（回答者に交代）

三石由起子：
こんにちは。

相談者：
こんにちは。

三石由起子：
私が思うには、二つの事を思うんですけれども。

相談者：
はい

三石由起子：
「路上生活に慣れてえ」、

相談者：
はい

三石由起子：
「居心地がいいんじゃないか」ってあなた、おっしゃったけどもお、

相談者：
はい

三石由起子：
それよりも・・帰った後ですよね？

相談者：
はい

三石由起子：
その、あなたの、おうちに、いることが、居心地が悪いんだと思うんですよ。

相談者：
そうですよね。

三石由起子：
見栄もはれないし。大学まで・・出たのにい、

相談者：
そうですね。

三石由起子：
何、の、ために、帰ってきてんのか、

相談者：
うん

三石由起子：
どうなっちゃったのかっていう、

相談者：
うん

三石由起子：
これねえ、無理やりね？、引き連れて帰ってきてもねえ、

相談者：
うん

三石由起子：
いいようには、ならないと思う。私。

相談者：
そうですね。

三石由起子：
うん

相談者：
また、逃げて行きますわね。

三石由起子：
うん。・・それはねえ、

相談者：
はい

三石由起子：
本当に、あの・・辛いっていうか、孤独う、になっちゃうと思うんですよ。

相談者：
ああ・・そうですか。

三石由起子：
それでね？

相談者：
はい

三石由起子：
一つ、あのううう、体の健康なんだけど。これに、あのうう、対して、

相談者：
うん

三石由起子：
あ、ご心配、なかったようだからあ、

相談者：
はい

三石由起子：
ちょっと、一安心ですけども。

相談者：
はい

三石由起子：
心の健康はねえ、

相談者：
ええ

三石由起子：
やっぱり、見てるだけじゃわかんないと思うのね。

相談者：
・・

三石由起子：
しかも、見てないわけで。

相談者：
いや、会ったとき、

三石由起子：
うん

相談者：
すごく変わってました。

三石由起子：
うん。変わってたにしてもお、

相談者：
はい

三石由起子：
何を病んでいるのか？、

相談者：
うん

三石由起子：
何に、満足しているのか？って・・

相談者：
うん

三石由起子：
話、してないから、わからないじゃないですか。

相談者：
そうです。

三石由起子：
うん

相談者：
すごく、人に怯えてるような、感じでした。

三石由起子：
ううん。だからね、

相談者：
はい

三石由起子：
母親としてのアドバイスっていうのは、もう、できないと思うんですよ。

相談者：
はい

三石由起子：
ただね、できることがあるとすればね？

相談者：
はい

三石由起子：
警察が言ったように、「見ているからね」「見放さないからね」っていう・・

相談者：
うんうん。

三石由起子：
合図だと思うんだよ。

相談者：
ああ。わかりました。

三石由起子：
それでね、

相談者：
はい

三石由起子：
私が思うには、

相談者：
はい

三石由起子：
義理のお母さんにね、

相談者：
はい

三石由起子：
「お金をねだられたときに」、

相談者：
うん

三石由起子：
「仕送りやめてくれないか」ってええ、

相談者：
はい

三石由起子：
いうことって、なああんん、の、解決にもならないと思う。

相談者：
あ、そうですか・・

三石由起子：
うん。
で、困ったらどうするかって言ってね、困ったときにい、

相談者：
うん

三石由起子：
すんなり、おうちに帰ってくるとは思えないのね？

相談者：
そうですね・・

三石由起子：
これはね、

相談者：
はい

三石由起子：
「おうちに帰るから」っていうのは、その・・お金をもらうための、条件だと思うんですよ。

相談者：
そうですね。

三石由起子：
うん。
でね、やっぱり、母親があ、

相談者：
はい

三石由起子：
「見てますよお」「あなたの事を、見放していませんよ」っていうふうに、

相談者：
はい、はい。

