分かれたいけど別れたくない。経済的に頼るも傅くつもりもない女の「夫が好き」

テレフォン人生相談 2022年2月18日 金曜日

傅く: かしずく。つきそって世話する、大切にする。

セックスでいじめるって発想ないのかしら、夫。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女40歳バツイチ 夫52歳 結婚11年 元夫の娘13歳

今日の一言: 悩んでいる人の最大の救いは悩むこと。解決の意志はありません。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし?

加藤諦三:
テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いします。

加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。

相談者:
40歳です。

加藤諦三:
40歳

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
52歳です。

加藤諦三:
52歳

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
子供は・・わたしの連れ子なんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
13歳になります。

加藤諦三:
男の子女の子?

相談者:
女の子です。

加藤諦三:
はい、分かりました。それで、どんな相談ですか?

相談者:
一緒になった当初からは・・あの、

加藤諦三:
何年前ですか?一緒になったのは。

相談者:
11年前です。

加藤諦三:
はい、11年前、はい

相談者:
はい。一緒になった頃から、

加藤諦三:
ああ

相談者:
喧嘩は絶えなかったんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
主人のお母さん先に亡くなりまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、お父さんが亡くなったあとからも、

加藤諦三:
はい

相談者:
喧嘩というよりも・・時々あの、取っ組み合いの喧嘩みたくなってしまいまして、

加藤諦三:
・・

相談者:
主人とお、話い・・が、こう、うまく噛み合わず、

加藤諦三:
うん

相談者:
わたしもあの、時々・・
「そんなバカなこと言ってると」・・

加藤諦三:
うん

相談者:
「叩くからね」って言うと、

加藤諦三:
うん

相談者:
相手が、

加藤諦三:
うん

相談者:
「叩き返したら」あの「叩き返してやるから」って、言われまして、

加藤諦三:
うん

相談者:
であの「痛いから離してくれ」って言っても、

加藤諦三:
ふん

相談者:
手を、思いっきりあの、アザになるほど握ったりとかしまして、

加藤諦三:
うん

相談者:
主人が。
で、痛いから「ごめんなさい、分かったから離して」って言っても、

加藤諦三:
ええ

相談者:
全然離してくれなくてですね。

加藤諦三:
はい
それは所謂、ドメスティック・バイオレンスと言われる、暴力・・要するに戦ったということよりも、暴力を振るわれていたっていう感じですかね?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
だけど・・

相談者:
叩かれたりとか。

加藤諦三:
アザができるほどっていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
どのぐらいですか?月1回とか年1回とか。

相談者:
2ヶ月に1回くらいとか。

加藤諦三:
で、原因はなんですか?

相談者:
原因はあの、自分でも、分からなくて、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「1回」あのお、「お酒を飲まないときに」、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「話をしてみろ」って、あの、友人に言われまして、

加藤諦三:
ええ

相談者:
お酒を飲まないときに、

加藤諦三:
ええ

相談者:
話したら、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「なんでも」あの「お前が勝手に、1人で、俺が」あの「やりたいこととか、あるのに、決めてしまうから」

加藤諦三:
はい

相談者:
「それに対して俺は面白くないんだ」と。

加藤諦三:
ええ

相談者:
「俺の金で生活してるくせに」

加藤諦三:
ええ

相談者:
「食費だって、なんでこんなに掛ってる?」とか。

加藤諦三:
ああ

相談者:
「結局、誰のお陰で生活できてるんだ」とか。

加藤諦三:
はい

相談者:
「お前みたい、な者と」な「一緒に、いなきゃ良かった」とか。

加藤諦三:
ええ

相談者:
「今からでも遅くないから、出てけ」とか。

加藤諦三:
うんうん

相談者:
そういうことばっかり言われまして、

加藤諦三:
ええ

相談者:
そのたびに、泣いて友達のところに出て行ったりとかはしてたんですけど、

加藤諦三:
ええ

相談者:
やっぱり友達も、

加藤諦三:
ええ

相談者:
毎日、来られてはやっぱり、迷惑、だと思いますので、

加藤諦三:
うん

相談者:
ん、このままあの、子供を連れてえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
家を出たほうがいいのか?

加藤諦三:
ええ

相談者:
別居ていう形を取ったほうがいいのか?

加藤諦三:
あーなるほどね。

相談者:
正式に離婚したほうがいいのか?

加藤諦三:
はい

相談者:
ペットもいるもんでえ。

加藤諦三:
ペットは何?

