母を引き取った娘夫婦がギブアップで介護施設。大原敬子が納得できない3ヶ月

(回答者に交代)

大原敬子:
介護は大変ですよね?、わたしも、経験して分かるんですけども。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
ちょっと納得出来ないとこがあるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
3ヵ月前に、あなた方が同居に来たんですよね?

相談者:
あ、違います。義母(はは)を・・

大原敬子:
ど・・

相談者:
家(うち)、家へ入れたんです。

大原敬子:
え?、お母さまが住んでたとこはどこに住んでたの?

相談者:
今、わたしどもがある母屋・・から、5メートルとか10メートル離れたとこに、ちょっと別の家がありまして、

大原敬子:
ちょっと待ってね。その今あなたが住んでる家(うち)は、義理のお母さんの、

相談者:
はい

大原敬子:
両親の家だったんでしょ?

相談者:
あ、違います。その全て別々でして、
えっと元々、お爺さんとかお婆さんが居たところは、また別に、ありました。で・・

大原敬子:
そこでこのお婆ちゃんは住んでたわけね?

相談者:
はい

大原敬子:
お婆ちゃんの両親が亡くなって、

相談者:
はい

大原敬子:
お婆ちゃんが1人で住んでる場所は、今のあなたの家の別宅に居た。

相談者:
はい

大原敬子:
それであなたが、それを2人が、「わたし達の家に来なさい」ってあなた達が言ったんですか?

相談者:
はい。ま、そういう事になります、はい

大原敬子:
それでお婆ちゃんは喜んだんですか?

相談者:
え、ん、ま、その時はあ・・

大原敬子:
普通一般的には、

相談者:
はい

大原敬子:
「お婆ちゃん看てあげるから、うちにいらっしゃいよ」って時には、

相談者:
はい

大原敬子:
まさか!3ヵ月後に・・施設に入れるとは・・お婆ちゃん思ってもみないんじゃないかしらね?

相談者:
あの、実は、事故がありまして、
パーキンだったので、

大原敬子:
ええ

相談者:
転んでしまったんですね。

大原敬子:
ええ

相談者:
別宅だったので気が付かなかったので、

大原敬子:
はい

相談者:
数時間・・その転んだ状態のまま・・

大原敬子:
はい

相談者:
布団の上かなんかに・・

大原敬子:
あー大変だった。

相談者:
#$%◆居たんです。

大原敬子:
はい

相談者:
でえ、それを、ま、たまたま気が付きまして、慌てて救急車を呼んで、

大原敬子:
はい

相談者:
も、そのまま、ま、入院と・・

大原敬子:
はい

相談者:
目の届かないとこに居て、えー、そんな苦しい思いをさせてしまったと・・

大原敬子:
うん

相談者:
いう事で、わたくし達夫婦が・・目の届くとこに・・居てもらいましょうっていう事で、

大原敬子:
それが3ヵ月前ね?

相談者:
そうです。

大原敬子:
と、お婆ちゃんはその時に・・結構頑固そうですから・・

相談者:
え、はい

大原敬子:
お婆ちゃん自分で1人で別宅に居るとか・・その時の・・話し合いはどうなってました?

相談者:
やはり自分も苦しい思いした・・ので、

大原敬子:
うん

相談者:
「分かった」と、言って、

大原敬子:
うん

相談者:
ん、来てくれました。

大原敬子:
来て・・でね?、納得させるってこと絶対あり得ないんですよ。

相談者:
うーん、そうでしょうね。

大原敬子:
納得して行こうっていうのはね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分が絶対に、

相談者:
はい

大原敬子:
守られている。

相談者:
はい

大原敬子:
逆に言えば、あーこの、家族たちに、自分が居るために・・迷惑を掛けてはいけないという思いやり。

相談者:
はい

大原敬子:
そういうものを心に芽生えてない限り・・

相談者:
うん

大原敬子:
自分は捨てられる・・

相談者:
はい

大原敬子:
で、恐怖があった時には・・納得出来ないんですね。

相談者:
うん

大原敬子:
で、もう一つが、3ヵ月間・・一緒に居た時の生活ですね、娘さんに「こうして」「あーして」と言っている・・

相談者:
はい、はい

大原敬子:
その突然に・・色んな事、を、言われてしまった時に、一番この年の、変化っていうのは、環境の変化に怖いんです。

相談者:
なるほど。

大原敬子:
で、もし、施設に入れるならば・・心の中で断ち切るぐらいの強さがないと・・

相談者:
うん

大原敬子:
物凄くキツいですよ、これは。

相談者:
ですよね、はい

大原敬子:
で、今心配なのは・・「わたしも大変なんですよ」、「苦しいんですよ」って言ってる時は・・

相談者:
はい

大原敬子:
怒りと不満が出ちゃうんです。

相談者:
うーん、はい

大原敬子:
で、お婆ちゃんと、妻の関係は何だったんでしょう?が、ひとつ、1点なんです。
で、この話をお婿さんが入ったらダメですよね、絶対に。

相談者:
んあー、はい、はい、はい

大原敬子:
夫が。

相談者:
はい

大原敬子:
つまり、「夫が嫌がってるから、わたしを入れる」ってなってしまうんですよ。

相談者:
うーん

大原敬子:
もうこの年代になると被害者意識が強いですから。

相談者:
はい

大原敬子:
で、こうなって来ると・・

相談者:
うーん

大原敬子:
この、お三方の感情がずうーっと、ひ、尾を引くんじゃないでしょうかね?

