生活バラバラ5人家族。家事負担減り暇を持て余す主婦47歳。葬式で泣かせよう

(回答者に交代)

三石由起子:
こんにちは

相談者:
こんにちは、よろしくお願いしますう。

三石由起子:
お幸せなことで、いいですね。

相談者:
アハハハハハ(苦笑)
友達にはね、言われるんですけれどもね。

三石由起子:
そうでしょう?

相談者:
「羨ましい」って言われるんですけど・・

三石由起子:
普通さ、ねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
子供が病気だとかさ。

相談者:
はい

三石由起子:
不登校だとか。

相談者:
はい

三石由起子:
不良だとか。

相談者:
はい

三石由起子:
亭主が浮気したとか。

相談者:
はい

三石由起子:
お金がなくて食えないとか。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?・・そういう話なんですよお。
ほんとにまったく・・

相談者:
あ、でもうちのね、

三石由起子:
うん

相談者:
息子も事故したんですよ。

三石由起子:
うん、でもそんな、思い出して言わなくていいからそんなこと。

相談者:
アハハハハハ(苦笑)

三石由起子:
そんな、
そんなことさあ・・

相談者:
はい

三石由起子:
う、思い出して、思い出して言うことじゃないから。
たぶんね、あなたのあの・・興味の対象っていうのがね?

相談者:
はい

三石由起子:
非常に限定的でね?

相談者:
はい

三石由起子:
いいお母さんだったんだと思います、わたしは。

相談者:
はい

三石由起子:
きっとね。

相談者:
はい

三石由起子:
それがもう、パッとこう・・ん、することなくなっちゃってえ、

相談者:
はい

三石由起子:
さあ、どうしようか?っていう人に向かってね?

相談者:
はい

三石由起子:
趣味とかって、これ難しい話だよね?

相談者:
・・

三石由起子:
あのねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
今日からできることを、言いますね?

相談者:
はい

三石由起子:
でやってるうちにさ、どんどん仕事って増えて来るじゃない、なんでも。

相談者:
はい

三石由起子:
例えば、掃除い、なんか始めてもさあ・・ここ掃除すると、あー、ここもあった。あー、ここもあった、あ、こうすればいい、ああすればいいみたいになるじゃない?

相談者:
はい

三石由起子:
それをおんなじようにね?、なんかとにかくね・・なんかをお、するっていうことで言えばね?

相談者:
はい

三石由起子:
わたし1つアドバイスしますよ。

相談者:
はい

三石由起子:
あのねえ?、家(うち)の中を探すとねえ?、子どものお、写真とかさ。

相談者:
はい

三石由起子:
山ほどぐっじゃぐじゃありませんか?

相談者:
あります。

三石由起子:
あ・・箱の中とかさ。
あっちに3枚とか・・

相談者:
ぐちゃぐちゃというか、もう、それも整理したんです。

三石由起子:
ん?

相談者:
整理したんです。

三石由起子:
どういうふうに整理したの?

相談者:
あのUSBにパソコンに全部入れて。
それぞれの子供別に分けて。

三石由起子:
うん。楽しかったでしょ?

相談者:
懐かしかったです。

三石由起子:
懐かしかったでしょ?

相談者:
なんか年を取ったなって思いますね、自分が。

三石由起子:
そおこでやめないんだよ、そこでやめないの。
元の写真はどうしたの?

相談者:
あ、全部デジカメで撮ってるので。

三石由起子:
え?子供が小さい頃から?

相談者:
はい

三石由起子:
21年前から?

相談者:
そうです。

三石由起子:
そうかそういう時代かあ。

相談者:
はあい

三石由起子:
USBに入れたんだったらあ、

相談者:
はい

三石由起子:
こんど編輯できるじゃないですか。

相談者:
ええ、できます。

三石由起子:
ね?

相談者:
はい

三石由起子:
そしたらこのときはこうだったとか。あなたが持ってる思い出みたいのあるじゃない?

