眼の前の現実に生きてきた母と非社会的な生い立ちの娘。願わくば覚悟を決めて…
テレフォン人生相談 2022年10月21日 金曜日
今週はスペシャルウィーク。
揺れる心~難しい親子関係~
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女74歳 娘38歳
今日の一言: 人間が正常であるためには人と関わっていることが必要です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。
相談者:
74歳です。
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
あ、してないです。
加藤諦三:
離婚をして1人なのか・・
相談者:
離婚して1人です。
加藤諦三:
離婚してから何年ぐらい経つんですか?
相談者:
もう、40年・・ぐらい
加藤諦三:
もう、かなり長い間1人で・・
相談者:
はい
加藤諦三:
生活してるわけですね?
相談者:
はあい
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
あの、娘との生活がうまく行かないので。
加藤諦三:
・・お嬢さんては・・何歳ですか?
相談者:
38です。
加藤諦三:
38歳・・うまく行かないっていうのは具体的に言うとどういう・・?
相談者:
あのお・・、ちょっとしたことで・・喧嘩になっちゃうんですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
ここ、1ヶ月ぐらいもう、口利けないんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、話し掛けても・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
「話し掛けないで」とかね?
加藤諦三:
・・あ・・話し掛けても無視するんじゃなくて、
相談者:
ええ
加藤諦三:
「話し掛けてないでくれ」という言い方をするんですか。
相談者:
そうなんです。はい
加藤諦三:
かなり、反抗的な態度ですね?
相談者:
そうですねえ。
で「もう、口も利きたくない」とかあ・・あとはもう「老後の面倒も看ないし」
加藤諦三:
ええ
相談者:
「もう、一切話し掛けないで」って言われるんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・
加藤諦三:
あなた、74歳って言いました?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
離婚したのは40年ぐらい前って言いましたね?
相談者:
そうです、はあい
加藤諦三:
それで40年前っていうとお・・34歳ですよね?離婚したのは。
相談者:
そうです、はい、はい
加藤諦三:
離婚をしてから子どもを産んでんの?
相談者:
あ、そうです。別れてから。
加藤諦三:
なんで離婚したんですか?
相談者:
あの、相手の、方が・・仕事を、してなかったんですよ。
仕事があんまり好きじゃないみたいでしたので。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、ちょっと、一緒に生活できないってことで。
加藤諦三:
はい
相談者:
離婚っていうか、籍は入ってなかったんですね?
加藤諦三:
ということはあ・・40年前に離婚をしたって言うけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
籍入ってなかったわけですね?元々が。
相談者:
入れようとしたんですけど、生活力がなかったので。
加藤諦三:
うん
相談者:
それでやめたんですね。
加藤諦三:
分かりました。要するに、同棲していたけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
別れて、38歳のお嬢さんが・・産まれてから・・このお嬢さんと2人で生活を始めたっていうこと?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
はい、はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
このお嬢さんが、こういうように、「口も利かないでくれ」っていうような関係になってしまってからは、どのぐらい経つんですか?
相談者:
1ヶ月う、弱ぐらいですね。
加藤諦三:
ということは、
相談者:
はい
加藤諦三:
最近の話ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・で、なんでそんな・・口も利かない・・話し掛けないでくれなんていう、ところまで、行ってしまったんですか?
相談者:
最近ちょっと・・義理の兄が亡くなったんですけど。
加藤諦三:
ああ
相談者:
そのときに、納骨の日があったんですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
それに、行く予定だったんですけどお、わたしの、わがままで行かないっていうことになったんですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
義理の兄にはお世話になったので、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘も行きたかった・・と思うんですよね?
加藤諦三:
はい
相談者:
で、それが、行けなかったのとお、あと・・亡くなった兄のところに・・
加藤諦三:
うん
相談者:
御霊前のお金を・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
2人で・・持ってったんですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・娘は、「お世話になったから」っていうことで、あたしより多く持ってったんですよ、金額的に。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、あたしは、それなりに持ってったんですけどお。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ちょっと・・お友だちとかに訊いたら、
「ちょっと多くない?」って言われたんですね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、あたしは、自分の持ってった分を、
加藤諦三:
ええ
相談者:
返してもらったっていうかね?・・わたしのわがままで、それも娘が・・よく思ってなかったと思うんですけどお。
加藤諦三:
ええ・・そうすると、そ・・
相談者:
で、そういうことが重なって。
加藤諦三:
じゃ・・今の生活はどうなってんですか?
相談者:
ここに来る前に、一軒家に、住んでたんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
そこをちょっと売りまして、マンション買ったんですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
で、マンションで今2人で生活してるんですけど。
加藤諦三:
ということは、「親の・・面倒は、看ない」と言いながら・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
現実には、親の・・面倒を看ているわけ?
