二十歳カップルの2年後。一歳半抱えて埋めようのない価値感に見切られた息子

(回答者に交代)

塩谷崇之:
はい、こんにちは

相談者:
はい、初めまして

塩谷崇之:
はい

相談者:
お願いします。

塩谷崇之:
えー、22歳の息子さん、と、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、同い年の、お嫁さんが、あ、いて。

相談者:
はい

塩谷崇之:
んでえ、1歳半の、ま、小さな・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
子供がいるということですよね。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、お嫁さんと息子さんとの間で、

相談者:
はい

塩谷崇之:
じゃ、自分はどういうこと、は、分担をするよと。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、それについての話し合いが・・できてないということ?

相談者:
・・そ、そこから、なかなか・・改善ができてない、です。

塩谷崇之:
改善ができてないというのは、

相談者:
はい

塩谷崇之:
えーと、息子さんからすると・・お嫁さんの・・要求は理不尽だというふうに感じてるっていうこと?

相談者:
・・はい

塩谷崇之:
理不尽?

相談者:
はい

塩谷崇之:
例えばどんなことを要求されてるわけ?

相談者:
家事、を、

塩谷崇之:
うん

相談者:
ま・・分担するんですが、

塩谷崇之:
はい

相談者:
家へ帰って来てまで、やるのは・・無理なんだっていうことは、言ってまして・・

塩谷崇之:
うん、そうすると、じゃ、それ、家事は誰が・・やればいいってことなの?

相談者:
はい・・なので・・ま、お嫁さんの、負担がかかってるっていう、のが、ま、お嫁さんのもちろん・・言い分なんですが・・

塩谷崇之:
うん
ま、それがまあ、フィフティーフィフティーなのかね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
えー、そこのバランスの問題はあるにせよ・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
えー、息子さんが、「自分は疲れててできない」というふうに言えば・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
お嫁さんのほうがそれをやんなくちゃいけないわけでしょう?

相談者:
(鼻をすする)そうですね。

塩谷崇之:
うん

相談者:
もう、朝早くから・・夜遅くまで仕事帰って来てから、

塩谷崇之:
うん

相談者:
結局それまた、家でも家事をしなきゃいけないのが、

塩谷崇之:
うん

相談者:
「やってない」って言われると・・

塩谷崇之:
うん

相談者:
息子は「限界だ」って言っているのが(鼻をすする)言い分なんです。

塩谷崇之:
ふうん
そうすると、ま、じゃ、このお嫁さんとの間で一緒に、やってくっていうことは・・難しいってことなのかな?

相談者:
・・うん

塩谷崇之:
お嫁さんはだってそこの考え方は変えないわけでしょ?

相談者:
はい・・(鼻をすする)変えないです、はい

塩谷崇之:
で、息子さんも考え方変えないわけでしょ?

相談者:
そうなんです。

塩谷崇之:
うん、そうすると・・ま、そもそも・・そういう2人がね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
一緒に共同生活をして、1つの家庭を・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
守って・・一緒に育児をしてっていうのは・・難しいってことになるのかな?

相談者:
で、も、そこで・・「離婚」って言われると、

塩谷崇之:
うん

相談者:
給料的にも、全部、お嫁さんに渡したりしてやってるので。(鼻をすする)そこで・・納得の行く物と、納得の行かない物があるっていうことが、

塩谷崇之:
うん

相談者:
その、聞くだけの状態なので・・

塩谷崇之:
ま、だからお嫁さんと、

相談者:
はい

塩谷崇之:
息子さんとの間で、

相談者:
はい

塩谷崇之:
結婚、生活に対する考え方が違うということなんでしょ?

相談者:
(鼻をすする)はい

塩谷崇之:
で、何度も話し合いをしたけれども、そこについて

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、溝が埋まらないと。

相談者:
はい

塩谷崇之:
うん。ということであれば、

相談者:
はい

塩谷崇之:
まあ、あとは、「そりゃ一緒にやってくのは無理だね」ということで・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
じゃ次どうするのかっていう話になって来ますよね。

相談者:
はい

塩谷崇之:
・・ま、もちろんね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
2人、合わせると収入はそれ、そこそこあるっていうんであればね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
誰かその、家政婦さんとか頼んで、

相談者:
はい

塩谷崇之:
家事をやってもらうとか。

相談者:
はい

塩谷崇之:
家事代行サービスとかね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
そういうのもあるから、そういうのやってもらうことも・・ま、選択肢としてはあるのかもしれないけども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
そこまでのお給料はないっていうことなんでしょ?

