先妻と暮す夫の娘を放っとけないワケ。初対面で女の劣等感を射抜いた子どもたち

テレフォン人生相談 2021年8月6日 金曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女49歳 夫50歳 二人暮らし 夫の前妻との間に息子19歳と娘17歳がいて前妻と暮らしている

今日の一言: 自分の人生を活性化する最も安易な方法は、他人の人生を巻き込むことです。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい!、もしもしい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いしますう。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。

相談者:
49歳です。

加藤諦三:
49歳、結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
50です。

加藤諦三:
50歳

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
主人のほうに・・娘さんが・・10、7歳

加藤諦三:
はい

相談者:
息子さんが、19歳ですね。

加藤諦三:
はい
で、今あ、は・・何人で、暮らしてんですか?

相談者:
今は夫婦2人で、住んでいまして、

加藤諦三:
2人で暮らしてる。

相談者:
連れ子ちゃん達は、元の・・奥様、の、ほうと・・近所で暮らしてます。

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、相談はどんな相談ですか?

相談者:
娘え、ちゃんのほうなんですけども。
あの・・

加藤諦三:
17歳の?

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
はい

相談者:
高校1年生のときに、学校を・・辞めてしまいまして、
何ヶ月か、仕事を転々と就いたんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
まったく続かず、

加藤諦三:
はい

相談者:
今、あの、朝、起きれない状態で、

加藤諦三:
はい

相談者:
昼と夜とが逆転している状態で、

加藤諦三:
はい

相談者:
ずっと家にこもってるんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
なんとか・・したいなとは思ってるんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
口を出さないほうがいいのかあ?、何かできることはないか?という気持ちも・・ありながら・・

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
このまま、ニートになられても困るという気持ちもありながらということで・・

加藤諦三:
ああ、なるほどね。

相談者:
はい

加藤諦三:
この引きこもってしまったこのお嬢さん、から、助けを求められてるとか、あなたのご主人から・・頼まれてるわけではないんですね?

相談者:
以前、娘ちゃんのほうからあ、

加藤諦三:
ああ

相談者:
こちらのほうで、住みたいと・・

加藤諦三:

相談者:
いうことは、言われたんですね。ただ、息子ちゃんのほうと、2年間住んでたことがありまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
そのときい、の、ま、教育方針といいますかあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
そういったことで、主人と揉めたり、

加藤諦三:
うん

相談者:
男の子と衝突しまして、

加藤諦三:
うん

相談者:
母親の元に、帰ったという、ことがありましたので、

加藤諦三:
うん

相談者:
わたしのほうから、お兄ちゃんがいたときもそうだったけれども、同じことを、叱られる、であれば、お母さんから、叱られたほうが、納得も行くだろうから、

加藤諦三:
うん

相談者:
お母さんの、下にいて・・

加藤諦三:
うん

相談者:
やりくりしたほうがいいんじゃないかと・・いうことで、

加藤諦三:
じゃ・・

相談者:
伝えたんですけれども。

加藤諦三:
今日の相談というのは、あなたが助けたいという気持ちがあるので・・何か・・助ける方法があるか?という、そういう相談ですか?

相談者:
そうですね、あのお、以前、あの、主人にも伝えまして、

加藤諦三:
うん

相談者:
過眠症であるう、の、であれば、

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、自分で直すこと、も難しいのではないかと思うので、

加藤諦三:
うん・・うん

相談者:
「病院に行く気があるのであれば、一緒に行くよ」というふうな、ことも言ったんですけども、

加藤諦三:
うん

相談者:
言ったものの、あんまり、干渉しないほうが、立場的に、いいのかな?、なんて思ったりも、しまして・・

加藤諦三:
うん、うん
あなたが、助けたいという、気持ち、を、確かめるために訊くんですけども、今現在あなたの、夫婦関係はうまく行っている、ですか?

相談者:
はい
子どもがいないと、うまく、行くんですが、

加藤諦三:
うん

相談者:
子どもの問題になると、揉める、原因になってしまいます。

加藤諦三:
ま、意見が違うからね。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
ええ
助けたい、ていうのには2種類あってね、

相談者:
はい

加藤諦三:
ヘルシーサポートっていうのと、健全な、助けと、不健全な助けっていうのがあって、

相談者:
はい

加藤諦三:
要するに、自分の心があ・・孤独だったり、無意味感を持っていたり、生活に張りがなかったり・・
実存的欲求不満っていうんですけれども、そういうものを持ってると、人に関わって行くという・・自分の側の心の必要性から、助けたい。
だから、劣等感を持ってる人は助けたがるっていうのはそこで。
あなたの場合には・・劣等感を持ってる人を助けたがるとか・・

相談者:
はい

加藤諦三:
そういうことではないんですね?

