虐待した憎い母親はアルツハイマー。遺産が弟親子にいくのが許せない

テレフォン人生相談
2015年8月22日 土曜日

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者:  塩谷崇之(弁護士)

相談者: 女70歳 夫73歳 子ども3人(男42既婚 女40バツイチ 男36既婚) 母94歳 父は35年前に病死

相続関係:
相談者は3人兄弟
・姉はすでに亡くなっていて、その子(男)が一人
・弟とは55年会っていなくて、その子(女)が一人

ドリアン助川:
もしもし、テレフォン人生相談です。

相談者:
いつもありがとうございます。

ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします。

相談者:
あのお、

ドリアン助川:
今日はどんなご相談でしょうか?

相談者:
あのね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
母が94で、もう10年以上前から、アルツハイマーって言われて、姪っ子っていうのは、わたしの、弟だけど、その弟が、6年生ぐらいから、なんか、こう、悪さをして、問題で、わたしはもう、ほんと、15ぐらいから、あのお、弟のことで悩んでたんだけどお。
もう、弟は、成人するにつれて、もう、すっごく悪くなっていってえ、ほんで、どこで結婚したのか知らないけど、一人子どもがおってえ、ほんで、施設に入ったんですよね、子どもが。

ドリアン助川:
もしもし?
あなた様の弟さんの、お子さん・・

相談者:
子ども、はい。

ドリアン助川:
あなた様の、姪っ子?

相談者:
姪っ子です。

ドリアン助川:
姪っ子、はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
ほんで、小学校3年生ぐらいのときにい、お父さんのとこ帰るかあ、お婆ちゃんのとこいく?って言ったら、お婆ちゃんのとこ行く言うた、って、お婆ちゃんが、65ぐらいやったと思うんです。
わたしも、実母とはいえど、ほんとに、もう、大嫌いな母親でしたので、あんまり、こう、仲のいいことは一個もなかったですよね。

ドリアン助川:
はい
もしもし?

相談者:
はい、はい

ドリアン助川:
あなたさま、今現在おいくつでしょうか?

相談者:
70歳です。

ドリアン助川:
70歳

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、お母さんが94歳

相談者:
そうなんです。

ドリアン助川:
弟さんとは会われてないんですね?

相談者:
もう55年ぐらい会うたことないです。

ドリアン助川:
55年、会ってない。

相談者:
あ、でもね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
会うたことないんですけど、馬鹿な母ですから、田畑を、たくさん持ってたんですよ。
それを全部、売ってえ、85になったとき新築したんですよ。
ほんで、わたしには、言わなくて、その姪っ子と、相談して、母親が全部お金を出して、建てたらしいんですけどお。
で、わたしが田舎が欲しいから、あたしが家を建てるわ、って、共働きで、わたしも死ぬほど、寝る時間3時間、4時間で頑張ってきて、風光明媚な温泉も近いし、いいとこやから思うて、わたしの子どものためにもいいと思うて、わたしここ家建てるわ、言うたら、あっそう、ほんなら、わたしが500万ぐらい出さんなら、って言うといたから、製図までして、ここの業者の、人が測量に行ったら、すぐ親が断ったんだって、もう、止める言うて。
ほんで、わたしにそこの、業者から、電話来て、断られたって言うから、なんで?って言うたら、あんたが建てたら、ややこしいなる、って言うて、ほんだら、親戚がいう話じゃ、その馬鹿な息子にい、があ、死ぬときに、住むとこもなかったら、困るからわたしが建てたら誰が帰って来てもええっていう、話やったらしいで、て言うて、ま、親戚遠回しに聞いてるんだけど。
わたしは母と仲が悪いんですけど、なぜ言うたら、虐待したことを、大人になって初めて言えたんですよ。
なぜいうたら、小さいとき、もっと虐待受けたから言えなかってえ、大人になってから、こうしたやろ、ああしたやろ、言うたら、も、あんたは、親に文句言うに帰って来るんか、帰れえ!って言うような、母親だってね、

ドリアン助川:
虐待というのはどんなことだったんですか?

相談者:
虐待は、もう、カマで、持って、追い掛け回すわ、髪の毛は、握ったら、遠心力みたいに、振り回すわ、クラブ活動もするな、畑にカバンを持ったまま来いとか、なんにもさせない、小学校、中学校のときも、遠足も行かさなかったんですよ。
だから、母親とは、もう、全然、もう、子どものときから、怖くて怖くて、今もう、考える力ないから、言ったところで、何にも、もの言わないんですよ。
誰が来てるかも分からないんですよね。
だから、わたし行ってないし、また、姪っ子も来るなって言うんですよねえ。
何でか知らん、財産も全部姪っ子に渡してるんですよ。

ドリアン助川:
もしもし?

相談者:
はい

ドリアン助川:
お父さんはどうされたんですか?

相談者:
父親35年ぐらい前に病死してます。

ドリアン助川:
はい

相談者:
父親ものすごく優しくて、いい父親やったけど、出稼ぎに行って、1年に一回しか、帰らない、そんな生活で母子家庭みたいなところでした。

ドリアン助川:
おかあさんはそんとき、一人で農業なさってたんですか?

相談者:
農業だけです。

ドリアン助川:
農業だけ。

相談者:
はい

ドリアン助川:
田畑があったわけですね?

相談者:
田畑があった。
ほいで、父親は、あの、仕送りしてました、はあい

ドリアン助川:
あなたさまは、今ご結婚、は、

相談者:
してます。

ドリアン助川:
だんなさんはおいくつですか?

