二股交際から妻の座を勝ち取った女が離婚を勧められて笑ったワケを突かれて泣く

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
そうですねえ、今、中川先生がねえ・・色んな、そのあなたのご質問そのものプラス、いい・・

相談者:
はい

加藤諦三:
お答えいただきました。

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、それで、凄い、深刻な話なんですけれどもお、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた何回も笑いましたよねえ。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・なんで笑うわけ?、この、あなたにとっては凄い深刻な問題なんです。
自分がうん、産んだと、ときに、

相談者:
はい

加藤諦三:
同時に・・そのAさんっていう女性が、

相談者:
はい

加藤諦三:
産んで、お、同じ、

相談者:
はい

加藤諦三:
男の子を・・相手に18万家賃、

相談者:
はい

加藤諦三:
で、これからの将来考えるとお、

相談者:
はい

加藤諦三:
笑う問題ではないんですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
笑うんですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・それはどういう笑いだと思いますか?

相談者:
・・いや、自分でも馬鹿だなあと思って、

加藤諦三:
う、うん

相談者:
・・

加藤諦三:
そこなんです。

相談者:
うん(涙声)

加藤諦三:
これ死刑台の笑いっていう言葉があるんですけどね。

相談者:
うん

加藤諦三:
死刑台の笑いなんですよ。

相談者:
はい(涙声)

加藤諦三:
・・現実と直面しないんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
今あなたは現実から目を背けてんの。

相談者:
はい

加藤諦三:
現実と向き合わないの。

相談者:
はい(泣き)

加藤諦三:
それは分かります?

相談者:
はい

加藤諦三:
・・分かってるね?

相談者:
はい、分かってます(涙声)

加藤諦三:
現実、現実から逃げてるっての分かってるね?

相談者:
はい、はい(涙声)

加藤諦三:
・・現実から、絶対に、逃げたら駄目です。

相談者:
はい(涙声)

加藤諦三:
・・結局人生はね、

相談者:
はい

加藤諦三:
最終的に、現実から逃げるか逃げないか、だけなんです。

相談者:
はい(涙声)

加藤諦三:
・・そこが・・最後の問題です。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・所詮、人生は、現実から逃げるか逃げないかの・・

相談者:
はい

加藤諦三:
問題です。

相談者:
はい(涙声)

加藤諦三:
・・いいですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
離婚、結婚、そんなものは何ん、の、大切なことでもないです。一番大切なのは、自分が何者であるかということを知ることです。

(内容ここまで)

笑う女を30秒で泣かせる加藤諦三。

 

最初、養育費18万と聞いて、こういう男には一夫多妻を認めるべきだって論陣張るつもりだったんだけどさ。

女 「私は月10万」


身の程知らずが安月給を等分しただけやん。

なけなしの稼ぎから18万プラス家賃、これ養育費じゃないよ。
いわゆる”囲う”っていうやつ。

女 主人に言わせると「トントン」

泣き叫ぶとこでしょ?
妻と向こうがトントンなんて。

しかたないちゃ、しかたないんだけど。
男にとっちゃ、この子連れ女も、妾(めかけ)もどきも、まさに50:50だから。

相談者も出来婚だよね?
妊娠が判明する順序が違ってたら立場逆だった。

よお分からんけど、この手の男ってイクときって我を忘れるわけ?
膣外射精に失敗しただけかしら。

 

で、相談が、

「養育費を減額したい」

そこお?
囲うのはいいわけね。

自分でフィフティ・フィフティの女だって自覚があんだね。

「死刑台の笑い」とな。
(原文のタイトルは、絞首台の交流 Gallows transaction)

海の向こうの哲学者っていうか、心理学者っていうか、こういう例え、好きだよねえ。

でも、これ言った人、日本人というか、アジア民族の複雑な笑いを知らないんだな。

気配りって教えてあげたいわ。

 

失敗や不幸に対する笑いは、すべてこの「絞首台の笑い」です。
この笑いをする人は、 自分が笑われる立場であることに甘んじています。
道化者を演じ、それを他人に笑われることで満足するのです。
こうした人は、自分の失敗を自分でクスクス笑って相手にとりいっています。また失敗をして見せて他人 に笑われることで、自己否定的な自分を確認するのです。さらには、笑われることで他人との関係を維持し ようとまでします。
彼らは、自分が愚かでなければ他人に気に入られない、と無意識のうちに感じているのです。

<加藤諦三 「アメリカインディアンの教え」>

 


二股交際から妻の座を勝ち取った女が離婚を勧められて笑ったワケを突かれて泣く」への2件のフィードバック

  1. 解説ありがとうございます。加藤氏は噛み砕いて説明するのが上手だなぁ。私の父親が相談者のような人です、わたしにもその傾向が多分にあって大変参考になる回でした。

    管理人氏の辛口コメ、いつも楽しみにしております〜

  2. 「人生は現実から逃げるか逃げないかだけ」
    加藤先生のこの言葉に感動しました。
    いろんな意味が含まれてる。
    自分に嘘をつかずに生きていきたいな・・と
    思った。この相談者さん、今はどうされてるのか?
    気になります。

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