イヤイヤ期に入った娘の顔を叩いてしまう。母と同じ轍を踏む女

(回答者に交代)

三石由起子:
はいこんにちは

相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。

三石由起子:
はい、あのねえ?

相談者:
はい

三石由起子:
正しい子育てってないしね。

相談者:
(苦笑)はい

三石由起子:
うん、そんなもんあると思わない方がいいよ。

相談者:
(苦笑)はい

三石由起子:
うん。それで理想のママの姿なんていうのもないしね。

相談者:
ああー

三石由起子:
うん。だからそれはあ、もうその時その時で・・

相談者:
はい

三石由起子:
わたしはねえ?・・子どもにい、親の顔色を・・

相談者:
はい

三石由起子:
見なさいっていうふう、ことを教えたんだよね。

相談者:
・・あ、はい

三石由起子:
うん、あのほら・・「大人の顔色を」・・「見るような子には」あ、「しちゃダメ」みたいな事言うけど、

相談者:
はい、はい

三石由起子:
わたしはあの、子どもにはさ・・大人の顔色って盗み見るから卑しいんであって・・

相談者:
はあ、はい

三石由起子:
「正面からちゃんと見ろ」と。

相談者:
はい

三石由起子:
今わたしは機嫌がいいのか悪いか?・・

相談者:
(息を吸って)はい

三石由起子:
今わがままを言って・・

相談者:
(息を吸って)はい

三石由起子:
聞いてもらえるのかもらえないのか?・・

相談者:
はい

三石由起子:
「ちゃんと正面から見て判断しなさい」ていう事言い聞かせたんですよ。

相談者:
(苦笑)はい

三石由起子:
それでね?、これ2歳6ヶ月っていう年だけど・・

相談者:
はい

三石由起子:
これって通じるからさ。

相談者:
ああー

三石由起子:
言葉もちゃんと分かりますから。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?、一番大事なのはね?

相談者:
はい

三石由起子:
この2歳6ヶ月の子を舐めない方がいい。

相談者:
・・ああ、舐めない方が・・

三石由起子:
うん、舐めない方がいい。うん

相談者:
はい

三石由起子:
「どうせ分からんだろう」とかって思わないで・・

相談者:
ああーー

三石由起子:
あのね?、一つだけ教えておくとね?

相談者:
はい

三石由起子:
子どもっていうのは、

相談者:
はい

三石由起子:
親が大っ嫌いな事はしないんですよ。

相談者:
・・はい

三石由起子:
親が大っ嫌いな事は絶対しないのね。

相談者:
はい

三石由起子:
うん、で、あたしはね?自分の・・話をすると、

相談者:
はい

三石由起子:
あたしは子どもの泣き声が大っ嫌いだったの。

相談者:
(苦笑)はい

三石由起子:
うん、でわたしはあの・・子どもが泣いたら、も、何にもしてやんなかったの。

相談者:
(苦笑)

