円熟期の税理士の人生急転。外出もままならぬ施設で募らせる外界への憧れ
(再びパーソナリティ)
柴田理恵:
もしもしー?
相談者:
はい
柴田理恵:
あたし、思うんですけどお。人の、すごいところは、 想像力だと思うんです。
相談者:
はい
柴田理恵:
目先の・・それは確かに、今、お辛い状況、だと思うんですけれども。 想像力とか、楽しいこととか、もっともっと広げてみると、きっと・・あ、そこにいながら、何か、「こういうこともできるぞ、こういうこともできるぞ」ってことが、見つけられると思うんですよ。
相談者:
そうですか。
柴田理恵:
はい。
楽しいことは、誰にも止められないですから。 もちろん、その束縛されてるような状況かもしれない・・そう風に思ってらっしゃるかもしれませんけれども、何か、きっと、楽しいこと・・が、見つかると思うので、やってみてください。
相談者:
どうもありがとうございました。
柴田理恵:
はい。
ありがとうございます。失礼しまあす。
相談者:
失礼します。
母が居なくなったら1人
・・・って、結婚しなければ当然最後は1人ですよ。
脳梗塞を発症して後遺症が残ってしまったのですね。
成年後見人、なぜ?付けたのだろう? 身内に保証人が居ないなら成年後見人を付けないと老人ホームには入れません。と言われたのかな?
財産が有ったのなら何か手段は無かったのかな?と思ってしまいます。
旅行に行きたい。といっても多少歩くことが出来ても、ご自分1人で動けないのなら、そもそもできませんよね。
せめて老人ホームにもネットとパソコンがあれば楽しみが見つけられるのに・・・不可能ですものね。
考えても考えても無力感しか湧きませんね。
税理士ほどの方なのに、成年後見人について調べ無かったのかな? 調べる時間的猶予、身体の不自由さが有ったのかな?
成年後見人は本人も家族にも、金額的自由は全て無くなります。財産の範囲で生きていけるだけです。
「そうですか〜」
ここまで連発されると、バカにされてるみたい(-。-;
大迫先生の今日のお言葉は私の心にも静かに沁みました。
「足るを知る」、「今日がいちばん若い日」
感謝と笑顔で日々生きて行きたい‥‥。
籠の鳥のような今の生活は退屈だから「自由になりたい」、「旅行にでも行きたい」。
今の生活に不満があるのは分かる気もしますが、籠の外の世界が鳥にとって安全で幸せかというとそうとも限らず、自由ゆえの苦しみや悩みが必ず待ち受けています。今の相談者がそれに対処できるのかと言えば失礼ながらいろんな面で覚束ないでしょうね。自由を渇望した人がいざ本当に解き放たれるとまず依存先を探し始めるというのもよくある話です。
まずはお二方が仰る通りの対処で様子を見る、そしてお母さんをしっかり看取ってあげることが先か?
お寺というか、お墓のことも気になりますが、3人ともしっかり供養できるよう、それも話し合って。
いっちゃんおいしいHBC さん
母を坊さんを呼んで弔うことも、墓を建てることもできないと思います。
相談者には成年後見人がついて財産管理しているので。
ブルジョワやん。
できる範囲で社会貢献でもしたらどうでしょう。
相続間近のジジババに囲まれてるんだから、適法な範囲で相談会でもするとか。
高次脳機能障害
典型的なケースですね
脳血管障害の発症や頭部外傷を期に、ある日突然、これまでの日常生活が絶たれてしまう
タイトル通り、年齢的にも彼は税理士としてまさに円熟期
稼ぎ頭で蓄財もして親の面倒もみて
充実した毎日のさなかに起きてしまった不幸
人並みの感情や本能的欲求、身の回りのことをこなす能力や身体的な機能はたもたれている
だから、なおさら、悲しい😢
彼に妻や子どもがいたら、状況は大きく違っていたかもしれない
愛情といたわりをもって親身になって彼の要求に寄り添ってくれる誰かがいたら…
成年後見人がついて、衣食住満たされて財産は守られても幸福感や満足感とはほど遠い人生がこれからも続くのかな