三石由起子：
わからせてやらなきゃいけないんでえ。

相談者：
わかりました。

三石由起子：
このね、わからせてやる方法っていうのはね、

相談者：
はい

三石由起子：
むしろね？

相談者：
はい

三石由起子：
このお義母さんにお願いしてね？

相談者：
うん

三石由起子：
だって、このお義母んだってえ、

相談者：
うん

三石由起子：
可愛くて送ってるわけでえ、

相談者：
そうですね。

三石由起子：
しかも、これ、今、生きがいになってるかもしれない、し。

相談者：
そうです。はい。

三石由起子：
「自分があ、できることはしてやろう」と思ってるかもしれないし。

相談者：
そうですね。

三石由起子：
うん。
だから、この、お義母さんに話をするんだったら、「どうか、お金を、送ってやらないでくれ」っていうふうに頼むんじゃなくてね？

相談者：
はい

三石由起子：
「息子と、今度、話をするときには」ね？

相談者：
うん

三石由起子：
「自分は、もう、年寄りだから」、

相談者：
はい

三石由起子：
「いつまで送れるか、わからないけれども」、

相談者：
はい

三石由起子：
「おばあちゃんがもし送れなくなったら」、

相談者：
うん

三石由起子：
「お母さんが送るって言ってるからね」って。

相談者：
う、うん。あ・・わかりました。

三石由起子：
伝えてもらう方が、いいと思うんだよね。かえって・・

相談者：
あ、そうですか。わかりました。

三石由起子：
うん。どうせ、帰ってこないもん。

相談者：
あ、そうですか・・

三石由起子：
帰って来れないですよお。うん。

相談者：
ああ、そうですか。

三石由起子：
うん。い、居心地、悪いからね？

相談者：
あ、わかりました。

三石由起子：
そうすると、ああ・・お母さんは、自分のことを、

相談者：
うん

三石由起子：
見捨ててもいないしい、

相談者：
う、うん。

三石由起子：
自分、のこと・・買ってくれてる、じゃないけど。こんな、買うとこなんか、1個もないからね？、あなたからすればさ。

相談者：
・・はい・・

三石由起子：
でも・・37歳だからあ。

相談者：
はい

三石由起子：
「人生のうちの・・5年くらい、ホームレスやりました」っていうふうに、なるかもしれないし。

相談者：
はい

三石由起子：
大学まで出た子なんだからね？

相談者：
はい

三石由起子：
いろんな事、いっぱい考えてるかもしれないじゃん。

相談者：
そうですねえ。

三石由起子：
うん。

相談者：
はい

三石由起子：
でね？、もう・・「死ぬしかないなあ」って思っちゃったのは、可哀想で。

相談者：
はい

三石由起子：
それで、警察も心配して、「迎えに来てください」って、

相談者：
はい

三石由起子：
言ったんだと思うけど。

相談者：
はい

三石由起子：
何度迎えに行ってもね、多分、途中で逃げられるしね？

相談者：
はい

三石由起子：
うちに連れ帰ったとしても、

相談者：
はい

三石由起子：
居心地悪いから、いられないと、思うんで、

相談者：
はい

三石由起子：
義理のお母さんに電話をしてえ、

相談者：
はい

三石由起子：
「ちょっと息子に伝えてくれないか」と。

相談者：
はい

三石由起子：
「見てるからね」って。

相談者：
うん

三石由起子：
「送れなくなったら」、

相談者：
うん

三石由起子：
「お母さんが、送るって、言ってくれてるよ？」っていうことをさ、

相談者：
うんうん。はい。わかりました。

三石由起子：
伝えてやったらねえ、私、

相談者：
はい

三石由起子：
違う反応になると思うんだよね。

相談者：
あ、そうですか・・

三石由起子：
うん。今はね、

相談者：
そういう風には、◆＃＄％□＆▽＊

三石由起子：
急には、反応できないのよ。

相談者：
そうで◆＃かねえ・・