相談者:
あります。

三石由起子:
それをねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
2行で3行でもさあ

相談者:
はい

三石由起子:
「こんな、思いで育てたのよ」って「死んだら見晒せ」くらいにね?

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、思い出してこうだったああだったっていうことを、書いて行くんですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
そうすっとね?
あ、これ、上の子だっけ?下の子だっけ?みたいなこともあるしね?

相談者:
はい

三石由起子:
これ脳のねえ、訓練にも物凄くいいですよ?

相談者:
はい

三石由起子:
で、できたらね、今度はね?、このときのお、気持ちを川柳にでも詠んでみようかと(笑)、ね?

相談者:
うんうーん

三石由起子:
俳句なんていうと難しいからさ。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?、まあ、10枚に、1個ずつくらい・・詠んでみようかな?、みたいなことで書き加えて行くとね?

相談者:
はい

三石由起子:
1週終わったくらいにはね、腕上がってるからさ。

相談者:
うーん

三石由起子:
推敲できちゃうんだよ、推敲。

相談者:
はい

三石由起子:
そうすっとね?、いややっぱり季語入れて俳句にしてみようかなとか。

相談者:
うーんうんうん

三石由起子:
あのね?、そういうふうにしているうちにね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたはきっとねえ、書道をやりたくなったりね。

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、俳句を、作りたくなったりって自然にすると思うんだよ。

相談者:
はい

三石由起子:
とにかく何かないか何かないかって思ってるときっていうのは、

相談者:
はい

三石由起子:
なんでもいいから、その目の前の物に、飛びついてみないとダメなんですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
あなたね、USBの、メモリーで、

相談者:
はい

三石由起子:
やったっていうん、だからそれすんごくあの上出来だったと思うよ。

相談者:
はい

三石由起子:
だからそれをねえ?、整理し直して。どんどん傑作になるから。

相談者:
はい

三石由起子:
そうすっとね、あなたの葬式でね、発見してね、子供は泣くんだよ。

相談者:
ハハ(苦笑)

三石由起子:
「ママ、ごめんね」って。

相談者:
ハハハ(苦笑)

三石由起子:
いい気持ちでしょ?
で、そういうことをね?(苦笑)、想像してですよ?

相談者:
はい

三石由起子:
うん。「様を見ろ」くらいの気持ちで。
そうすっと自分も楽しめる・・

相談者:
はい

三石由起子:
う、じゃないですか?

相談者:
はい

三石由起子:
で、たぶんあなた、子供から離れられないんで。

相談者:
そうなんです。

三石由起子:
それやるとね?

相談者:
はい

三石由起子:
面白いと思うよ。やっぱり自分を・・好きになるっていうかさ。
あなたはこの3人の子供、物凄く可愛がってえ、
物凄く情熱を、

相談者:
はい

三石由起子:
掛けたと思うんだよね。

相談者:
はい

三石由起子:
だから、その、原点だからさ、自分は。

相談者:
はい

三石由起子:
だから、ちょっと自分のことも考え、て、

相談者:
はい

三石由起子:
やると結果的にはね、みんなが振り向いて来るから。

相談者:
はい

三石由起子:
うん、あの、1つはね、だからそのUSBメモリーに、ね?

相談者:
はい

三石由起子:
まあ、もう1回整理し直すね。

相談者:
はい

三石由起子:
うん、これ、ほんとに面白い作業になると思う。

相談者:
はい

三石由起子:
それとね、もう1つはね?

相談者:
はい

三石由起子:
せっかくみんなで住んでるんだから、

相談者:
はい

三石由起子:
玄関の設え(しつらえ)。

相談者:
はい

三石由起子:
あの、ほら、12ヶ月のほら、行事ってあるじゃない?日本は四季に恵まれてね?

