家賃を肩代わりさせて電話も出ない息子26。自立を願う母に一言「払うな」
(回答者に交代)
三石由起子:
はい、こんにちは
相談者:
あ、こんにちは
三石由起子:
わたしね、
相談者:
お願いします
三石由起子:
はい
大変不思議な話だと思って聞いてるんですけどお
相談者:
はい
三石由起子:
このお、あなたが払っている家賃とか光熱費とかっていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
誰の要請で払ってるんですか?
相談者:
管理会社です
保証・・
三石由起子:
管理会社の要・・はい
相談者:
保証人ということで、
三石由起子:
はい
相談者:
あたしが保証人になっているので、本人が払えない場合はあたしが払う、もしあたしが払えなければ、
三石由起子:
はい
相談者:
えーと、あたしの姉が払うって形になってる・・
三石由起子:
ああ、そうですか
2人保証人をつけてるんですか?
相談者:
はい
三石由起子:
あ、そうですか
相談者:
はい
三石由起子:
そしたらね、やっぱりね、わたし思うんですけど、
相談者:
はい
三石由起子:
お姉さんと、
相談者:
はい
三石由起子:
ちゃんとあなたが話をして
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとあの、これを、止めましょう。
相談者:
支払うのを止めるってことでしょうか?
三石由起子:
そうです、そうです
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
そうです
あのね、あたし思うんだけど、26歳の子がね、
相談者:
はい
三石由起子:
たとえば、払ってくれ、ね?
相談者:
はい
三石由起子:
お願いします、だったら、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱりね、膝を折ってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
しばらくお願いしますとかあ、
相談者:
はい
三石由起子:
この一ヶ月お願いしますとか、
相談者:
はい、はい
三石由起子:
6ヶ月分お願いしますとか、
相談者:
はい、はい
三石由起子:
こう、言ってしかるべきなんですよ
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
払うってそれから先の話なんですよね。
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
例えばね、
相談者:
はい
三石由起子:
保証人って言うけどもお、
相談者:
はい
三石由起子:
事故で死んじゃったとかね、
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
病気になって払えませんとか、
相談者:
はい
三石由起子:
そういうときの話なんですよね、保証人っていうのはね?
相談者:
・・
三石由起子:
で、26歳の、ピンピンしている男があ、
相談者:
うん、うん
三石由起子:
挨拶一つなくて、
相談者:
ええ
三石由起子:
親に払わせる、それをあなたが払ってるっていうのは、
相談者:
ええ
三石由起子:
やっぱりあなたが間違ってるわ。
相談者:
うん・・
三石由起子:
うん
それはね、どうやったら話ができるか?じゃなくてね、
相談者:
ええ
三石由起子:
向こうから話をさせないといけないの
相談者:
ええ
三石由起子:
だからあなたは今ね、
相談者:
はい
三石由起子:
どうやったら息子がこっちを向いてくれるか?
相談者:
はい
三石由起子:
どうやったら電話を取ってくれるか?
相談者:
はい
三石由起子:
そんなことばっかり考えてるじゃない
相談者:
・・
三石由起子:
それは大間違いでね
相談者:
はい
三石由起子:
向こうがあなたに、会ってもらいたいって言ってこなきゃダメなのよ。
相談者:
ええ
三石由起子:
それをね、なんで言ってこないか?って言うと、
相談者:
ええ
三石由起子:
あなたが先回りして払ってるからですよ。
相談者:
・・ふーん・・
三石由起子:
うん、だから、わたしが払わなければ、姉のところに行くっていうのは分かってるわけですし、しょう?
相談者:
ええ
三石由起子:
そしたらあ、あのお、えーと、もう保証人は、払いませんとか、え、断固として払いませんとか
相談者:
ええ
三石由起子:
もう、言ったらいいんですよ。
相談者:
ええ
三石由起子:
うん
本人がいるんだからあ、
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
それはね、あの、管理会社、取りやすいところから取ります、からね?
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
で、息子は、ちゃんと、あの、元気ですと。
26歳で元気で働いていますと。
そこから取って下さいって、言えばいいんですよ。
相談者:
うんうん
三石由起子:
そして、お姉さんにも、
相談者:
はい
三石由起子:
わたしは知らないって、言ってくれっていうことをね?
