか、何らかのお、心的な外傷を負ってることは確かなんですからもう。

相談者:
はい

中川潤:
そこのところを、回復させることが、まず最優先の問題ですよね?

相談者:
そうですね。はい

中川潤:
で、それは、まあ、やんなきゃいけないよね?

相談者:
はい、はい

中川潤:
で、それとの兼ね合いの中で、

相談者:
うん

中川潤:
要はクラスの子お、に対して、ほら、訴えを起こすわけじゃない?

相談者:
はい

中川潤:

相談者:
あのですね、先生、ちょっと、ほいで

中川潤:
うん

相談者:
イメージとしては卒業してから、

中川潤:
あーあ(笑)

相談者:
訴えを起こすんであればしようかなあと思ってたんですよね。

中川潤:
あー、なるほどね。

相談者:
もう受験もぜえんぶ終わって、

中川潤:
はい、はい、はい

相談者:
進学先も決まって、

中川潤:
はい、はい、はい、はい

相談者:
もう、高校は一緒になることはないので。

中川潤:
あーあ、そういう意味でね。

相談者:
それからっていうふうには、もしするとしたら思っていたんですけど・・

中川潤:
あー考えてるわけね?・・ああ
だからまあ、その辺ところよく、弁えた上でであれば、

相談者:
はい

中川潤:
道としては当然そういう、手立てはありますから。

相談者:
はい、分かりました。

中川潤:
それから、この子を、警察のほう・・

相談者:
はい

中川潤:
の、少年事件になりますけども、

相談者:
はい

中川潤:
問題にはなったんですね?

相談者:
いえ、学校側にすべてお任せしているので、

中川潤:
はい

相談者:
学校がどう動いたかっていう、ことは分からないんですけど、
たぶん、警察のほうには行ってないと思います。

中川潤:
いや、さっき、お話の中で、

相談者:
あ、はいはい

中川潤:
「押収されたカメラの中に」っていうお言葉が出て来たもんだから、

相談者:
あっ、すいません。

中川潤:
押収っていうのは警察が・・

相談者:
押(苦笑)・・あの学校の先生が押収したんですよね。カバンの中を調べて。

中川潤:
うーん・・

相談者:
&#△

中川潤:
そうするとねえ?

相談者:
はい

中川潤:
先に行って、今のアクションをお考えになったときに、

相談者:
はい

中川潤:
その事実が警察沙汰になってないんであれば、

相談者:
はい

中川潤:
実際にその行為をやったっていうことのエビデンス・・

相談者:
あーあ

中川潤:
が・・問題になって来る余地は先行ってあるわけですよ。

相談者:
ええ、ええ

中川潤:
そうするとね?

相談者:
はい

中川潤:
実際に今・・卒業したあとで、

相談者:
はい

中川潤:
今のお気持ちとしてはですよ?

相談者:
はい

中川潤:
これからそういうアクションを起こそうと、お考え・・

相談者:
はい

中川潤:
だとして、

相談者:
はい

中川潤:
その時点で、お嬢さんがね?、克服されていて、

相談者:
はい

中川潤:
今更っていうことになれば、それはそれで、無駄になっても、よしとした上で、

相談者:
はい

中川潤:
もし、そういうことをやる可能性が、あるんであれば、

相談者:
はい

中川潤:
今から、

相談者:
はい

中川潤:
弁護士と相談してください。

相談者:
もう今からですね?

中川潤:
今からです。

相談者:
はい

中川潤:
つまり・・原因となった行為について相手が・・知らぬ存ぜぬと否認でもされたときに、立証責任こっちにあるんですよ。

相談者:
なるほど。今ですね?先生

中川潤:
はい

相談者:
証拠というか、

中川潤:
はい

相談者:
それを立証できるであろう物が、

中川潤:
はい

相談者:
デジカメ本体、は、

中川潤:
はい

相談者:
学校で保管いただいてるんですね。

中川潤:
はい、はい、はい、はい

相談者:
で、もう1つは、誓約書を書いてもらったんです。

中川潤:
はい、はい

相談者:
加害者の両親と、

中川潤:
はい、はい

相談者:
本人さんと。

中川潤:
はい

相談者:
で、その、誓約書の内容が、

中川潤:
うん

相談者:
拡散したりだとか、

中川潤:
うん、うん

相談者:
そういうことをやった場合は、もう、出るとこに出ますよ的なことを、

中川潤:
うん

相談者:
言ったので、それ相応のことをもう、あちらが書いてくださったので。

中川潤:
書いてはいるわけですよね?

相談者:
います、います。

中川潤:
はい

相談者:
なので、一応その印鑑もついてあって、

中川潤:
うん

相談者:
自筆で、日付入りのがあるので、

中川潤:
うん

相談者:
その・・デジカメの、日付入りの、データっていうんですかね?、もう、デジカメ本体と中身。
はい

中川潤:
中身もあるの?