相談者:
うーん、そうですねえ。

大原敬子:
何とも納得出来ない、お、あなたを疑ってるわけじゃないんですけども・・

相談者:
はい

大原敬子:
3ヵ月間同居にして・・だったらパーキンソンで入院した後・・何故?・・そのまま、また・・家に入れたんだろうか?って事です。
自宅に戻、って来さした理由は何ですか?

相談者:
えーと、それは妻が・・「わたしが面倒看るから」・・という事でした。

大原敬子:
で、あなたはどうだったんですか?

相談者:
その時は、

大原敬子:
ええ

相談者:
あの、妻がね?、実の母親ですから・・あ「『看る』というならば、じゃ、頑張ろうぜ」と、いうような考え方でした。

大原敬子:
・・凄く変な、き、こと、聞いていいですか?

相談者:
はい

大原敬子:
お婆ちゃんには遺産はあるんですか?・・お金。

相談者:
えーとね、わたしは、そこは、わ、全く分からないです。

大原敬子:
ていうのはね・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなた自身がね・・パーキンソンの時にね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
精神科っていうけど、その後の詳しい、わ、ことは分からないんです。この症状が、あまりにも詳しくおっしゃらないんですね。

相談者:
うーん、はい

大原敬子:
だけれども、その、デイサービスなんかは、詳しくおっしゃるんです。
このお婆ちゃんの状態・・全部あなたの感覚的な話(はなし)しか分からないんですね、事実は。

相談者:
あー、はい、そうですね、はい

大原敬子:
で・・わたしが何故あなたを信じない、信じないって(苦笑)言うと、とっても申し訳ないですけど、

相談者:
あいえいえ、いえ、はい

大原敬子:
わたしがお婆ちゃんの立場になると・・

相談者:
はい

大原敬子:
「お婆ちゃんね、お婆ちゃんパーキンソンでこうでしょ?」って、で、「こういう、病気もあるんだよ」って、具体的な話が無くって・・

相談者:
はい

大原敬子:
#$%◆話はどんどん出来るんですけども、今、このお婆ちゃん現実に・・どんな状況か分からないんです。

相談者:
うーん、はい、はい

大原敬子:
あなたがそう見て・・「妻が疲れて」って言ってるのか?・・

相談者:
うん

大原敬子:
妻が愚痴を言ってるのか?

相談者:
はい

大原敬子:
あ、「僕も聞いたけどね」って、あなたの責任が1つも無いんですよ、ここに。

相談者:
うん、はい、あの・・重々承知してます、今のは、はい

大原敬子:
お、分かるでしょ?、キツいけども(苦笑)。

相談者:
いえ・・その通りだと・・

大原敬子:
相談っていうのはね・・

相談者:
はい

大原敬子:
し、リスクを背負う#$%◆時だけ信じるんです、相手は。

相談者:
はい

大原敬子:
「嫁が」「嫁が」とか・・

相談者:
はい

大原敬子:
「お婆ちゃんこうだ」とか・・

相談者:
はい

大原敬子:
で「納得しない」とか。

相談者:
はい

大原敬子:
で今聞いてると・・完全なる、施設に入れちゃう可能性もあると。

相談者:
はい

大原敬子:
・・うーん?、「お婆ちゃんに」・・「お金があるの?」って聞いたら、「分かりません」って、そんなはずはないでしょ?、けどもね。

相談者:
うん、ま・・

大原敬子:
あなたが「知らない」っていうのが。

相談者:
僕はそう思ってるんですけど。

大原敬子:
なんで聞かないの?妻に。

相談者:
答えてくれないんですよ・・妻が。

大原敬子:
てことはあなた信じてないんじゃない?妻があなたも。
大事な事は・・

相談者:
はい

大原敬子:
介護する前に・・介護する人間が・・自分のホントの気持ちを分かってないと・・

相談者:
うん

大原敬子:
恩着せがましくなって・・

相談者:
はい

大原敬子:
介護された人間は最後まで地獄ですよ?