相談者:
あ、今はですね?はい。
加藤諦三:
それで今日の、あなたの相談ていうのは・・
相談者:
ですからあ、このままの状態で、いくよりは、
加藤諦三:
ああ
相談者:
わたしが、このマンション売っちゃって、
加藤諦三:
はい
相談者:
1人で生活したほうがいいのかしら?と思ってたんですけど。
加藤諦三:
ええ
お嬢さんは、親の介護は・・しないと言いながらも、自分、1人で生活を始めようとはしていないんですよね?
相談者:
「お金が、貯まるまで」ですね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
「ここにいる」みたいなこと言ったんですよ。その、トラブルがあったときに。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、それはいつ貯まるか分からないですし、
加藤諦三:
うん
相談者:
それも本当・・の気持ちなのかも分からないですから。
加藤諦三:
ふん
相談者:
この先・・
加藤諦三:
この先38歳のお嬢さんと・・の関係をどうしたらいいか?っていうことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
分かりました。
今日はあの、スタジオに心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
一度お渡しした香典を上げすぎたから返して?
恥ずかしすぎる~~!自分がこの娘だったら死にたくなる。
きっと娘さんは今までもこのように非常識すぎる母親によって恥をかかされ続けたのだろう。この人と親子と思われるのがもう嫌になったのではないか。
香典の金を返してと言えるようなケチな相談者には
娘に温泉旅行をおごるような甲斐性はないと思うし
また旅先で恥をかかされるに決まってるから娘はいかないと思う。
一人で生きていきましょう。
娘さんも早く自立しましょう。
最後の一言に深く納得です。
仕事で、この人変わったキャラクターだなとか、やべえこの人変だ!気をつけなきゃ
と思う人ほぼ100%一人暮らしです。(独居確認しております)
もともと変わった人と呼ばれている「素質」がある人が家族に見捨てられて、独居で変人度が磨かれるんですよね。
70を過ぎて義兄に出した香典返して!と言えるようになった変わり者の素質たっぷりの若いころの相談者はまともに働けない男ぐらいが同レベルなんだな…と思ったり。
長年思ってた事がやっぱり正解だった事がわかってスッキリした相談でした。
この相談者は1人暮らしじゃないけどね
実娘と暮らしてるけどね
仕事をしている娘さんには、社会性がちゃんと育っている。
生活費がすべて娘さん頼りということは、おそらくこの母親は、まともな年金さえも受給できていない可能性がある。つまり本人は、社会にもまれるような仕事を経験していないのでは?だから、娘さんが、お世話になった伯父に多く香典をおさめたことを知って、それを取り返しに行くような、非常識な行動ができるのだろう。娘さんにすれば、香典の額は、感謝の気持ちだったはず。それを無にした母親が情けなくて仕方がないだろう。
早く母親(毒親)から離れて自立することを、娘さんにアドバイスしたい。毒親の面倒は見なくてもよい。
この相談者には全く通じない回答だったかな。
全く常識や社会性を持たない人とは、会話も難しいですね。
あぁ、娘さんがかわいそう。
娘さんも自分のことだけ考えてこんな母親と離れてほしいです。
加藤先生が最後に「私はそう思います」とおっしゃいましたが
「この人、言うこと聞かないだろーな」って感じが
伝わってきましたね
たぶん、先生方が言った内容伝わってないよ、このおばはんには
やばい人だなあ…。
もう人生相談っていうより
やばい人たちを学のある人たちが
いかに優しく諫めるか、といった番組。
74歳になっても激情型の性格は治らないんですね…。娘さんがまともな感覚に育っているのが珍しいくらいですが、これも伯父さんのお陰だったのでしょうね。
田舎のおじさん、おばさんに有りがちだけど
他人に「常識が無い」と言う人に限って常識が無い事が多い。
相談者は売るマンションだってあるんだから一生懸命相談者なりの「常識」で働いて来たんでしょう。娘のために、お金のために必死に生きて来たけど裏目に出たのが残念という印象です。
加藤先生のおっしゃるとおりこのままで様子をみれば良い。
自己中な母と、それに振り回されてきた娘 でしょうね。私もそうでしたよ。子ども産んで、育児していく中で、母への違和感を感じはじめました。気付くのが遅かった私。気付いたからには、母から自立して距離をとったほうが賢明です。
親も子もそれぞれ、(夫や父がいないという世間の偏見などと闘いながら)必死で生きてきただけだと思う。2人共人間関係があまりなかったから、世間の常識を知らないで生きてきた。相談者にとっては義兄と姉にいい思い出がなくても、子にとっては伯父と伯母は親と同じ位大事な存在だったのかもしれない。親子とはいえお金に対する価値観も違う。
加藤さんと愛さんは、表面だけ見ないで、言葉にならない感情を大事にしながら2人で生きていきなさいと言われた気がします。