家族をバラバラにした交通事故。退院後の妻の変貌。泣いて吐露する愛妻家の本音

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
ほんとに核心の部分を、大原先生に・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ご指摘いただいたと思うんですが。
小さい頃から、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の意見を、立場をはっきり言うっていうことがあんまりなかったんじゃない?

相談者:
うん、ま、それはそうかもしれないですね。はい

加藤諦三:
だからこの事件が起きる前に、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの心の底には、いろんな・・情緒的な、問題が、すでにあったんでしょう。

相談者:
はあ、はい

加藤諦三:
それでたまたま、それが、出て来たので、

相談者:
はい

加藤諦三:
全部それと結びつけちゃってるんですけれども、

相談者:
あー、なるほど。はい

加藤諦三:
元々どこにでもある・・

相談者:
はい

加藤諦三:
2人の・・性格の違いとか・・

相談者:
はい

加藤諦三:
情緒的な成熟の違いとか、

相談者:
はい

加藤諦三:
そういう違いが2人の関係に・・

相談者:
はい

加藤諦三:
影響を及ぼしてるってことはないんですかね?

相談者:
それはたぶんあると思い、ます。
たぶん、すごく仲は、いい夫婦だったと・・思うんですけど、

加藤諦三:
ええ

相談者:
ただ、そこまで満足してたかっていうと、たぶん、そうじゃなかったと思うんですね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
はい

加藤諦三:
要するに仲のいい夫婦というのは・・

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
無理をして仲を良くしていたということでよね。

相談者:
あー、ん、なるほど、はい、そうだと思います。はい

加藤諦三:
そういう無理をして、生活をしていたところにこの事件が起きた。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすっと全部ここに原因を持って行ってしまうっていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
一番、みんなが、楽に物事を解釈、え・・

相談者:
あーあー

加藤諦三:
要するに今までに心の底に隠していた物を、

相談者:
はい

加藤諦三:
全部、表現して尚且つ自分はなんにも傷つかないという・・

相談者:
はい

加藤諦三:
そういう状態ですよね?今。

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
この妻の重さっていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
実はあなたの・・心の底にある、妻に対する怒りが変装した姿なんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすっとこれは、こう解釈すれば、すべてが穏便に解釈できちゃうんです。

相談者:
あーあー、はい

加藤諦三:
でも・・なんにも解決はしないですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
重いのは重いのままですから。

相談者:
はあー

加藤諦三:
そうするとね?

相談者:
はい

加藤諦三:
大原先生が、おっしゃったように、あなたは何を望んでいるんですか?っていう、この核心の部分が出てくるんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
今、これをあなたはハッキリさせなきゃいけないんじゃないの?

相談者:
はい

加藤諦三:
自分は、この人生で何を望んでいるのか?
今までは、正直にそれを、外に表現できなかった。

相談者:
はー・・はい

加藤諦三:
ということで・・

相談者:
はい

加藤諦三:
過去の感情の整理をきちんとしてください。

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございました。
はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
怒りは、人間関係の重さに変装して現れて来ます。

 


「家族をバラバラにした交通事故。退院後の妻の変貌。泣いて吐露する愛妻家の本音」への10件のフィードバック

  1. 加藤さん以外に当たって欲しかったというののが本心ですが、交通事故は恐いです。
    春の交通安全運動、明日からとはいえ、交通事故は起こさないと改めて誓いました。

    1. 加藤先生のどこが悪いんですか?北のあなたさん以外の人のコメントがみたいです。私は、、。

    2. じゃあ誰ならいいんですか?
      嫌って言うだけなら小学生だけでもできるよ

  2. 事故が原因で意思疎通が難しくなった奥さんと離婚したいなら、早めに弁護士に相談して手を打つべきだろう。ズルズル同居を続けたら離婚しにくくなる。
    加藤、大原、心の分析しても解決にならんよ

    1. 心の分析したから妻と息子の問題じゃなく本当は離婚したいって本音を引き出せたんでは?

  3. 妻を無職と紹介し細かい性格だと評して嫌悪感丸出しだった。私もまだ40代ですので、という言葉がサラッと出るあたり元々夫婦仲が悪く離婚を考えてたんだろうけど、歴史年表に突然不幸な交通事故と後遺症が飛び込んできて、時系列的にそれを理由に妻を捨てたと思われるのはいろいろ困るというところかな。

  4. 誰か他に好きな女性でもいるのかね!
    病気になったなどの理由で離婚したい人の相談も色々あるから難しい。
    離婚したって良いんじゃない❗って思う内容もあったし
    妻を捨てるなんて酷いって感じた人もいたし難しい。テレフォン相談では解決できない。家裁などで相談された方が宜しいのでは?

  5. なんともやりきれない話だった
    事故で脳がダメージを受けて、奥様の人格が変わってしまったんだな
    相談者もつらかろうし、変わってしまった母親を見る息子さんはなおのことつらかろう

    事故前からあまり夫婦仲はよくなかったようだけど、相談者は事故後もどれほど奥様の後遺症のことを知ろうとしたんだろうか
    「高次脳機能障害」の相談窓口は全国にあるし、割と書籍なんかも出てるから、その気になれば簡単に検索できたはず
    だけど、夫婦での休日の過ごし方も含めて、そもそも相談者が「奥様の気持ちに関心がない」ことが根本にあるように思う

    相談者のつらさは相談者にしかわからない
    ただ、知識を得れば、上手な接し方などがわかることもあるだろうし、今よりは相談者の心の負担も軽くなるだろう
    そのためには奥様の状態に、また奥様に関心を持ってほしいし、その大前提は「自分は何がしたいのかを知る」(by加藤先生)ことだと思う

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