相談者:
ええ
三石由起子:
あなたはそこは口裏をちゃんと合わせてね、
相談者:
ええ
三石由起子:
お姉さんには、ちょっとなんか、掛かってくるかもしれないけどお、
相談者:
ええ
三石由起子:
これは、わたしの息子を自立させるためだから、
相談者:
ええ
三石由起子:
申し訳ないけど協力してくれっていうことをね、
相談者:
うん
三石由起子:
しっかり話さないとダメだと思う。
相談者:
はい
三石由起子:
嫌あ、でも電話かけてきますよ
相談者:
・・
三石由起子:
あのね、もしね、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたにお金がいっぱいあってね、
相談者:
ええ
三石由起子:
まあ、いいやと、ね?
相談者:
ええ
三石由起子:
ま、毎月、7、8万のお、ことだと。
相談者:
ええ
三石由起子:
小遣いでも、あげるつもりであげらるわっていうふうな、
相談者:
ええ、はい
三石由起子:
ゆとりがあるんだったら構わないですよ、それで。
相談者:
ええ
三石由起子:
だけど、そうじゃないっておっしゃるんだったらね、
相談者:
ええ
三石由起子:
あなたの今後だってあるわけでしょう?
相談者:
ええ
三石由起子:
無尽蔵に、いつまででも、出せるっていう話じゃないわけでしょ?
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
だ、やっぱりね、26歳の男を自立させようと思ったらね、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり一回ね、あのお、切らなくちゃダメですよ。
でね、たぶんね、
相談者:
はい
三石由起子:
あの、あなたはとっても優しいお母さんでね、厳しくできないんだと思う、ね?
相談者:
んん
三石由起子:
払わなかったら息子が、困るんだろうな、とかあ、色んな事考えてるんだと思うけど、それはね、あの、切れるということは絶対なくてね、むしろあなたがやってることがあ、
相談者:
はい・・
三石由起子:
息子とあなたを切ってるんだよ
相談者:
うん・・
三石由起子:
だから、あなたが、もう、断固として、払わなければ、
相談者:
はい
三石由起子:
息子は飛んで来ますよ
相談者:
ええ・・
三石由起子:
そのときにね、
相談者:
はい
三石由起子:
じゃあ、どういう、ふうに、あの、返済するんだ?とかあ
相談者:
ええ
三石由起子:
じゃあ、今後の生活をどう考えているんだ?って、そこからでしょ?
そこから初めて話になるんだよ
相談者:
ええ
三石由起子:
それを、あなたがやってることは、もう、先回りしてさ、
相談者:
ええ
三石由起子:
あのお、ほら、幼稚園の子どもお、がご飯たべるときに、それこそ、お魚の骨を取って、口に、入れてあげるような、お婆さんいるじゃない?
相談者:
うん、確かにそうですね
三石由起子:
うん、だか、あれ、あれをやってんだよ
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
うん
それをね、あなた思わないとダメなのよ
で、ありがたいとも思わないしさ。
相談者:
きっと思ってないでしょうね
三石由起子:
そう、思ってないんですよ
相談者:
うん
三石由起子:
それはね、あなたが本当にね、息子と、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、ちゃんと膝突き合わせて、話したいと。
相談者:
うん
三石由起子:
将来の設計も、
相談者:
ええ
三石由起子:
知りたいと。
相談者:
ええ
三石由起子:
思うんだったらね、
相談者:
ええ
三石由起子:
やっぱ、知りたいような態度を、あなたがまずしないとダメですよ
相談者:
うん・・
三石由起子:
うん
だから、あなたは、あの、今からやるべきこどは、
相談者:
はい
三石由起子:
電話を掛けることじゃないのよ
相談者:
・・
はい
三石由起子:
そして、飛行機に乗って、息子に会いに行くことでもないし
相談者:
ええ
三石由起子:
バイト先に行くことでもないの
相談者:
はい
三石由起子:
息子がやっぱり飛んで来るのを待つことですよ
相談者:
・・うん・・
三石由起子:
それはね、辛いとは思いますけれどもね、
相談者:
うんうん、はい
三石由起子:
それが一番早い、息子と面と向かって話せる道なんですよ?
相談者:
うん・・
三石由起子:
ちょっと我慢しないとダメだ、あなたが
相談者:
うん
三石由起子:
うん
相談者:
◆#$%、ずっと待ってても来そうもない、感じがしてまして、
三石由起子:
来ないにきまってるじゃん、お金払ってんだから
相談者:
うん、お金払わなくても来ないと思うんですよ
三石由起子:
来ますよ
(苦笑)
相談者:
・・
三石由起子:
来ますよ
誰が払うんですか?、じゃ
相談者:
うん
三石由起子:
今まだ払ってくれてるのにどうして払ってくれなくなった?って来ますよ
相談者:
・・
三石由起子:
少なくとも電話来ますよ
そしたら「話に来なさい」ですよ。
相談者:
・・
三石由起子:
あのね?
