【日曜に読む傑作選】顔の大きさを気にする17の娘が拒食から過食へ

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あのお、僕も大原先生の言われたようにね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたあ、が、自分にイライラしてるんですよ。

相談者:
じゃ、わたしは・・意識しないところでわたしが・・&#△

加藤諦三:
問題があるっていうこと。

相談者:
そういうことですね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
はい

加藤諦三:
上手く行かないことがあった時には無意識に問題があんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・そういう風に思った時に、

相談者:
はい

加藤諦三:
それでも思い当たることないですか?

相談者:
・・な、なんていうのかな・・
今まで専業主婦をしていてえ・・

加藤諦三:
うん

相談者:
こういう生活でいいのかな?とかっていうことは考えることあります。

加藤諦三:
で・・

相談者:
ただ、わたしが働いてる姿とかを子どもに見せれば・・

加藤諦三:
うん

相談者:
子どもももっと自立心も芽生えるし、とか、考えたことはあります。

加藤諦三:
ああー

相談者:
うん

加藤諦三:
じゃ・・ホントはあなたあ、専業主婦じゃなくて働きたかった?

相談者:
はい

加藤諦三:
だけどご主人がそれを、の、望んでるの?望んでないの?

相談者:
望んでないです。

加藤諦三:
それやっぱり面白くないの、当たり前じゃない?

相談者:
・・あ・・

加藤諦三:
なんか人間って完全じゃないと受け入れ・・ご主人にも受け入れてもらえない、いけないことだと思ってない?

相談者:
うん、確かにいい妻であれとか思ってましたね、はい

加藤諦三:
あなた、良き妻・・

相談者:
はい

加藤諦三:
良き母・・

相談者:
はい

加藤諦三:
も、そういうもんじゃないといけないと思ってんでしょ?

相談者:
・・ああ、専業主婦としては、はい

加藤諦三:
でもそんな完全な人いないでしょ?

相談者:
あはい

加藤諦三:
・・で、あな、たも無理してたの、お嬢さんも無理してた。

相談者:
あはい

加藤諦三:
お互いに現実認めないから。

相談者:
・・あ、似てるのかもしれませんね。

加藤諦三:
うん

相談者:
似てると思います、はい

加藤諦三:
似てると思いますよ。

相談者:
あはい

加藤諦三:
だから、恐らくあなたがね?・・自分の弱点を受け入れてえ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
自分にもっと優しくなれれば、お嬢さんは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、先ほど大原先生が言われたようにいいお嬢さんですからあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さんもお、

相談者:
はい

加藤諦三:
未成熟なお母さんでいいんだから、

相談者:
分かりました。お忙しいとこ、どうもありがとうございました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、失礼しまあす。

加藤諦三:
虚無感が、胃を通して現れたのが、過食症です。

 


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