相談者:
はい

塩谷崇之:
うん。ていうことは・・息子さんと・・え、お嫁さんとの・・間で、

相談者:
はい

塩谷崇之:
家事を分担してくしか

相談者:
はい

塩谷崇之:
ないわけだよね?

相談者:
(鼻をすする)はい

塩谷崇之:
でもその分担について、合意ができないと。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、お嫁さんのほうも、それでは我慢できないって言って離婚を求めている。

相談者:
はい

塩谷崇之:
息子さんのほうは離婚を求められても、えー「改善できない」と言って拒否してる。

相談者:
はい

塩谷崇之:
ていうことであれば、そもそも、この2人が一緒に共同生活をしてくっていうこと自体に無理があるんじゃないの?

相談者:
・・分かりました。

塩谷崇之:
うん、だから、ま・・お母さんがね、そんなに深刻になることはないんで。

相談者:
・・ええ

塩谷崇之:
うん
悲しいのはね、

相談者:
はい

塩谷崇之:
気持ちとしては、親として、悲しいのはそれは分かりますけれども。

相談者:
はい

塩谷崇之:
こういう話は・・ある程度テキパキと・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
うん・・もう、2人で話し合うなら、きちんと話し合いなさい。

相談者:
はい

塩谷崇之:
話し合ってダメだということであれば・・例えば、第三者を入れれば話し合えるんであれば第三者を入れて話し合いなさい。

相談者:
はい

塩谷崇之:
それも難しいということであれば、も、そもそも・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
結婚生活っていうものに対する考え方が違うんだから、

相談者:
はい

塩谷崇之:
一緒にはできないですよねと。

相談者:
はい

塩谷崇之:
その好きとか嫌いとかっていう問題以前に、

相談者:
はい

塩谷崇之:
一緒に生活をしてくというときには・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
ある程度、同じ・・共通の価値観がないと、

相談者:
はい

塩谷崇之:
やってけないわけで。

相談者:
はい

塩谷崇之:
その中でね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
えー、お嫁さんのほうは・・まったく同じように負担をすべきだというふうに考えていて、

相談者:
はい

塩谷崇之:
息子さんのほうは、息子さんのほうで、いや、仕事の?・・大変さとか、

相談者:
はい

塩谷崇之:
えー、体力、の、その、余裕とか、

相談者:
はい

塩谷崇之:
そういうことも考えながら、やるべきだという、うー、分担を考えるべきだというふうに考えていて、

相談者:
はい

塩谷崇之:
そこについて、ま、いろいろ話し合いをしたけれどもまったく埋まらないと・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
いうことであれば、そもそもその2人が一緒に生活をしてくっていうこと自体が難しいわけで。

相談者:
はい

塩谷崇之:
もう、おー、そもそも価値観が違うんであれば、

相談者:
はい

塩谷崇之:
さっさと・・まあ、離婚をして・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
それぞれが次の人生を探したほうがいいのかもしれないし。

相談者:
はい・・ありがとうございました。

塩谷崇之:
はい

相談者:
はい

塩谷崇之:
そこら辺は、あの・・お母さんが一緒になって・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
ドヨンと沈んでしまってはダメですよ。ある程度テキパキ、テキパキと・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
割り切って、

相談者:
はい

塩谷崇之:
導いてあげないと、

相談者:
はい

塩谷崇之:
いけないんじゃないかなっていうふうに思います。

相談者:
あ・・ありがとうございました。

塩谷崇之:
はい

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


「二十歳カップルの2年後。一歳半抱えて埋めようのない価値感に見切られた息子」への17件のフィードバック

    1. いや息子が可愛いすぎるんでしょう。結果、お子ちゃまなまま結婚させてしまった自責の念に思えました。
      だいたい子供の離婚を相談してくる親なんて、子離れできてないに決まってるんでしょうがね。

      1. 両方あると思いますが、旦那さんを亡くした影響があるからでしょう。とはいえ、「あと半分あるのにどうするの?」という本音はあります。
        今井さんもそれをにおわす厳しい発言をしていましたが、子供や孫のことの心配も分かる。でも、あと12年社会保険付き仕事をして欲しい。
        ちなみに、あと半分というのは人生100年時代であと半分、一応47年あるという意味で、あと12年は65歳定年まで仕事を頑張れです。
        ブランクは相当あるはずですが、社会保険付き仕事をしているうちに、何かいいことが見つかるかもしれないので、仕事に賭けて欲しいです。

  1. 早すぎた結婚だったのかな…?
    共稼ぎしないといけないのかな…
    どんなお仕事なんだろう二人とも。
    家事が辛いなんて…私が息子から聞いたらやはり同じように心がいたむだろうな。
    と思いました💦

    1. 22才同い年で子供がいると、だいたい女性の方が精神年齢は上になるんだよなぁ〜
      だから息子の嫁さんが一緒にやっていくのはしんどいと思っているんでは・・・仕方ないじゃん!