相談者:
もしかするとですね、ま、自分が子どもを産めなかったのでえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
その、もしも自分ん、に子どもがいたら、こんなことにはさせなかったという気持ちもありますね。

加藤諦三:
うーん
助けるっていう行為は・・非常に難しいんです。

相談者:
ああ

加藤諦三:
したほうがいいっていう場合と・・手出しちゃいけないっていう場合・・自分が、生活に張りを持たせるために、相手を巻き込むっていう場合とあるんですよ。

相談者:
ああ・・巻き込むのかもしれませんね。

加藤諦三:
ああ
それだと・・当然、いろんな犠牲をはらって、助けて・・みても・・感謝を求めるとかね?

相談者:
はい

加藤諦三:
劣等感を持ってる人が、人を助けたがるっていうのそこなんですよ。

相談者:
ああー

加藤諦三:
感謝をされたいから助けるんです。

相談者:
そうです、あのお、男の子のほうと一緒に住んでたときは、

加藤諦三:
うん

相談者:
血の繋がっていない、わたしが・・ましてやその、母親は生きているときに、

加藤諦三:
ええ

相談者:
頑張ったところで、お節介にしか思われないんだというのは・・

加藤諦三:

相談者:
分かりました。アハハハ(苦笑)

加藤諦三:
ありがた迷惑。フッフ(苦笑)
要するに、

相談者:
そう

加藤諦三:
報われない努力をする人っていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
相手が求めてえ、ないのに、こちらから出て行く。

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の人生を活性化するために、人を巻き込むことの、助けっていう場合なんですよね。

相談者:
ああ

加藤諦三:
ま、今の話を見ると、僕はちょっと積極的に、出ないほうがいいと思うんですけれども。
今日はですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
法律上の問題はもちろんですけれども、いろんな、経験、知識を、お持ちの、弁護士の中川潤先生がいらしてんので・・ご意見を伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「先妻と暮す夫の娘を放っとけないワケ。初対面で女の劣等感を射抜いた子どもたち」への5件のフィードバック

  1. 多感な年ごろに自分の両親たちの恋愛模様にもみくちゃにされれば
    無気力になっても仕方がないと思う。
    近所に母親と新しい旦那
    家の中に父親と新しい奥さん(相談者)がいたら
    居心地わるそう。
    暖かく相談者を迎えてくれたというけど、どれだけ小さな子供が無理をしているか、しのばれる。

  2. なんだか、人を心配している自分が今の生きがいのようになっている感じがしました。私がこのような家庭の男性と結婚したなら、前妻との間の子どもさんのことには、関わりたくないですね。温かく迎えてくれたなんて、、そんなことあるわけない。複雑な気持ちではあったけど、大人な対応をしてくれて、偉いなぁと思う。

  3. 自分の方が良い母親になれるって思ったんじゃないかなぁ。実母は性的にユルイ感じの人だし。多分学歴、職歴も彼女がかろうじて上なのでは?

    暇だしね。

    子供いないと暇だよね。居るとなんだかんだと忙しい。お金も使わないし。年取って仕事なくなるとホントーに暇になるらしい。
    子供いなけりゃ孫もいないわけだし。

    何かしたほうがいい。できれば引っ越ししたほうがいいと。よくわからないけど普通の感覚じゃない気がする。

    田舎の話なのかなぁ?

  4. 相談者は義理の娘さんに同情して、どうにかしたい気持ちは分かります。でも娘さんと一緒に住んでる母親がいます。どんな酷い母親でも子供はママが大好きです。貴女は義理の娘さんの話し相手になって、たまには、おこずかいをあげるぐらいがいいと思います。

     

  5. 夫の連れ子の娘さんが自分に心を許したような気がする。それが実母の家で引きこもり。心配になる気持ちは分かります。でも、娘さんからすれば、たまに隠れ家のおばちゃんに愚痴を聞いてもらいたいって感じじゃないかな?相談者のほうから娘さんの所へ出しゃばらず、娘さんが助けてー!と駆け込んで来たらいつでも全力でサポートできるように準備しておくのがいいのではないでしょうか

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