相談者:
猫を、飼ってるんですけども。

加藤諦三:
猫ですか、はい

相談者:
「こんな猫かわいくないから出してやれ」とか、

加藤諦三:
ああ

相談者:
そういう言葉を余計に言ってみたりとかするん、ですよ。

加藤諦三:
ええ、ええ
それでそういう・・派手な喧嘩をしてるとき13歳のお嬢さんは、

相談者:
はい

加藤諦三:
どうしてるんですか?

相談者:
いる前では。怒ったりはしないんですけど、

加藤諦三:
ええ

相談者:
娘があの、部屋に閉じこもった、ていう段階で、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「この家はどうせ」あの、「俺たちの子供はいないんだから」

加藤諦三:
ああ

相談者:
「こんな家(うち)どうなってもいいだろう」とかって言ってみたりとかするん、ですよ。

加藤諦三:
ええ、ええ
で、今日の相談は、

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、こんな、状態の中で、

相談者:
はい、こんな状態の中でえ、離婚したほうがいいのか?

加藤諦三:
はい

相談者:
別居をしたほうがいいのか?

加藤諦三:
はい

相談者:
自分もお、ちょっと精神的にい、

加藤諦三:
はい

相談者:
耐えられないのでえ・・

加藤諦三:
まあ、それはあ・・そうでしょうね。
怒ったときの、怒りは、かなりしつこいですよね?

相談者:
そうです。
1回「分かった」って言うんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
また結局、忘れた頃に、

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう話になってしまって、

加藤諦三:
ええ

相談者:
話すると、

加藤諦三:
うん

相談者:
「お前の顔なんかみたくない」

加藤諦三:
ええ

相談者:
「話を、する気もない」

加藤諦三:
ええ
要するに変わらないわけでしょ?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
で、今日のあなたの相談、というのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
こういうような、しつこい、喧嘩の中で、

相談者:
はい

加藤諦三:
離婚、に、踏み切ったほうがいいのか、どうか?っていうことですね?

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのスタジオに、弁護士の中川潤先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「分かれたいけど別れたくない。経済的に頼るも傅くつもりもない女の「夫が好き」」への26件のフィードバック

  1. 中川先生が「別れなさいよ」とハッパをかけてるのに、加藤は「おまえにはできない」と言って相談者の離婚の決心を鈍らせる。加藤は何がしたいんだ?
    最後まで中川先生に喋らせて、加藤は黙っててくれ!

    1. いや加藤先生も「夫に傅くことはできるのか?無理だろう」って別れる方向に背中を押してるじゃん。
      「このままだとグダグダ悩んで一生を終えますよ、それでいいんですか?」って回答は2人とも同じ方向じゃない。
      あなたがアンチなのは読解力が低くてイマイチいろんなことを読み取れてない(よく分かんない)からじゃないの?

    2. 加藤先生も「離婚しかありません」て言ってますよ。
      どうしたんです?大丈夫ですか

  2. 暴力を振るう男なんて最低。
    それでも好きって…もう二人の間しかわからないことなんだろうか?
    好きと依存と間違えてる。
    もっと自分の世界を広げてほしい。

  3. テレ人聞く時、この相談されたら自分だったらどう答えるだろう、という聞き方をしてます。弁護士案件だと割と思った通りの回答で、ある意味面白くないのですが、加藤大原コンビや加藤マド愛コンビだと思わぬ方向に飛ぶ事が多く楽しませて貰ってます。まぁテンプレっぽい部分もあるとは思いますが加藤先生以上の回答は出来ないな〜と思って謙虚に聞いてます。
    今日のも二人の意見は一致してたように感じますが、私の聞き間違いかな…

  4. まず、お金を貯める事やな❗

    5年経てば娘は家を出て行くだろうから…
    45才は、まだまだ若い・・・

    1. 子連れで再婚してるぐらいなんだから離婚してまた年上でも探せばいい

  5. 何のために電話してきたのだろう…?この相談者。DVされるのは嫌だけど、離婚するのも面倒だし、働きたくない…みたいな。子供にも見限られてるよ、きっと。過去テレ人でもDV旦那から逃げなかったばかりに解決しようのない不平不満後悔をグチグチ相談した事例があるけど、そのような生き方で良いのか?明らかに瑕疵ある配偶者を「愛してるから好きだから」と自己欺瞞するのは想像以上に罪深い。