常々思うのは、脳のダメージを抱えながら生きるのはとても過酷で残酷
本人も周囲も解決策なんて見出せないけど、大迫先生の回答は淡々としてるようで労りに満ちていたように感じました
この放送を聞いた彼の周囲の誰かが後見人にかけあって、彼の望みが少しでもかなうように、動いてくれるといいなぁ
なぜ、89歳のお母さんの死後が不安なのか、よく分からない。
89歳ならいつ命を落としても、何の不思議も無い。
お金はいっぱい持っているので、若返る事が出来ると
踏んでいる相談者。
そう簡単には若返りは出来ないと思われる。
後見人は、変えられないのかなぁ。親身になって、お金持ちなら、ボランティアや介護付きの旅行の手配、年一回でも、半年に一回でも、してあげられないのかな。
夫婦で老人ホームに入る人はよく聞くが親子で入所は新しい…最先端ですね…!でもそれもお金の心配をしなくていいからこそ出来る荒業。
でも相談者さんの話を聞いて、何の不安もないと言うことは実は最大の不安なのだと言うことが分かりました。日常に多少の不自由さ煩わしさは人生に彩りをもたらすのですね。
分かる気がする
この人の気持ち
お母さんが亡くなったらって、すぐの話なんだろうけど、それって怖すぎるんだろうな
税理士だったとか、遺産が沢山あるとかより、この先どうやって生きていく→ 死んでいく、かの話とお母さんの話が頭の中で絡まっているんだろうな
さりとて外に連れ出す友も無し
胸が痛くなってしまった
友達の付き添いが有れば外出できるのなら、何らかの有償サービス利用すれば良いのでは?
こんな時、奥さんやお子さんがいれば…と思いますが、それこそ今まで十分な自由があったのでしょうね。
お元気であればまだ現役でお仕事も出来る世代の相談者さん
ご病気になられ現実と将来を見据えて施設暮らしを選ばれたものの思うようにならないことや不安な思いが重なり、悶々とされてるんですね
旅行となるとリスクもあり身体的にかなりの負担もかかりますが、ちょっとした外出ならガイドヘルパーさんや有償ヘルパーさん等にお願い出来ますよ
施設のある街をぶらぶらお散歩したりカフェに立ち寄ったりお店を覗いたり気晴らしが出来ると考え方も変化されるのではないでしょうか
病気の前は仕事もそれなりにこなし、社会的にも、信用される士業についており、資産も築いた。結婚はしていないけど、それなりに充実していたんだろうな。病気で一転した人生と老いた親、外出も自由に出来ない我が身。健康ならまだ現役で働いていただろうに。気の毒だ、本当に。相談して、少しは気が晴れた事を願わずにいられない。
物心ついたころから障害のある方は、元々そういうもんだからと思って受け入れられるそうだし、実際そういう方に何人もお会いしてきた
ただ、中途で障害を負われた方は、元々できたことができなくなった喪失感と絶望があるから、「障害のある自分」を受け入れるのがとても難しいという
仮に自分がある日突然…と考えたら、泰然と受け入れられる自信はない
この相談者さんも、女性には縁がなかったにせよ、ある程度の稼ぎがあって、自由に暮らせていたのが、病気を機にすべてが暗転したわけで、それを受け入れられないし、また前を向くにはいろいろと状況が深刻なんだろうな
脳梗塞の半身マヒだけで成年後見人がつくとは思えないし、55スマさんのおっしゃるとおり、高次脳機能障害の後遺症も相当程度ありそうだ
お金の管理や行動の判断を含め、一人暮らしはおろか、一人で外出するのは傍から見て危険な状況なんだろうな
それでも、ある程度頭はしっかりしてるぶん、自分へのもどかしさと将来への絶望を感じるんだろう、お気の毒としか言いようがない
大迫先生の仰ることはまさに正論、老いであれ中途障害であれ、自分の現状を受け入れてできることを探さないと、前向きにはなれない
ただ、相談者はまだ失ったものを受け入れられる状況ではなさそうだ、途中から声がわなわなしてたし
いつの日か、今ある状況を受け入れられて、心穏やかに暮らせるようになれることを祈るばかり