妻を亡くして4ヶ月の主夫。否認⇒(今ココ)絶望⇒‥「妻が残した財産があります」

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
あ、よろしくお願いします。

坂井眞:
これはもうホントに・・何か、あ、こういう方法をすれば、急に・・気が軽くなるなんていう事は・・わたしに言わせると「あるわけない」ですよ。

相談者:
確かに・・

坂井眞:
だって・・

相談者:
特効薬なんかないんですよね?

坂井眞:
うん、だって・・それだけの存在の人がいなくなるわけだから。

相談者:
はい

坂井眞:
・・起きてしまった事を受け入れるっていうのかな?

相談者:
あーはい

坂井眞:
・・ていう、ふうな考え方、を・・するしかないんじゃないかな?と、あの、ま、体験的には思うんですね。

相談者:
分かりました。

坂井眞:
んでえ・・そうすると・・あ無気力な瞬間もあるけど、それ当たり前なんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
だって、だから考えてるわけで。

相談者:
ええ

坂井眞:
急に元気になったら変じゃないですか?

相談者:
そうですよね(苦笑)

坂井眞:
うん(苦笑)

相談者:
はい

坂井眞:
なるわけないですよ、そういう事起きたら。

相談者:
はい

坂井眞:
で、無気力になってもそりゃ当然だという風に・・思えるかどうか?

相談者:
ええ、あー

坂井眞:
逆に言うとあの・・息子の前で頑張らなきゃと、それはそれで大切だし、
最初あなたがおっしゃった、

相談者:
はい

坂井眞:
こういうあの、息子さんに対してね?
「14歳って、ま、デリケートな年だから」

相談者:
はい

坂井眞:
え、「簡単な事」お・・「は言えないな」と、ま、「簡単に励ましたりとか」あ・・

相談者:
ええ

坂井眞:
「却って出来ないよ」ってこれは、も、ホントに、あのお・・なんか繊細の事をおっしゃっているので、その通りだと思うんですけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
でそれはそれで、必要な事ですよ。

相談者:
ええ

坂井眞:
14歳のお子さん、まだ・・

相談者:
ええー

坂井眞:
ね?、あのお・・大人になってるわけじゃないので。

相談者:
はい

坂井眞:
大人だってこれだけダメージ受けるんだから。

相談者:
はい

坂井眞:
だけど逆にあの、14歳の男の子って、それなりの、お、色んな事考えてらっしゃるわけで、

相談者:
ええ

坂井眞:
あの・・あなたとおんなじように、

相談者:
はい

坂井眞:
それほど・・あのお、ショックを受けてるようには見えないように、やっぱりしてるんだと思うんですよ。

相談者:
そうですね。はい

坂井眞:
大切なお母さん亡くされてるわけだから。

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
でお互い、そう頑張ってるわけで、

相談者:
ええ

坂井眞:
あなたも別に、えー・・いかにも悲しそうにする必要はもちろん無いんだけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
だけど・・ホントはダメージ受けてるのに、無理に、あの、空元気見せる必要もないし、

相談者:
あー、はい

坂井眞:
あの、そう弱いところをお子さんに見せるのだって意味があるような気がするんです。

相談者:
あー、はい

坂井眞:
負担にな、なるようなあの・・もたれかかっちゃいけないけど、

相談者:
ええ、ええ

坂井眞:
で、向こうだって分かってるじゃないですか?お父さんの大事なね?

相談者:
はい、はい

坂井眞:
あの・・両親の、仲の良さ見てれば。

相談者:
はい

坂井眞:
そりゃお父さんショックだろうなと思ってますよ。

相談者:
ああー

坂井眞:
あなたが、お子さんショックだろうなと思うように。

相談者:
そうですね・・

坂井眞:
うん・・

相談者:
はい

坂井眞:
でそういうところ、が、お互い見せれるようになると、段々楽になるのかなと思いますし、

相談者:
あー、はい

坂井眞:
ま、なんかあの、わたしは大した事は言えないけれども、

相談者:
いえいえ

坂井眞:
あの、ご自分でおっしゃるように、

相談者:
ええ

坂井眞:
なんかこうすれば急に元気になるっていうのはあるわけないし、

相談者:
はい

坂井眞:
そんな話じゃないですよね?

相談者:
・・ああ

坂井眞:
だったらもう、こういう落ち込む時もあるし、

相談者:
ふん、ふん

坂井眞:
で、こやって、あのさっきおっしゃったようにこ、電話掛けられる時もあるし。

相談者:
はい

坂井眞:
え、そ、そういうのを受け入れて付き合ってくしかないんじゃないかなと思うんですけどね?

相談者:
あー

坂井眞:
で、それ、共有できるのは、息子さんとあなただけだから。

相談者:
はい

坂井眞:
あのお・・無理にベラベラ話す事ないけど。

相談者:
ええ

坂井眞:
何もその、お父さんの辛いとこを全部隠す必要もないんじゃないじゃないかなと・・

相談者:
あ・・そうですね。

坂井眞:
そんな風に思いますけどね。

相談者:
ま、ぼ、わたしもあの・・僕自身もちょっとこう・・なんでしょう?、もう少し素直に・・ま、今までおんなじお父さんじゃなくなっちゃったんだけどな、みたいのをこう・・ちょろっと見せても、いいかなと思いました。

坂井眞:
だって当たり前ですもんね、そんなの。

相談者:
はい。そうですよね?・・

坂井眞:
うん

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


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