  6. シェルターと言われているDV被害者保護施設を持つ自治体もいくつかあるはずなので、関係部署に早く相談して欲しかったなあというのが本心。
    とはいえ、ご相談者さん、連れ子の親権を夫に取られるのが怖かったのでしょうか?早く社会保険付き仕事に就いて、子連れ離婚して欲しいです。
    経済力の兼ね合いは本当に痛いですから、どうしてもそこがネックになってしまうかと思います。とはいえ、夫の行動は尋常じゃないと思います。
    加藤さん、以前別な相談で、アダルトチルドレンという話をしていましたが、ご相談者さん夫婦も、やはりそのような状態ということでしょうか。

  7. なぜ相談者は夫に感謝の気持ちを持てなかったのだろうか。
    今の生活レベルを維持できているのは夫の経済力がやはり大きいのではないだろうか?
    相談者自身が言っている通り自分だけではキツいはず。

    これから時々言葉に出して伝えればよいと思います。

    私は相談者と同じで、連れ子がいて再婚しましたが時々感謝を伝えていたので、喧嘩しながらも離婚に至らず続いています。
    血のつながらない子どもに、十二分に学費を出してくれました。大変感謝しています。

    1. 相談者もウジウジしてるとは言え、感謝してたらDVは無いのか?そんなわけないでしょうよ。こういうのをマウントって言うんですよ。

        1. DVについて無知なことで他人を傷つけているので、少し勉強なさったら?

        2. 「殴られる奴は感謝が足りない」と被害者を更に追い詰める最悪のコメントだなあ マウント取る上にセカンドレイプまでするの? すごいね

          1. 同感!
            DVされてペット以下の扱い受けてるのに「感謝の気持ち?ふざけんな。」って感じ。

          2. そうではありません。
            相談者は、夫を好きで別れたくないって言ってるので、再構築方法の一つを書いただけですよ。

            1. 好きで別れたくないって気持ち自体が共依存とDV被害者のバグみたいなものだよ。殴る男との再構築を勧めるのもどうかしてる。

  8. 久々に救いのない相談だった
    唯一救われたのは、味のあるネコのタイトル画像

    加藤先生の仰る通り、夫婦そろって精神的に未熟すぎる
    手は出るわ言っちゃいけないことを平気で言うわのDV旦那は論外として、そのDV旦那に経済的にも心理的にもどっぷり依存しきってる相談者も同じくらい罪深い
    加えて、自分と娘のために旦那を操縦する度量もないどころか、DV旦那の琴線に触れるようなことを無自覚でやってしまってるんだろうなあ

    最大の被害者はどう考えても娘さんだ
    自分の存在を全否定する義父と、それに何も言い返せない我が身可愛さだけの母親
    娘さんの絶望は察するに余りある、本当に光明が見えない

  9. 暴力ふるうってことはお前なんか死んでもいいって言うことです。
    早く目を覚まして自立の道を歩んで下さい。

  10. ガラスにガラスの対応をしてると思う。ガラスと綿だと傷つけ合わない。
    旦那さんはご相談者さんの鏡。
    投影してる。相手にばかり求めていても解決出来ない。
    感謝の気持ちは一緒に生活してればどなたも感じることではないかと思います。

  11. 未熟な者同士一緒になって、成長するか停滞するか退行するか、だわ

    ここのコメント見ても男のDVだけに厳しい人って片方の対応しか
    見えていない。人間関係はまさに化学反応で、片方だけが問題って
    見方をしてるうちは何も解決しない。
    変わった自分を見せることでお互い好ましい変化をもたらそう、では
    なく「お前が変われ」な人達の方が多いのかもね

    娘にペットに生活。
    食うに困る人が聞けば天国
    仕事も大変だからって、この生活を選んでるのは相談者なのに
    悩むことで成長しない。

    1. 衣食住与えられてるんだからDV受けても我慢しろってか?
      昭和かよ
      死んだらどうするんだよ
      いつ起こるかもわからん化学変化
      待ってる間に相談者が爆発するわ

      そうならない間に娘や猫や自分を守れと皆言ってるの

    2. 相談者は確かに未熟だが未熟だからと言って暴力は許されない。
      客観的には別れるべきなのに別れられないのもDV被害者が陥りがちな精神構造。
      このように「被害者にも問題あるんじゃないの?」と言われがちなのも良くある二次被害。
      「成長して殴られないようになろう」ではなく、まともな精神状態や自己肯定感を得て「殴るような相手に縋らなくても生きていけるよう自立しよう」が本筋。
      必要なのは成長というより避難やカウンセリング。

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