相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ、はい

三石由起子:
72節気とかあるわけじゃないの。

相談者:
はい

三石由起子:
で、今日は何の日、何の日みたいな。

相談者:
はい

三石由起子:
そうするとね?
あ、じゃあ、今日は、こんな花置いてみようとか。
こんな料理にしてみようとか。

相談者:
はい

三石由起子:
毎日、これねえ?、3日に一度あるよ、3日に一度。

相談者:
ふうーん

三石由起子:
そうするとね、3日に一度ねえ?
玄関設えなきゃいかんのよ。
あの、下駄箱の上でもいいですよ?

相談者:
はい

三石由起子:
下駄箱の上へ、じゃ、こ、今日は、あの、こんな花、置いてみようかとか。

相談者:
ふん、うん、ん

三石由起子:
今日はこんな酒置いてみようとか。

相談者:
うーん

三石由起子:
そうするとね?・・みんながせっかく帰って来るんだから、そのうちに。

相談者:
はい

三石由起子:
そしたらねえ、真っ直ぐには上らんよ。
「あれ何?」

相談者:
うーん

三石由起子:
必ず聞くよね?

相談者:
はい

三石由起子:
ん「あれ何?」・・あ、「今日は何の日だからあ、こんな物も作ってあるわよ」みたいなこと言うと、ちょっと食べる・・

相談者:
はい

三石由起子:
とかね?
自分に興味持たせなきゃダメ。
あなたはあ・・

相談者:
うーん

三石由起子:
子供に、興味を持つことに、夢中でさ、

相談者:
はい

三石由起子:
ね?、ママに興味を持たせるような・・

相談者:
うん

三石由起子:
謎を残して来なかったですよ。

相談者:
そうなんです。

三石由起子:
そう、だからね、子ども、飽きてんのあなたに。

相談者:
そうなんです。

三石由起子:
うう、だから、なんで飽きてるっていうかさ。みくびってんのよね。
母親に、言ったって、どうせこのくらいの答えしか返って来ないとかね?

相談者:
うん。・・そう、そう、そ(苦笑)、そうなんです。

三石由起子:
何を聞いたって、きっと、分かりゃせんとかね?

相談者:
そうです、そうです。

三石由起子:
だからね?

相談者:
はい

三石由起子:
ナメめられ過ぎてんの。

相談者:
はい

三石由起子:
でもせっかくね?その核にあったのは子供に対する愛情なんだから。

相談者:
はい

三石由起子:
そこをね?やっぱり分からせていかなきゃいかんのね。

相談者:
うん、うん、うん、うん

三石由起子:
だからね?、今からね?

相談者:
うん

三石由起子:
あなたがほんとに楽しそうにそういうこと始めるわけ。

相談者:
はい

三石由起子:
そうすると子供は興味持つから。

相談者:
はい

三石由起子:
母親こんなはずじゃなかったぞと。

相談者:
うん、うん、うん、うん

三石由起子:
何をこっそり楽しんでいるのだろうと。

相談者:
うん、うん、うん、うん、うん

三石由起子:
ね?、勿体ないから興味持たせようよ。

相談者:
ンハハハ(苦笑)

三石由起子:
ねえ?

相談者:
ハハハハ(苦笑)はあい

三石由起子:
だって長男18だからさ。
28になってね?

相談者:
はい

三石由起子:
嫁をもらうときに、

相談者:
はい

三石由起子:
うん、「うちの母親、なかなかいいぞ」くらいのことをね。

相談者:
そうですね。

三石由起子:
心の隅でねえ、

相談者:
うん

三石由起子:
思わせないとお、

相談者:
うーん

三石由起子:
無駄じゃん。勿体ないじゃん。

相談者:
うーん

三石由起子:
ね?

相談者:
そうですう?

三石由起子:
うん。だからね。

相談者:
はい

三石由起子:
アルバム整理にね?

相談者:
はい

三石由起子:
コメントを書くことから始めて。毎日の、あの、玄関の上に何を置くかなっていう葉っぱを、選ぶことから始めて。

相談者:
うん・・はい

三石由起子:
そうするとお花屋さんにも、行くしね?