相談者:
あります。学校の先生の計らいで、

中川潤:
はい

相談者:
何かあったときには、これを使って裁判、

中川潤:
うん

相談者:
とかになったときは、もう、使ってくださいっていうような形で、

中川潤:
うん

相談者:
学校が、

中川潤:
はい、はい

相談者:
保管をしてくれてます。

中川潤:
ただね?、時が経つと、

相談者:
はい

中川潤:
「何を今更」って、

相談者:
うーん、そうなんですよね。

中川潤:
言われても困るわけでありまして。

相談者:
はい

中川潤:
実際やるかどうか・・

相談者:
はい

中川潤:
は、そんときの状況いかんで、どっちみち、やるにしたって、卒業後、を、お考えのようだから。

相談者:
はい

中川潤:
今から、準備だけはしと、かれたらどうですか?

相談者:
なるほど

中川潤:
うん

相談者:
準備ですね?

中川潤:
はい

相談者:
はい

中川潤:
で、その意味で、

相談者:
はい

中川潤:
準備っていうのは、あなたがあ、動き回る、よりも、

相談者:
はい

中川潤:
今から、一応弁護士に相談しといてください。

相談者:
はい、分かりました。

中川潤:
ほんで、どういう物を、確保しておくかとか、

相談者:
うん、はい

中川潤:
ね?

相談者:
はい

中川潤:
そういうことを、相談を、しておいてください。

相談者:
はい、分かりました。

中川潤:
でも・・できれば、卒業した、時点で、

相談者:
はい

中川潤:
お嬢さまが、

相談者:
はい

中川潤:
「そんなの」って、笑って、ね?、回復しておられれば一番なんだけどね?

相談者:
そうですねえ、まだまだ、はい

中川潤:
うーん、ま、それを一番祈るんだけども、

相談者:
フフ(苦笑)

中川潤:
でも、今の状況からすれば、

相談者:
はい

中川潤:
今やっておくべきことはそういうことだろうと思います。

相談者:
はい、分かりました。

中川潤:
よろしいですか?

相談者:
はい、ありがとうございまあす。

中川潤:
はい・・ちょっと加藤先生に代わりますね。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


「校内盗撮。手打ちを演出する学校。釈然としない加害者と被害者にこれだけの格差」への8件のフィードバック

  1. 学校が都道府県迷惑防止条例違反で、加害者同級生の現行犯を見て捕まえた時点で警察に告訴・通報するべきだったと思います。対応、甘いかも。
    たまたまバレたのはご相談者さんの長女被害分ともう1人未遂分ですが、加害者同級生はそれ以外にもやらかした可能性が高いと思いましたねえ。
    往年のマルチタレント、田代まさしさんではないですが、一度盗撮をやらかすとくせになってしまう可能性もはらむだけに、被害者は多数いそう。
    ただ、学校側に警察に告訴・通報する意思がなさそうなので、中川さんが仰るような弁護士への相談による対処しかないのでしょう。正直気の毒。

  2. 娘が「そんなの」って笑いとばす日なんて来ないですよ。
    一生心の傷が残るよ。どうして被害者がこんなに苦しまなくてはならないんだろう。
    「盗撮犯」と学校・社会生活送るなんて無理。

  3. お怒りはごもっとも。聞いていて
    私も腹が立ちました😡 でもね、中川先生のおっしゃる通り、まずは娘さんの心を癒すことが最優先。裁判云々は娘さんの傷に更に塩を塗り込むことになりはしませんか?

  4. 冷たい言い方ですが、犬に噛まれたと思って諦めるしかないのでは? 事実 相手は犬レベルでしょう? 裁判したって、罰を与えられたって、自分のしたことを悪かったなんて思いませんよ。思っても「ヘタこいたな」くらいですって。犬だから人を噛んでもヘラヘラしていられるんですよ。…と、思うしかない…悲しいし、悔しいですよね。😢

  5. この男子の親はちゃんとした人達だろうか? このままほっておいたら ますますイタズラが(もう犯罪レベルだが)エスカレートしそう。

  6. 娘さんの心の傷は本人しか分からず、思春期の多感な時期に。
    心苦しい事件。
    なんとも卑劣な行為に憤ります。
    加害者には、この罪の重さを理解させる事同じく思春期の時期だから。二度と同じ過ちを起こさせないように、こんこんと分からせてあげられないものか。
    次の被害者を出さない、それが加害者のためでもあると伝えられたら、
    憎しみに至らないように。

  7. 加害者を転校させたいですねえ
    転校先の教師、生徒全員に申し送りして

    盗撮、痴漢の被害をすぐ忘れると考える方も居ますが
    後遺症が残る悪質な犯罪行為です

    昔ツイッターで女性だけの街が話題になりましたが真に望むのは性犯罪者だけの街ですね
    警察官も医者も介護士も居るんだから隔離されて幸せに暮らしてください

  8. リスナーには大変有意義な内容だったのでは。

    1人の娘を持つ親として、もし同様の事例に巻き込まれたら、被害がわかった時点で早急に警察に通報すること、学校側に証拠を握らせず提出させること(そもそも学校は発見してくれた立場ではあるけど被害者はあくまで女子生徒なので)、むやみに示談に応じずに女子生徒が精神的に落ち着くまで加害者を停学させるか退学転校させることを要求すること、これらを忘れないようにしたい。

    学校も経営や評判を気にして、大ごとにしたくないだろうし、前列踏襲で処分を決めるだろう。
    そんな大人の事情に惑わされなら、一人の人生がめちゃくちゃになってしまう。

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