取り戻したバイセクの自分。それすら幻想。明らかになる本当のキーパーソン

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
お父さまとの関係でね?

相談者:
はい

加藤諦三:
それ自立してないっていうのは、あなたはあ、理解出来てるわけ?

相談者:
出来てない・・と&#△%

加藤諦三:
出来てないですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
父親との関係はね?

相談者:
はい

加藤諦三:
父と子という2人の人間じゃなくて・・

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
例えば、お腹の中にいる子どもと母親との関係考えて下さい。

相談者:
はい

加藤諦三:
すでに2人なんだけど1人ですよね?

相談者:
・・はい

加藤諦三:
こういうような、別々なんだけも1つであるというのを・・関係をシンビオチック・アタッチメント(Symbiotic Attachment)、共生的関係っていうんですよ。
だからあなたは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
父親との間に・・今、共生的な関係にあるんですよね。
なんか自分は父親から理解出来てないと。
で、愛先生が言われたように、そこにあなたの色んな心の問題や、行動・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
そこにすべての、原因があると。

相談者:
うん

加藤諦三:
いう、ことも、そうすると理解、出来ていない。

相談者:
・・言われてる事は分かるんですけどお・・それが・・きっかけなのか?って言われてもよく分からない。

加藤諦三:
父親との関係で・・お父さんが怒った事ある?

相談者:
はい、もう、怒鳴り、散らかし、て・・

加藤諦三:
うん・・その時あなた・・

相談者:
母親は、引っ張られてたりもしてました。

加藤諦三:
その時あなたは、怯、怯えていたのね?
今・・お父さんが・・

相談者:
はい

加藤諦三:
怒ってる姿を非常に鮮明にあなた覚えてますね?

相談者:
あ覚えてます。

加藤諦三:
この段階であなた・・自分の成長が止まったっていう事を・・

相談者:
うーんーん

加藤諦三:
と僕が言った時に、理解・・しにくい?

相談者:
いや、そう言われれば分かります。止まってます。

加藤諦三:
むしろそれから後のことっていうのは幻想なんだよね?

相談者:
うん・・ああ、ああ、ああ

加藤諦三:
あなたにとって幻想で、な、ない事、現実っていうのは・・この・・父親が、怒(いか)って・・母親を殴る・・

相談者:
今も・・会うと怖いですもの。

加藤諦三:
この段階であなた、逮捕されてんです。
英語でArrest(アレスト)って、逮捕って。
例えば、5歳の時の事が鮮明に覚えてるとする、と・・

相談者:
はい

加藤諦三:
この40年間はあなた生きてないんだから、逮捕されて・・牢獄に居るんだから。

相談者:
ああー、それでつまんない人生って言われるんですね?

加藤諦三:
あの、生きてないんです、あなたはね?

相談者:
ん、ないです・・あーあー、そっかあー、だからどっちつかずになってしまうんですね。

加藤諦三:
どっちもどう・・

相談者:
どっちもないわけですか?

加藤諦三:
ないんだよ。

相談者:
ああー・・なるほどお・・

加藤諦三:
形は、結婚して・・高校生と小学生の子どもがいて・・奥さんもいる・・会社で立派な・・会社員、これ完全な幻想なんです。

相談者:
なああー(苦笑)・・分かります。

加藤諦三:
あの・・お父さんが・・

相談者:
はい

加藤諦三:
猛烈な勢いであなたをにらんだ時のあなたの怯え。

相談者:
はい

加藤諦三:
これ・・だけがあなたの現実なんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで逮捕されてるから・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの心は、もう牢獄に、そのあとずっと居るんですよ。

相談者:
あー、も、それは・・解き放、たれたいですね、正直。

加藤諦三:
大丈夫。

相談者:
はい

加藤諦三:
父親が・・物凄い問題抱えてんですよ。

相談者:
・・ええ

加藤諦三:
・・で、その、物凄い問題を、お、奥さんにぶつけてんです。
それであなたにもぶつけてんの。
実は・・

相談者:
・・うーんーん

加藤諦三:
おの・・お、お、あなたのお父さんね?

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さんとの関係、うまくないのはもちろんだけど、お母さんを殴っても解決出来てないんです、お父さんの心は。
あなたにしがみつく事で解決しようとしたの。
だから物凄いですよ、あなたに対するしがみつきは。
だから共生的愛着なの。

相談者:
それは、逆に言ったら、わたしが、怖いんでしょうか?そういう意味じゃないんですか?

加藤諦三:
あなたに捨てられたらどうすんのよ?、お父さん。

相談者:
・・あーあー、そういう事ですねえ?