相談者:
はい
三石由起子:
その、来ないんじゃないかとか、切れちゃうんじゃないかとか、もお、先に先に、そういう心配が、この子をダメにしちゃってるわ。
相談者:
◆#$%□
三石由起子:
たぶん、この専門学校、中退したっておっしゃるけどお、
相談者:
はい
三石由起子:
この前だって、きっとお、なんか大学に行きたいとかあったんじゃないの?
相談者:
そうですね
三石由起子:
そうでしょう?
相談者:
はい
三石由起子:
それが専門学校になりさ、専門学校も中退、し、
相談者:
はい
三石由起子:
これ、抜かせって話ですよね。
相談者:
うん、そお・・
三石由起子:
うん、これはいいんだよ、夢を追っかけるのもいいんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはね、夢を追っかけて、息子が頑張ってるなんて言葉を云っちゃだめですよ。
相談者:
・・
三石由起子:
ちっとも頑張ってないじゃん。
家賃も払えてない。
相談者:
うーん
三石由起子:
これ、ほんとに食うや食わずでね、頑張ってる子に失礼だよ
相談者:
うん・・
三石由起子:
そんなね・・息子を過大評価しちゃダメ
相談者:
うん・・
三石由起子:
それともう一つはね、
相談者:
はい
三石由起子:
親子の関係をそんなに、過小評価しちゃダメ。
親子の絆っていうのはね、そんなことで切れませんから。
相談者:
分かりました
三石由起子:
うん
やっぱりね、面と向きあって、きっちり一度話をしよう?
相談者:
ええ
三石由起子:
話をするためには、どうしたらいいか教えますよ
相談者:
はい
三石由起子:
あなたが払わないことですよ、まずは
相談者:
分かりました
三石由起子:
うん、息子は必ず電話寄こす。
相談者:
うん
三石由起子:
そしたら、「電話では話はできません」と言うんですよ。
相談者:
ええ
三石由起子:
うん
んでえ、あの、例えば飛行機代がないとかさ、
相談者:
ええ
三石由起子:
行く交通費がないって言ったらね?
相談者:
はい
三石由起子:
「歩いてでも来なさい」と。
相談者:
うん
三石由起子:
「何ヶ月掛かってでもいいから来なさい」と。
相談者:
うん
三石由起子:
やっぱり、そこお、を言ってやるのが、い、今57だからね、
相談者:
はい
三石由起子:
まだ言えるよ、ね?
相談者:
うん
三石由起子:
これがやっぱり80になると言えないかもしれないけど
相談者:
うん、うん
三石由起子:
息子も26だしね、
相談者:
はい
三石由起子:
歩いたって、ほんとに歩いたって来れるよ。
相談者:
うん
三石由起子:
海があったら泳げないかもしれないけどさ
相談者:
うん
三石由起子:
ね?
相談者:
ええ
三石由起子:
うん、あなたが育て子、子ですから、必ずね、話はしてくれますよ。
電話を取ってくれないなんて情けないこと言ってちゃダメだよ。
息子から電話が掛かってきたときにさ、
相談者:
はい
三石由起子:
「お前と話すことはない」
って言って切るくらいの覚悟ね、覚悟。
相談者:
うん
三石由起子:
うん
切らなくていいよ
「話に来なさい」と。
「電話では話せない」って。
そこまでのことは、やっぱり母親としてはやって欲しい。
相談者:
うん
三石由起子:
うん
元気な26歳の男子ですよ。
もうね、26歳の息子は57歳の母親を、
相談者:
ええ
三石由起子:
庇っていい年です
相談者:
ですよね
三石由起子:
そおです、そうです
相談者:
うん
三石由起子:
ここで頑張ろう?
相談者:
分かりました
三石由起子:
うん
(再びパーソナリティ)
三石先生の払うなは子育てに関しては正解なのだろうけど社会的にはダメですよね?
母親もおばさんも保証人になっている訳だから払わないという選択は出来ないような。
居住権とか色々と法律的に考えるとかなりややこしい話になりそうですね。
賃貸人と話がつけば追い出されていいのだろうけど、連帯保証人に資産があると分かれば追い出さずに債務を膨らませて差押えされたりして・・・。