相談者:
うん

大原敬子:
今日の相談は・・

相談者:
はい

大原敬子:
「僕は3ヵ月前に同居しました」って。

相談者:
はい

大原敬子:
僕の思うように動けなくなっちゃったんですよ、お婆ちゃんが。

相談者:
あ、ああ、はい

大原敬子:
ね?、で、僕「途中から僕は」、えーと、「施設に入れるんだ」っってったら、妻も「それもいいわ」、「分かったわ」って、「もう」つら「辛いし」って、「そうだよね」って言ってるんだけども・・

相談者:
うん

大原敬子:
お婆ちゃんの頑固さと・・妻が言っている言葉と・・僕が言った思惑が、バラバラって事、初めて気付いたんですよ、あなたが。

相談者:
あー、あー、はあ、はあ、はあ

大原敬子:
すと、「あれ?、妻ってこんな性格だったんだ」と。

相談者:
ああー

大原敬子:
お婆ちゃんて・・もう、ホントにひん死かと思ったら、噛みついちゃう。

相談者:
うん

大原敬子:
「僕は」・・「えらい荷物を預かったわりには」・・

相談者:
うん

大原敬子:
「捌(さば)く能力がない」っていうのが今日の相談じゃないでしょうかね?

相談者:
な、あ、やあ、先生!・・

大原敬子:
え?

相談者:
あの、いやあ、ちょっと今の・・

大原敬子:
キツい?

相談者:
結構来ましたね。
なんか目から鱗の世界ですね。

大原敬子:
お婆ちゃんを納得ではなくって。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
本音言って・・

相談者:
うん

大原敬子:
・・妻が怖いんですか?

相談者:
や、それは無いんですけどお・・

大原敬子:
な、なんで聞けないの?妻に。

相談者:
実はその、その入居のね?、相談をした時に、

大原敬子:
うん

相談者:
「あのお母さんが」、「わたし達に出すはずがないね」・・っていうところまで、ま、今、話としては・・来ているのですが・・

大原敬子:
うん、そしたらね?

相談者:
#$%◆・・はい

大原敬子:
お婆ちゃんと妻とあなた達の関係は、非常に良くないって事です、ハッキリ言って。

相談者:
あーはい

大原敬子:
で、お婆ちゃんは、

相談者:
うん、はい

大原敬子:
絶対、人を信じてない性格なんです。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
まずお婆ちゃんに、

相談者:
はい

大原敬子:
全部、手続きをさせる。
書けなくなりますから。

相談者:
あーもう・・

大原敬子:
あと・・

相談者:
実際書けないんですけど。

大原敬子:
ね?・・

相談者:
はい

大原敬子:
その時「お婆ちゃん分かった」、「じゃ、僕たちが書くから」・・

相談者:
はい

大原敬子:
「通帳のお金」な、「下ろすこともお婆ちゃん言ってくれ」と。「俺たちが下ろす」と、ハッキリ言ったらどうなの?、言える?

相談者:
・・うん。今は言えると思います。

大原敬子:
お婆ちゃんは・・

相談者:
はい

大原敬子:
渡したくないんです。
お婆ちゃんが、「いくら下ろしてね」って、「100万ね」って言うと・・

相談者:
はい

大原敬子:
本人安心なんです。
「こんーな娘夫婦に、あげるもんか」という、思いやりの無さ、憎しみが出てる。

相談者:
うん、はい

大原敬子:
で、納得出来ないんですよね?

相談者:
うん、はい、そうですね。

大原敬子:
だ、今日の相談の・・まず納得は・・あなた自身は、
「あ、僕」・・「お婆ちゃんのお金」・・「どっかで当てにしてる事もあるんだな」って。
で、ホントはそれ全部使い、云々ではないけども・・「そう思われているんじゃないかな?」という危惧で・・

相談者:
うん

大原敬子:
・・知らないフリをしているっていう事が、お婆ちゃんにとっては、凄い目障りなんですよ。

相談者:
あーあーん、なるほど・・#$%

大原敬子:
言葉の納得はダメですよ?

相談者:
あーあ

大原敬子:
いかがでしょうか?先生、今井先生・・(苦笑)

(再びパーソナリティ)


「母を引き取った娘夫婦がギブアップで介護施設。大原敬子が納得できない3ヶ月」への1件のフィードバック

  1. ? つまり敷地の中に隣どうし二軒あって
    67の婆(まだ充分若いと思うけど)と試しに
    三か月住んでみて→こりゃだみだぁ→施設へGO
    ? だったら元の家(10m離れた)に戻って面倒みたら?
    毎日、朝晩は様子を見れるし
    婆としたら独居老人には普通選択できない、ありがたい環境
    ともみれるのだけど・・建前上、婆が心配だというならね
    土地は女房だとして家は誰のお銭でお住まいなのでしょうか
    下手をすれば30年、病気の義母の面倒は嫌
    女房との仲も悪い(否定したけど
    性根がセコイ
    本音を隠した相談内容には不自然がある

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