（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
大原さん言われたように、本当の原因はそこだろうと、思ったんですが。

それでね、お子さんが寂しいというのが問題だろうと。
大原さんの言葉でいうと、全力で走ってると言ったでしょ。

自分は全力で走らなければ、愛されないという不安なんですよ。
だから、外と家とは違うなんてことはないんです。
同じです。
二重人格とかじゃなくて。

あなたの本当の悩みはご主人とのことですから、子どもに対する関心より、そっちに気が取られている。
（息子は）自分のところに本当の関心がきていないということを感じているんだと思う。

で、息子さんは全力で走っている。
息子さんにとっても不安なんです。
家庭の中が。

相談者：
どうしたら改善できるんでしょうか。

加藤諦三：
もう、あなた分かってる。
ご主人との関係だなって。
そこを逃げないで、向き合ったら、すべて自然に解決していくのでは？

相談者：
分かりました。

（内容ここまで）

今どきは中学でもあるんだ、家庭訪問。
学校の先生が家にやってきたら子どもが大人しくなるって、そら全員ですよ。（笑）

夫への不満が、息子への干渉に置き換わるってのことはよく聞く話です。
ただ、本人にも気付かないで無意識にやってたりするのでやっかいなんですが。