加藤諦三:
お父さんは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたにしがみつく以外に生きる方法がなかったの。

相談者:
あーあー、はい、分かります。

加藤諦三:
殺したいほど憎らしい・・息子に・・しがみつく事でしか、生きて行けない父親なんです。

相談者:
分かってたような気がします。

加藤諦三:
答えは・・牢獄から出なきゃならないの。

相談者:
はい

加藤諦三:
もうあなた、自分の責任を果たすためには・・

相談者:
はい

加藤諦三:
何があっても父親と別れる。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
どんな事があっても別れなさい、父親とは。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございまーす。

加藤諦三:
父親からの自立。オイディプス・コンプレックスは、人類普遍の課題である。フロイトです。

(内容ここまで)

「テレフォン人生相談でした」(*)のパーソナリティが揃いも揃って加藤&マド愛の回答がお気に召さなかったらしい。

(*)KBCラジオの「川上政行 今日もしゃべりずき!」でテレフォン人生相談の後のコーナー。

解決になってない!
解決になってない!
解決になってない!

 

ウザッ

てか、アンタらの言う”解決”って何?
反論はいくらでもすりゃあいいと思うんだけど、解決法でも言うのかと思えば、

「父親のせいにするのは納得できない」
以上

おめえの相談じゃねえよ。
第一、全然話を理解してないし。
誰も父親のせいになんかしてないから。

 

最初から最後までただ相談者をディスるだけ。

あのね、暴力がダメなのは当たり前なの。
けしからん事をけしからんと言うだけかよ、波田陽区。

かと思えば相談者を踏み台に自分を高みに上げる川上政行。
「親の暴力を見てもボクは暴力は振るわない」

も一遍言うけど、相談者の相談なんだって。
目が悪い人に「オレは見える」って言ってなんになる?

 

そもそも、アンタらが非難できるのは、相談者が正直に打ち明けたからだ。

ヘビーリスナーなら皆知ってることだけど、
加藤諦三もマドモアゼル愛も、人物評価は世間のソレとは全く違う。

世間的に立派な親が粉々にされるのをリスナーは何度も目(耳)にしてきたの。

DV野郎だろうが、アル中だろが、盗っ人だろうが、パチンカスだろうが、浮気性だろうが、借金王だろうが関係ない。

評価はただ一つ。
逃げずに本当の自分と向き合おうとしているか?

マド愛が怒ったのもそこで、体罰を責めてるわけじゃない。

ダメだと分かっててもやめらない。
だから悩むわけで、非難してもし方がない。

本人が何かに気づく以外になくて、その何かは他人には分からない。

相談者や回答を非難するのなら矛盾を突けよ。

 

さて

せっかくのコンビだし、両性愛にフォーカスするのを期待してたんだが。

記事タイトルのバイセクはバイセクシャルを略したつもり。
ちなみにバイは、ラテン語の”2”を意味する接頭語から来ているんだとか。

異性愛、同性愛に続く第三のタイプだ。

もっともこれは、あくまで分類名に過ぎない。
実際に人をカテゴライズするのは難しい。

だって、

マド愛 「皆んな両方持っている」

から。

女子校でマジチョコを渡すのは珍しくもなんともないし、
異性愛を自認する人だって、同性から上手に愛撫されれば勃起するし、濡れる。

勝間和代は、出産と2度の離婚を経て、今はレズビアンと同棲中だ。

相談者の場合、結婚して子どもを持ちながら男性と関係を持つその姿は両性愛そのものだけど、たぶんほとんどゲイだ。

相談者 「可愛くてしょうがない」

そない感情込めんでも(笑)
妻娘が聞いたら立ち直れまい。

あれだ、相談者は”タチ”(*)なんだな。

(*)タチ: 同性カップルの性愛行動におけるリード役、攻め手。
ちなみに受け手のことを”ネコ”と言う。猫ではない。
舘ひろしはその手の人にニヤつかれてるのを知るまい。

いずれにしても、これらサンプルから伺えるのは、両性愛者とは、同時期に両性愛を具備するのではなく、人生の期間によって表出する選好が分かれているということ。

ほとんどの場合、順序は異性愛⇒同性愛。
あるいは、プチ同性愛⇒異性愛⇒同性愛。

つまり、同性愛の特性を備えていたものの、その開発の機会に恵まれず忘れ去られたか、
あるいは社会的規範からそれを封じ込められてきた人たちが両性愛者だ。

それが、何かをきっかけに呼び起こされ、あるいは意識的に本来の欲求に従うことにした人たちで、ある時期を切り取れば、決して同性でも異性でもどっちもいいっていう人たちではない。

今現在、異性愛者と思い込んでいるあなただって、そのうち目覚めるかも。

 


取り戻したバイセクの自分。それすら幻想。明らかになる本当のキーパーソン」への3件のフィードバック

  1. 4~5歳の子が「あ、うちの親クズ」って判断できないでしょうに…。

    親のマインドコントロールが40年効いてたんだから、恐ろしい話。
    MKウルトラも真っ青だよ。

  2. 主さまのそのうちあなたも異性愛者から同性愛へのくだり
    ドキットしました。

  3. ああ、主さんの言うとおり。
    私は異性の持つ違和感?感性の違い?についていけず、
    悩んでいたけど同性と付き合って、開眼し気がつきました。
    私は女性とは肌に合わない、不要な存在なのだと。
    これまでいかに、無駄な嫌な時間をすごしたことか、嫌な連中を追いかけていたのか。タイプ的にプチ同性愛→異性愛→同性愛こんな感じ。
    私はこの、相談者みたいな闇は抱えていないけどね。

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