三石由起子:
「うるさい」と。

相談者:
はい

三石由起子:
うん、で「うるさあい!」とか怒るんじゃなくて・・

相談者:
(苦笑)はい

三石由起子:
「聞こえません」(苦笑)と。

相談者:
あー、&%$

三石由起子:
「わたしも何もしません」と。

相談者:
(息を吸って)はい

三石由起子:
静かあ、に言うんだよ、静かあ、に。

相談者:
(息を吸って)はあー

三石由起子:
静かに、自分が黙んないと聞こえないからね、指示がね?向こうだって。

相談者:
(息を吸って)はい、はい

三石由起子:
子、子どもっていうのはそれ分かるし・・

相談者:
あーあー

三石由起子:
あのね?、試すんですよ、どこまで許されるか?とか。

相談者:
あ、そうです、はい

三石由起子:
うーん、それはねえ、子どもはそうやって生きてるから・・

相談者:
(息を吸って)はい

三石由起子:
そんなもんに乗っちゃダメなんで。

相談者:
ああーなるほど・・

三石由起子:
あなたがね?、その・・

相談者:
はい

三石由起子:
泣かれる事よりも嫌いな事があるんだったらそれ。

相談者:
・・ああ

三石由起子:
あのね、二つも三つもはダメなんだよ。一つだけ。

相談者:
はい・・はい

三石由起子:
絶対許さないの一つだけ、例えば・・

相談者:
はい

三石由起子:
食事の仕方を、あのきちんと食べて、欲しいとか、行儀良く食べて欲しいんだったらそれだけ。

相談者:
はい

三石由起子:
あとはもう怒んない。

相談者:
あ、ああ

三石由起子:
でね?、あれもこれも、あれもこれもだと、子どもは出来ません。何にも出来なくなっちゃう。

相談者:
あーあー

三石由起子:
だから・・

相談者:
はい

三石由起子:
今、多分、ぐじゅぐじゅだと思うけど、

相談者:
はい

三石由起子:
一つ一つだよ、まずはあ・・

相談者:
はい

三石由起子:
えーとね、一番最初にしなきゃいけない事はね?

相談者:
はい

三石由起子:
必ず楽しい時間を作るって事なのね。

相談者:
あ、楽しい時間、はい

三石由起子:
うん、この楽しい時間いつかっていうと、寝る時なんだよ。

相談者:
あーあーはい

三石由起子:
寝る時に、例えば、お膝の上で絵本を読んでやるとか、

相談者:
うーん

三石由起子:
ね?

相談者:
はい

三石由起子:
一緒に寝て、お話をしてあげるとか。

相談者:
はい

三石由起子:
で、寝る時間はママと二人だけの時間で楽しい時間だっていう事を・・

相談者:
うーーん

三石由起子:
習慣付けるのね?

相談者:
はい

三石由起子:
そうすると、あのねえ、泣いて寝るのとお・・

相談者:
はい

三石由起子:
あのお、喜んで寝るのと・・脳の成長違うらしいよ。子ども。

相談者:
あーそうなんですね。

三石由起子:
うん、寝てる間の。

相談者:
(息を吸って)へえー

三石由起子:
うん

相談者:
はい

三石由起子:
だからね?・・

相談者:
はい

三石由起子:
寝る時はあ、こう・・笑って寝かせるっていうかさ。

相談者:
ああーなるほど。

三石由起子:
うん。「寝よう」って言ったらね、もう嬉しいく来る、まずね?

相談者:
はい

三石由起子:
うんそれで、あなた自身がさ、

相談者:
はい

三石由起子:
「ああ、今日も子育て楽しかったなあ」って自分で思うのね?

相談者:
・・はあーはい

三石由起子:
最初、最初はわざと思うんだよ?

相談者:
あーなるほど。

三石由起子:
もし思えなかったら・・

相談者:
はい

三石由起子:
「今日も子育て楽しかったな」って口に出して言うの。

相談者:
アハハ(苦笑)

三石由起子:
そのうち錯覚するから。

相談者:
あ、なるほど・・

三石由起子:
いやそれって大事なのよ。

相談者:
はい。あーなるほど。

三石由起子:
うん、それをまず、習慣付けて、

相談者:
はい

三石由起子:
その次には一番嫌いな事だけ一個止めさせる。

相談者:
うんんーん

三石由起子:
うん、ん・・

相談者:
はい

三石由起子:
例えば泣く?

相談者:
うん・・

三石由起子:
うん

相談者:
はい(苦笑)

三石由起子:
泣くだったら泣く、うん

相談者:
はい

三石由起子:
もう・・

相談者:
あーなるほど。

三石由起子:
大きな声で泣いたらなんーにも言う事聞かないと。

相談者:
はい、はい

三石由起子:
うん。
それはね?、こっちが大きい声出しててもダメなんで(苦笑)。

相談者:
(苦笑)

三石由起子:
大きな声出し・・ん、ん、あたしは出された時は「聞こえません」って言った。

相談者:
あー、聞こえません。

三石由起子:
うん「聞こえません」って、だって・・

相談者:
(苦笑)

三石由起子:
泣いてたら分かんないじゃない?何言いたいのか?、何も。

相談者:
そうですね・・

三石由起子:
うん

相談者:
そうなんですよね、はい

三石由起子:
「聞こえません」って「泣き止んだら言いに来て下さい」みたいな事言ったけど。

相談者:
あーあー

三石由起子:
うん。でね?