相談者:
はい

三石由起子:
庭園に行っても、いろんな物に目が向くようになるし。

相談者:
はい

三石由起子:
うん。どんどん、どんどん、え?、わたしってこんな人だっけ?って思えるようになるから。

相談者:
はあい

三石由起子:
わたしいまだになるもん。え?わたしってこんな人だった?って。

相談者:
フフフフs(苦笑)

三石由起子:
だからね?

相談者:
はい

三石由起子:
あのこう・・ん、自分であなたは投げてるから、自分を。この程度の人間で終わってしまった。さあ、どうしようか?って、こういうことになるわけよ。

相談者:
うーん。うん、ふん、ふん、ふん

三石由起子:
そんなことしてたらあ、子供だってそう思いますよ。

相談者:
はい

三石由起子:
そうじゃないんだね。自分がどうなるかっていうこと、ワクワク、まだ楽しめる、十分楽しめる年だよお。

相談者:
はあい

三石由起子:
あなたね、あと50年生きなきゃいかんのよ。

相談者:
ハハはい(苦笑)

三石由起子:
こんな情けないこと言ってちゃダメ。

相談者:
分かりました。

三石由起子:
うん。ミステリアスな母親になろうよ。

相談者:
はい

三石由起子:
ごく僅かな、努力から始まると思います。

相談者:
はい

三石由起子:
ねえ

相談者:
ありがとうございます。

三石由起子:
頑張ってえ!

相談者:
はい、ありがとうございました。

三石由起子:
はあい

(再びパーソナリティ)


「生活バラバラ5人家族。家事負担減り暇を持て余す主婦47歳。葬式で泣かせよう」への25件のフィードバック

  1. 聞いてて、この奥さん頭悪そうだなあと思った。喋り方とか、子供からも相手にされてないし。 どっちかといえば、趣味より資格とか教養系の方が良かったような。解答はいかにも三石先生らしかったけど。あの先生、自分の経験談で語るから。
    愛先生や他の先生だったら何と解答したのだろう? 加藤先生だったら夫婦関係に持っていくか、憎しみか?

    1. 「頭悪そう」って…。もう少し言葉選ぶ必要があるんじゃないですかね

        1. 余暇をどう過ごすか、頭を使って考え巡らすことができないってことでしょうね、簡単に言って頭悪いでも違和感は感じません。
          育児や家事などある意味、与えられた仕事はできるけど、クリエイティブなことが苦手な方なんでしょうね。
          そんな人に俳句とか、、なかなかハードル高そうだけど、良い歳の取り方ができるといいですね。同世代なので少し気持ち分かります。

          1. 悪いことをしたわけでもない相談者、しかもここを見る可能性もある人に対してその表現は品が良くないって話だと思いますよ

          2. ここのコメント欄ってノリが小町っぽいですね

            頭悪そうくらい、実際の相談者を知らないどっかの暇人が
            なんか言ってるーくらいに思わないと持たないでしょう。
            悪いことしてないから云々ってレベル?
            侮辱罪なんか無理だからね?

            つまらん人。それこそ老後苦労しそう。
            幼稚すぎてつまらない。

          3. 11:51の方、たしなめられて長々と言い訳する方がずっと幼稚ですよ〜☆
            素直に次からやめたらいいです!

          4. 生きてりゃ理不尽なことなんかいくらでもあるわ
            仕切り屋ごときが偉そうに。
            1人か2人、文章が変なのが小町感丸出し。
            頭悪い&浅い考察だからすぐわかる。

            こういう独りよがりの正義をふりかざすのがいるから
            某相談者の続き、とか発見しても教えたくないんだよね。
            youtubeもイキナリ削除されてたし。
            今度はブログを通報する奴とかいそうだから、やめとくわ