三石由起子：
だってえ、

相談者：
はい

三石由起子：
かっこよく、反応できないじゃん。

相談者：
はい

三石由起子：
今の状況だと。

相談者：
はい

三石由起子：
でも、男の子ってさあ、

相談者：
うん

三石由起子：
ある程度、体裁が整ってえ、時期が来ないとお、

相談者：
うんうん。

三石由起子：
素直に、物も言えないし、

相談者：
はい

三石由起子：
周りのおお、言葉も、聞こえないのよね？

相談者：
はい

三石由起子：
そういうときに、私ねえ、追い込んだら駄目だと思うんだよね。

相談者：
は、い・・

三石由起子：
うん。
だから・・私は、「いつも送ってもらってありがとうございます」って、

相談者：
うん

三石由起子：
まず、お礼を言ってさ。

相談者：
はい

三石由起子：
そいで・・「今度、もし、電話かかってきたらあ」、

相談者：
うん

三石由起子：
「『本当に困ったら、お母さんが送るからって、言ってたよ』って伝えてくれませんか？」って。

相談者：
はい・・わかりました。

三石由起子：
それがいいと思う。私は。

相談者：
あ・・うんうん。

三石由起子：
それと、もう一つね。

相談者：
はい

三石由起子：
もう、少し、長い目で見ててやって。

相談者：
あ・・わかりました。

三石由起子：
ううん。
私が思うにはねえ。

相談者：
はい

三石由起子：
40。

相談者：
はい

三石由起子：
うん。まだ、3年あるけども、

相談者：
はい

三石由起子：
もう、40ぐらいになったら、飽きるかもしれないし。

相談者：
はい

三石由起子：
母親ってさあ、ちょっと、あの、肝を据えて、

相談者：
はい

三石由起子：
太っ腹で、「ううん！うちの子、大丈夫」くらいの事をさ、嘘でもさ、

相談者：
うん・・

三石由起子：
思ってないと、

相談者：
はい

三石由起子：
あなたが、心を、病むからね？

相談者：
・・はい。

三石由起子：
だからね、私はそのう、生命力・・と、心のお、健康の力、みたいな事をね、

相談者：
はい

三石由起子：
まだ、ちょっと信じてやっていいと思うんですよ。

相談者：
あ、わかりました・・

三石由起子：
んで、難しいかもしれないけど、

相談者：
はい

三石由起子：
「息子が、40になるまで」・・くらい、の、

相談者：
うん・・

三石由起子：
気持ちを、据えてさあ、

相談者：
はい

三石由起子：
知らんぷり、しててやったら？

相談者：
ああ・・そうですか。じゃ・・

三石由起子：
うんん。

相談者：
あ、

三石由起子：
ただ、本当に、伝えなくちゃいけないのは、

相談者：
うん

三石由起子：
警察が、心配してるようにね？

相談者：
うん。うんうん。

三石由起子：
「見放さないようお。見てるよ」っていうことだけは、

相談者：
うん

三石由起子：
伝えなきゃいけないんでえ。

相談者：
わかりました。

三石由起子：
うん。
それだけ、おばあちゃんにさあ、

相談者：
はい

三石由起子：
「伝えてちょうだいよ」って・・言う方が、いいと思うな。

相談者：
あ・・わかりました。

三石由起子：
うん。「送らないで」私はああ、賛成しません。

相談者：
反対でした・・はい。わかりました。

三石由起子：
うん

相談者：
そしたら、見に行くことも・・いいですか？

三石由起子：
い・・いらない、いらない。駄目だよ、だってえ・・

相談者：
あ・・

三石由起子：
かっこ悪いだけだもん。

相談者：
ああ・・そうですね。

三石由起子：
困っちゃうじゃん。

相談者：
ああ、そうですね。

三石由起子：
困らせちゃ駄目だよね？、男の子って。

相談者：
ああ・・はい、わかりました。

三石由起子：
うん。頑張ってえ。

相談者：
はい。ありがとうございまあす。

三石由起子：
はい

（再びパーソナリティ）