相談者:
はい

三石由起子:
あなたが混乱してんのはね?

相談者:
はい

三石由起子:
「2歳6ヶ月の子に」ってさっきから言ってるでしょ?

相談者:
はい

三石由起子:
そんなに舐めちゃダメだって・・

相談者:
(苦笑)

三石由起子:
2歳6ヶ月、何でも分かる。

相談者:
(息を吸って)はい

三石由起子:
親がほんーとに何が嫌いなのか?っていうのは見て取りますから。

相談者:
ええ

三石由起子:
うーん

相談者:
はい

三石由起子:
あとね?ま、あの、保、保育園の先生がおっしゃったようにね?

相談者:
はい

三石由起子:
「ママ嫌い」なんていうのは、ほんとに気にしなくていいし、

相談者:
ハッハ(苦笑)

三石由起子:
ね・・あのママ、「ママにやられた」って、こんな猫のお、爪痕なんて・・

相談者:
(苦笑)

三石由起子:
誰が見たって分かるんだから。

相談者:
(苦笑)はい

三石由起子:
そんなのも気にしなくていいし。

相談者:
(息を吸って)いやあー

三石由起子:
そんなのはね、2歳だからじゃないわよ。

相談者:
あー

三石由起子:
小学生でもね?

相談者:
はあー

三石由起子:
その、「うちの母親は虐待する」みたいな事言う、言う子いるから。

相談者:
あーそうなんですねえ。

三石由起子:
明らかに嘘なのに。うん

相談者:
うん

三石由起子:
で何かこう、構って欲しいっていう事だけだと思うし。

相談者:
はあーー

三石由起子:
それは・・ちゃんと、人が見れば分かる事だし。

相談者:
はい

三石由起子:
あなたがそうでなければ、気にする事はないんです。

相談者:
はい・・ああー

三石由起子:
うん。ただその・・あの、暴力はダメだね。

相談者:
そうですね、はい

三石由起子:
うん、これはもうー・・どうしてもダメだ。しちゃね。

相談者:
はい、はい

三石由起子:
うーん

相談者:
そうですね。

三石由起子:
でも・・「片付けをしなさい」とか・・

相談者:
はい

三石由起子:
ね?・・「いやいや」って言ったらもう無視すればいいんですよ。

相談者:
ああー

三石由起子:
うん。それから、何か食べて、な・・「これが最後よ」って食べて「もっともっと」って言ったら無視すればいいの。

相談者:
うん・・あ(苦笑)

三石由起子:
で、それは例外作ったらダメなのよ。

相談者:
ああー

三石由起子:
「じゃあ、もう一個よ」、「もう一個だけよ」とかさ。

相談者:
はい、はい

三石由起子:
「じゃ、お母さん一緒に片付けましょうか」とかさ。

相談者:
ああー・・

三石由起子:
うん

相談者:
なるほど。

三石由起子:
うーん

相談者:
&%$#

三石由起子:
ただね?、ぐじゃぐじゃ、わーわーわーわー言いながら・・

相談者:
はい

三石由起子:
子どもってすくすく、すくすく大きくなるから、

相談者:
あーあ、そう・・

三石由起子:
放っとけばね?、時間が経つんだよ?

相談者:
フフ(苦笑)

三石由起子:
こんな事はね?

相談者:
(苦笑)はい

三石由起子:
だけどお・・早くう・・

相談者:
はい

三石由起子:
だってあなただって忙しいからさ。

相談者:
はい

三石由起子:
うん。いつまでもいつまでも、やってたくないでしょ?

相談者:
はい

三石由起子:
だ、一個ずつ一個ずつ躾けるしかないんだよ。

相談者:
うんうん

三石由起子:
だからね?、あ、人にどう思われるか?なんて事は考えなくていい。

相談者:
ああー

三石由起子:
その「ママ嫌い」ってワーっとなったり、お婆ちゃんの前でワーっとなったり、猫に引っ掻かれたの「ママにやられた」って・・

相談者:
はい

三石由起子:
それ人お、の評価を、考えてると・・

相談者:
はい・・はい

三石由起子:
何も出来ませんから、

相談者:
はい

三石由起子:
まず人の評価考えなくていい。

相談者:
ああー、はい

三石由起子:
うん。あん、で、こう、暴力を振るうのを止め、止める・・っていうのと・・

相談者:
はい

三石由起子:
人の評価を考えるっていうのをね?