          5. 他人のことは気軽にdisるけど自分が指摘されると長文で発狂するの草

    2. 諦三の場合は、実存的欲求不満。

      今週は憎しみでも敵意でもない。

  2. 話し方や声で、60代かと思ったら〜47才⁉︎
    とても47才の声には聞こえず、サバ読んでる⁉︎と疑いながら、聴いてました。

  3. 幸せになったらなったで新たな悩みを作ってしまうんだな( `_ゝ´)
    前の三石先生だったらもっとガツン!と言ってると思うがな。最近、なんだか物足りないんだよねー

  4. 何でも無い、当たり前の事が他人からみたら
    とても羨ましい生活、衣食住に困らずに
    毎日元気で暮らせるって、素晴らしいこと
    見方を変えれば、貴女は充分幸せな人です。

  5. 相手の提案に対して即座に否定したり逆に軽々しい返答で同調して自分語り始めたりして微妙に論点ずらしするのは相手の氣持ちを削ぐ行為だなと実感できた回でした。「巣立つ」の意味は合ってないと思いますが、将来本当に子供たちが就労して別居して家庭を持ち「巣立った」時、この相談者さんは子らの家庭に押しかけ訪問して、心配しているから来てやったとか、あーしなさいこーしなさいとかやる御節介姑になりそう。

  6. 一生懸命子育てをして良妻賢母だった人が罹る『空の巣症候群』という一種の鬱だと思います。本人にとって本当に辛いのです。誰にもわかってもらえない辛さです。こういうときは子供の写真を見るのもかえって辛くなると思います。3人の子供を大学生にして、自分のことは自分で出来る自立した子供に育てたことは、本当に立派だと思います。自分で自分に心から「おつかれさま」と言ってあげてください。まだまだ子供たちにとって母親が必要でなくなったわけではありません。自分で自分に「おつかれさま」が言えたら、三石先生のおっしゃったように子供たちにとって魅力的な母親であり続けるためにスタートできると思います。

  7. 相談者のお母さん、立派ですね。
    私はどちらかというと放任で育てたから、
    後悔ばかり。反省、、。
    きっとお孫さんができたりすれば
    頼られて忙しく日々がきますよ。
    きっと、
    それまでゆっくりして下さい。

    1. 羨ましいかぎり
      子供3人同時に大学に通わせられるなんてご主人は相当な高給取りだと思う。その状況なら普通は奥様も学費のために有無を言わせずはたらいているだろうに
      幸せって本人は気づかないものなんだな。確かに子供に手がかからなくなると急に手持ちぶさたで空虚な気持ちにはなるけど、そんなの一時的なものですぐに楽な暮らしに慣れてくでしょう。ただ暇をもて余してるだけのこと。
      お金にも余裕があるから、仕事も必死になれないだけのこと

  8. 羨ましいかぎり
    子供3人同時に大学に通わせられるなんてご主人は相当な高給取りだと思う。その状況なら普通は奥様も学費のために有無を言わせずはたらいているだろうに
    幸せって本人は気づかないものなんだな。確かに子供に手がかからなくなると急に手持ちぶさたで空虚な気持ちにはなるけど、そんなの一時的なものですぐに楽な暮らしに慣れてくでしょう。ただ暇をもて余してるだけのこと。
    お金にも余裕があるから、仕事も必死になれないだけのこと

  9. そうなるほど一生懸命子育てをしてきたんですね。
    このお母さん偉いなあ。

  10. (続きです)
    ちなみに、この場合の子供が『巣立つ』という感覚は、子供がなんらかの理由で家を離れる、あるいは結婚するというようなことを言うのではなくて、子供がとてもしっかりしたと感じ、大人になったな、もう自分が居なくても一人で生きていけるな、と感じた瞬間を言います。子供が20歳になる頃そんなことを感じると思います。本来は喜ぶべきことなのですが、自分でも気付かない深層心理では寂しくて悲しい感情が芽生え、何をしても元気が出なくなります。この相談者さんが子供が3人とも家に居る状態で「子供が巣立って・・」と言っておられるのは間違いではなくそういう実感なのでそれで良いのです。『子供が大人になった=子供ではなくなった=子供が居なくなった』喪失感で何をしても空虚で元気が出ない、これが『空の巣症候群』です。大人になった子供を尊重してこれからどうやって自分の人生を生きていくか苦しんで模索している方ですから、子供の人生を邪魔しないと思います。