      1. お嫁さんからすれば、遠回しに
        朝早くから遅くまで働いてる息子さんの給料が、少ないって事を言っているんじゃないの?
        肉体的、精神的な疲れが溜まっていそう〰

  2. めちゃくちゃお粗末ですね…。
    フルタイム(+残業)で働きながら家事って実際キツいけど、息子は自活した経験が無かったのかしら?

    1歳の子ども預けて就労するのって、パート・アルバイトでもめちゃくちゃ大変ですよね。育休取った正社員ならまだしも…。
    制度の壁もあるし、心理的にもまだ子どもの側にいたいって思うお母さん多いと思います。
    お金が無いからいろいろ我慢して必死で働いてるのに、ろくに家事協力もしない夫から万単位で小遣いせびられたら殺意しか湧かないでしょ。
    もし本当に仕事が忙しくて家事する暇が無いなら尚更、節約とか別の形で協力する姿勢を見せないと。
    離婚しても養育費払わなさそうだけど、相談者が取り立ててでもちゃんと払ってあげて下さい。

  3. 先生方の回答とは違うけど、もし私の息子なら、
    「離婚したくないなら改善一択だし、その程度の改善もできないならこの先誰と結婚しても一緒だから、もう一生独身でも良いと思うなら離婚すれば?」
    って言いますね。

    1. 若くして結婚、離婚した知り合いの息子さんだけど、
      子連れの年上の女と再婚・・・

      人生いろいろ〜だわ

  4. 産後クライシスってやつですね。
    あるある過ぎる話なので、もう義務教育で教えてほしいくらい。

  5. 相談者と次男の関係があまり良好じゃないのでは?
    せっかく家を出て行ったのに離婚して戻ってこられちゃたまらん、というのが悩みの根底にあるんじゃないだろうか。グダグダとした説明を要約すれば嫁には辛抱してもらって離婚だけは避けて欲しい、ということでしょう。

  6. 昨日といい今日といい、女性相談者が身内のお嫁さんに対し暗に何がしかの負担を要求する相談。
    女の敵は女?
    今とは比べようもないほど男性優位の時代にキャリアを築いた今井先生の静かな諌めがカッコよかった。

  7. 塩谷先生の声がはじめから呆れてるような感じに聞こえたのは、わたしだけかな??

    聞いててイライラした(笑)

    元に戻れたら…

    って、『元』ってのは、息子は仕事しかしないで、あとはお嫁さんが我慢してやり続けてね、ということだよね?

    息子は朝早くから夜遅くまで仕事して帰ってきてからさらに安い家事をやるのは…って、子育てはそこに夜中もずーっと、が加わるわけで、ろくに睡眠もとれずに仕事に行くこともあるわけで、

    ねぇ、バカなの?!

    相談者の喋り方もイライラするーーー

    わたし、この人より年いってるけど、息子を擁護できないわ、結婚する、家庭築く、子ども産まれる、でもボク独身時代と同じようにやりたいことしたい、

    ママ〰!!

    ってか?

  8. なんでこんなに追い詰められた話し方なんだろう
    なんで親として息子に「子供の親になるってのは甘いもんじゃない」ってたしなめられないんだろう
    なんでそこまで心配なら、相談者が子守りなり金銭支援なりヘルプに入らないんだろう
    突き放せもせず手伝いもせず、一人でがっかりしてめそめそして、この相談者何がしたいんだろう
    今井先生も塩谷先生も完全に呆れてたし

    とにかく「楽をしたい」「トラブルから逃げたい」一心なんだろう
    息子にも孫にも全然思いが感じられなかったし、夫婦円満にやってほしいというより「面倒ごとに巻き込まれたくない」オーラがひしひしと伝わってきた
    「誰かが何とかしてくれる、してくれなきゃ困る」って他力本願な姿勢は、息子にしっかり引き継がれてるな
    今井先生が「息子に美味しいご飯でも」って〆られてたけど、それこそが相談者が一番やりたくないことなんじゃなかろうか

    1. 夫を失い息子家族まで失おうとしている相談者をそんなに責めるように言わなくても。相談者は心身共に弱っていて自分の事で精一杯なんですよ。二十歳過ぎた息子の問題であって「相談者が息子夫婦に金と労働力を提供しないからだ」みたいな言い方に違和感があります。まだまだこれから相談者は相談者の人生があるのです。

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