相談者:
はい

三石由起子:
考えないっていうのはそれはもう、一瞬で・・

相談者:
うん

三石由起子:
出来る、ことだからさ。

相談者:
はい

三石由起子:
今からすぐに出来る事だから。

相談者:
はい、分かりました。

三石由起子:
いいですか?、真っ先に、真っ先にやるのは・・

相談者:
はい

三石由起子:
楽しい時間を作る。

相談者:
はい

三石由起子:
夜寝る時に。

相談者:
はい

三石由起子:
うん、それで・・

相談者:
分かりました。

三石由起子:
自分で独り言を言う。

相談者:
はい(苦笑)

三石由起子:
「今日も楽しい子育てだった」

相談者:
はい

三石由起子:
うん

相談者:
(苦笑)はい

三石由起子:
人間ってね・・

相談者:
はい

三石由起子:
ほんとにそういう風になって来るから。

相談者:
ああー・・

三石由起子:
うん

相談者:
そうなんですね。

三石由起子:
多分ね、あたしあなたの話を聞いてると・・

相談者:
はい

三石由起子:
面白くないんだろうな、と思う。

相談者:
あ(苦笑)

三石由起子:
子育てが。
アハ(苦笑)、「早くおっきくなんないかな」って思ってんだろうなあっていうのが・・

相談者:
(苦笑)ああ

三石由起子:
伝わって来るのね。

相談者:
そうですね・・

三石由起子:
うん

相談者:
ホント◆#$%□&▽*+

三石由起子:
うーん、でも早くも遅くも、早、あ、大きくなるから。子どもって。

相談者:
(苦笑)

三石由起子:
うん

相談者:
はい

三石由起子:
でも、今が嫌なん、に決まってるんだから・・

相談者:
はい

三石由起子:
どうせ通らなきゃいけない道ですから。

相談者:
うん、うん、はい

三石由起子:
うん、もう、自分に言い聞かせる、「今日も楽しい子育てでしたあ」って。

相談者:
ハハハ(苦笑)

三石由起子:
一週間やるとその気になりますからね、人間って。

相談者:
ああー・・

三石由起子:
うん

相談者:
ほんとですか。

三石由起子:
うん

相談者:
はい

三石由起子:
あとその・・泣いたら・・

相談者:
はい

三石由起子:
無視するっていうのやってごらんよ。

相談者:
ああ、ちょっとやってみます。

三石由起子:
うん

相談者:
はい

三石由起子:
で、泣いてるうちはもう何にもあなたが口を利かないの。

相談者:
あーはい

三石由起子:
うん。で、もう、聞くという、向こうが体勢が出来た時にね?

相談者:
うんうんうんうん

三石由起子:
「わたしは泣くのが嫌いです」と。

相談者:
はい

三石由起子:
あ「一番嫌いです」と。

相談者:
(鼻をすする)ハハハ(苦笑)

三石由起子:
だ、あれもこれも言っちゃダメだよ、一個だよ一個。

相談者:
はい一個、はい(苦笑)

三石由起子:
うん一個。
で、それが出来たらまた一個やってもいいけれども・・

相談者:
はい

三石由起子:
欲かいて2つ3つ一緒にやっちゃダメです。

相談者:
うーん、うん

三石由起子:
うん

相談者:
なるほど
ありがとうございます。

三石由起子:
はい

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


「イヤイヤ期に入った娘の顔を叩いてしまう。母と同じ轍を踏む女」への1件のフィードバック

  1. なんと清々しい教え、導き
    まず三石先生に教えを乞いたい
    わかりやすい
    子育てが終わると、そんな時代もあったねと
    いい思い出で美化するもんだが
    渦中の奥さんには大問題
    がんばって下さい
    自分も子供の前でもっと笑ってあげればよかった

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