相談者:
73です。

ドリアン助川:
73歳

相談者:
はい

ドリアン助川:
お子さんは?

相談者:
3人います。

ドリアン助川:
3人。

相談者:
はい

ドリアン助川:
どういう、何歳くらいのお子さんでしょうか?

相談者:
上は42

ドリアン助川:
はい

相談者:
その次は40

ドリアン助川:
はい

相談者:
その次があ、36

ドリアン助川:
36
男性ですか?

相談者:
上が男

ドリアン助川:
はい

相談者:
真ん中が女

ドリアン助川:
はい

相談者:
一番下が男です

ドリアン助川:
はい
もう、それぞれご家庭をお持ちなんでしょうかね?

相談者:
家庭を持ってるけどお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
娘の方が、親が大反対したのに、恋愛で、結婚して、5年目で離婚してます。

ドリアン助川:
ああ
そして、あの、もう一人そのお、姪っ子さんという方も、あの、出てくるんですけども、

相談者:
姪っ子はねえ、

ドリアン助川:
姪っ子さんおいくつでしょうか?

相談者:
姪っ子は45・・ぐらいです。

ドリアン助川:
45歳

相談者:
はい

ドリアン助川:
えーと、もう一度、あのお、ちょっと整理をしたいんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
複雑な環境で育たれて、

相談者:
はい

ドリアン助川:
全然もう、付き合いがない弟さんの、お子さん、

相談者:
はい

ドリアン助川:
この姪っ子さん45歳が、お母さんの土地・・で、そのお、

相談者:
いえいえ、マンション買おうてもらって、

ドリアン助川:
はい

相談者:
親に。
ほいで、引き取ってます。

ドリアン助川:
は、は、姪っ子さんが?

相談者:
はい

ドリアン助川:
あ、で、えーと、あまりもちょっと色々あり過ぎるんですがあ、

相談者:
はい

ドリアン助川:
どういう部分で、一番相談されたいと思ってますか?

相談者:
相談はね、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
もう、お人形さんみたいに座ってるだけの、親がおる間に、先々はどうするのかを、今でえ、持ち出した方がいいのか?、それとも、死んだ後に、その、姪っ子がどういうふうに、言うか、それによってえ、弁護士さんに、依頼して、感情的になるのは、もう間違いないんです。
きついんです、その姪っ子もやっぱし。

ドリアン助川:
うん・・

相談者:
で、わたしかて、どっちか言うたら、親がもう虐待して、そう育てたから・・
ちゃんとしたところではちゃんと話せるんだけど、ある程度興奮状態になると、もう、わたしも冷静さを失う性格ですので、姪っ子の出方次第では、ひっちゃかめっちゃかの、言い分になると思うんだけど、

ドリアン助川:
あなた様、姪っ子さんとは、仲は良くないんですね?

相談者:
良くないです。

ドリアン助川:
で、えーと、もう一度整理していいですか?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、お母さんが、お持ちの、おー、今ものというのは、田畑、

相談者:
田畑を売ったお金が、

ドリアン助川:
売ったお金。

相談者:
3千万ぐらいあるって

ドリアン助川:
はい

相談者:
親戚から聞いてます。

ドリアン助川:
これえ、は、今、誰のものになってるんでしょう?

相談者:
それが分からないんです。

ドリアン助川:
それが分からない。

相談者:
通帳は、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
姪っ子が持ってるらしいです。

ドリアン助川:
通帳は姪っ子さんがお持ち?

相談者:
はい

ドリアン助川:
あと、家というのはどうなってるんでしょうか?

相談者:
家はあ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
一階は、その姪っ子の名前に公正証書に書いてあるけど、また取り消してえ、元の、母親の名義、

ドリアン助川:
お母さん、

相談者:
に修正してあるっていうふうに、3年前に法務局、わたし行って調べました。

ドリアン助川:
じゃ、家は、そのお、お母様の名義で、

相談者:
はい

ドリアン助川:
通帳は、姪っ子さんが持ってらっしゃると。

相談者:
はい、そうです。

ドリアン助川:
そして、この財産というものを、今すぐ動くべきなのか?

相談者:
はい

ドリアン助川:
ま、何年か後ににですね、

相談者:
はい

ドリアン助川:
動くべきかと。
そういうご相談の内容ですか?

相談者:
そうなんです。

ドリアン助川:
分かりました。
じゃ、今日の先生に相談してみたいと思います。
今日の回答者の先生

相談者:
どうもすみません

ドリアン助川:
弁護士の塩谷崇之先生です。

相談者:
あーすいませえん。

ドリアン助川:
よろしくお願いします。

(回答者に交代)

虐待した憎い母親はアルツハイマー。遺産が弟親子にいくのが許せない」への3件のフィードバック

  1. 正に 争族。だから 相談するんだけど。
    そんな親なら こうなる前に ちゃんと 見張っておけば良かったじゃんね。
    大体 わかるんもんじゃないかなぁ。
    子供の頃から 意地悪されてるんだから。「よーし!だったら 財産 もらうわよ!」って。
    それにしても 長かった! お二人とも 口 挟めませんでしたね。

    1. 楽しいでしょ。
      相続の相談って人気ないようなんだけど、わたしは好き。
      家族の真実が一気に噴き出すっていうの。

      1. 楽しかった!
        方言プラス抑揚が入っちゃってましたよね。
        それにしても 有る所には有るんですね!

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