    夫婦仲が良くて、ご主人が奥さんに対して思いやりをかけられる場合は、このような状態に自分で気付かないまま通り過ぎていく人も多いのかもしれません。でもそうでない場合、自分で自分を褒めて、自分で自分を労って、「ごくろうさま」「おつかれさま」と、心から自分で自分に言えて、長きにわたった子育てを終わらせることができたとき、少しずつ自分のための人生を歩いていけるスタートができると思います。そうすると実際に手を掛けてきた今までとは違うけれどもまだまだ子供が自分を必要としなくなったわけではないということも見えてきて、また幸福感も戻ってくると思います。今度は物理的に子供と離れることがあったとしても、子供と心が繋がっていると思えると思います。自立した母親でありながら子供たちにとってはいつも自分たちを見守ってくれている魅力的な母親であり続けることができると思います。

    子育ては女性が長きにわたって自分の人生の大半をかけて行なう大仕事です。そして一生懸命やってきた人が子育てを終わるときに罹る『空の巣症候群』の苦しさ辛さについて、もっと皆が知って理解してほしいと思います。

  11. 人生100年時代を考えると、折り返し地点まで来ているんですよねえ。
    難しい面もありますが、熟年離婚に追い込まれないよう頑張って欲しい。

  12. このお母さん家事も学校関係も一生懸命で3人分のお弁当とか楽しく作ってたんだろうな。勝手な想像だけど。
    恩着せがましい感じもしないし子供には伝わってると思うけど。
    三石先生から暇つぶしのヒントを貰ったからいつか来る子供の結婚なんかに備えてゆっくり楽しめばいいんじゃないかな。
    自分で寂しさを自覚してるのはいいと思う。

  13. 私の場合、就活や社会保険、年金など、これからこども達が疑問に思うだろうことを勉強しまくりました。でも、こどもには何も言わないで、全て本人任せ。そして、ちょっと聞かれた時に質問に答えてたら、「おっ」と思ったようで、それからはいろいろ相談してくれるようになりました。
    意見を求められたら、「私はこう考えるけど、私の意見は参考程度にして、自分で考えて決めてくださいね。」と必ず言い添えました。

    こどもが帰省した時、私の本棚の本をチェックしてるのを見て、ちょっと面白かったです。経済とか育児とか宇宙とか心理学とか物理とか色々、興味のあるものを片っ端から読んでいたので、母さんは何やってんだ、みたいに思ったのでしょう。
    それと、暇を見つけて高校生の時苦手だった科目を勉強し直しているのですが、こどもが帰省した時に質問して教えてもらったりしてます。母親からいきなり高校生の参考書を手に持って質問されて、大学生のこどもは驚いてました。
    内心、笑ってます。親はこどもを驚かせてなんぼです。

  14. 家事は やりだしたらキリのない、終わりなき作業の連続だと思う私は、この相談者さんがものすごく家事スキルのある人に思えた。

    夜勤があるとは言え 単身赴任しているわけでもない夫と、大学生であるとは言え 自宅通学している子供3人と、パートであるとは言え 半日は働いている相談者。4人のお世話をする毎日。それで暇を持て余しているなんてスゴイ!
    私だったら大車輪の日々で、「早く自分の時間が欲しいよー」と嘆いている。
    とはいえ、夫も子供もコンビニとコインランドリーがあれば生活はできる。
    4人とも自分の世界に夢中で母親になんか構っちゃおれぬ。

    暇を持て余しているというより、もう必要とされていないのが寂しいのですね。一人遊びは得意じゃないしね。でも大丈夫。数年すれば孫世話係として駆り出され 大活躍できますよ。それまで体力をつけておいて下さい。

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