夫の代わりに働いて入れた中高一貫進学校。成績はダダ下がりで反抗的

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
その、例えば、さっきから、えー、いくつか、疑問があるんですけど、
洋服を、揃えて行くっていうときの洋服は、どっから、誰がお金を出すの?

相談者:
アルバイトをしてたんですね。

高橋龍太郎:
あーあ

相談者:
なので、月に、3万なり、4万なりのお金は稼いでました。

高橋龍太郎:
あ、そうなんですね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ふうーん

相談者:
ホントは、学校はダメなんですけれども、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
一応わたしは千円の、大切さを教えたいなと思ったので、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
許可をしました。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
で、そのお金で・・買ってます。

高橋龍太郎:
それは今でも続いてる?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから、言葉遣いが常に荒々しいっていうのは・・

相談者:
・・荒々しい・・

高橋龍太郎:
どこで、そん、あの・・要するに強い言葉を覚えたの?

相談者:
強い言葉って、その・・

高橋龍太郎:
お家の中で、そういう夫婦喧嘩のときやなんかに、そういう言葉遣いをご両親でするの?

相談者:
ま、あったと思いますね。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
もう・・それは、すごい凄まじい喧嘩してますので。

高橋龍太郎:
凄まじい喧嘩をしてるの?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、そ・・それこそ、罵詈雑言浴びせ合うの?双方で。

相談者:
そうですね。

高橋龍太郎:
ふうーん

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そうするとさあ・・まあ、やっぱり・・あなたの、申し訳ないけど、お子さんは今・・今の家庭の置かれた状況を・・そのまんま反映しているだけだから。

相談者:
・・

高橋龍太郎:
これはあ・・もう、すぐどうこうっていうふうに変わるもんじゃないんじゃない?

相談者:
・・ああ

高橋龍太郎:
うーん、で、要するに・・えー、彼女だけ・・何かそのお・・暗闇を見ないで・・すくすく素直に、ほかの・・一貫校の・・んな、いいとこの、お嬢さんと一緒に、育ってくってことはなかなか難しんじゃない?

相談者:
・・

高橋龍太郎:
その、そういう、一貫校にいればいるほど・・自分とのギャップに、ずうっと向き合わされていて、
それに耐えられなくなって、例えばそういう、アイドルを、追っかけえ、の楽しさに・・時間を忘れたいと思ってるんじゃないの?

相談者:
・・逆に、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
こんなに・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
お母さんが頑張ってるんだから・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「わたしも」とは思ってはくれないんですね。

高橋龍太郎:
うん。それは・・子供にとっては、ま、荒野のような家庭え、しか・・自分の中に見えて来ないと・・それは、なかなか、要するに親の苦労だけ、うまく受け止めて・・それを越えてく子供になんか、なかなかなりにくいんじゃない?

相談者:
・・

高橋龍太郎:
で、もう、ここまで来たら・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あんまり・・今更、あの、それこそ、細かく・・細かいという言い方は変だけど、
生活う、の、それこそ・・箸の上げ下ろしい、ぐらい細かいことを、言って対立するよりは・・その、大きく受け止めると・・いうと、優しすぎるけど、
もう、なんか、現在の状況を・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
笑っちゃうぐらいに・・少し太っ腹に構えて。
もう、堂々としてたら?お母さんは。

相談者:
・・わたしが言ってることって・・間違い・・ですか?

高橋龍太郎:
ん、全、全部正しい。
全部・・人間っていうのは、特に子供にとっては・・全部正しい世界は嫌なの。

相談者:
・・あーあ・・あー

高橋龍太郎:
要するに、追い込みすぎちゃって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなたは。ゆ、あなたは一生懸命やってるっていうことは、もう、お話聞いててもすごくよく分かるよ。
でも、そういう調子で娘をどんどん、どんどん追い込んで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
結果的に例えば・・えー、何?、中学高校一貫校なんか・・に、入れたりするのも、あなたなりの、どっか・・見栄っていうと変だけど、
そうすると、現実の自分とはかけ離れた世界で・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
彼女はだから・・自分の学生生活を送んなきゃなんなかったっていうことは、第一の躓(つまず)きだね。

相談者:
・・はい

高橋龍太郎:
うん

相談者:
・・つまり・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ここまでわたしが追い込んだことが、一番悪かったってことですね?

高橋龍太郎:
いやいや悪いてことじゃなくて(苦笑)。

相談者:
悪いってことです・・

高橋龍太郎:
うん、悪いなんて誰も言ってないよ。
その、両方でボタンが掛け違って。ただ、もっと手前の段階だったら修正可能だったけど、ここまで来たら行くとこまで行くしかないなというふうに思うってこと。

相談者:
・・ああ・・なるほど。

(再びパーソナリティ)


「夫の代わりに働いて入れた中高一貫進学校。成績はダダ下がりで反抗的」への11件のフィードバック

  1. 勉強すれば賢くなる、って思ってるんだろうね。
    (ほとんどの人がそう思ってるのかな?)
    良い大学を受かったというのは、そのレベルの頭の証明だけで、その後頭に色々詰め込んでも実社会にはほとんど活用できない。(研究職・医者以外は)

    ホリエモンも言ってるが、良い大学に行くメリットは、良い情報交換ができる友達が増える事だけ。

    確かに舗装された道路は走りやすいけどね。

    私も中高一貫教育だったけど、学生時代の友達の中で遊んでいる奴でもIQ高かった奴は将来年収も高い、という結果になってる。

    ということから、落第だけさせずに好きにさせれば?

  2. 同じ様な体験をした母親です。放送を聴いていましたが、お母さんの一生懸命さが伝わってきて辛かった。当時、カウンセリングを受けたときに「自分の為に一万円使ってごらんなさい」と言われたのが、私には理解できなかったのでした。
    自分のために、時間とお金を使って力を抜いてごらんなさいという意味だったと、十年たった今は分かります。
    女子は特に、家庭環境や親の経済力の格差を感じて辛いと思います。
    お母さんの肩の力が少し抜けて、笑顔が戻れば、状況も変わるでしょう。
    大学生になれば、お母さんの望むレベルでは無くても、様々な生活レベルの友人が出来て今より楽になれると思います。
    誰が悪かった訳では無いのです。

  3. 私も同じような経験しました。高校に行きたくない娘に、おかあさんの見栄のためにいく高校なんか行きたくない

  4. 自分の人生の仕返し?というんですかね、それを、娘さんの人生でしようとしてるんですね…。

    こんなはずじゃなかった!こうしたかった!これが私の理想の、未来予想図だったの!!
    というこだわりが強い方なんですね。

    こんな転職しまくる、頼りない夫しか、捕まえられなかった自分。
    その夫の悪いところしか見えないで、毎日喧嘩ばかりの家庭。
    必死に働いて、汗水垂らして、やっとの生活で、余裕がない。
    子供にはこんな思いさせたくない!!

    でもね、どんな人生選ぶかは、娘さんの自由ですよ。
    あなたが決めることじゃないの。
    親ができることなんて、ニコニコ仲良くしてる姿を見せたり、自分が楽しんでる姿見せて、大人って楽しいじゃんって思わせてあげることだけなの。

    この人の未来予想図から例を挙げると、中高一貫行ったって、賢く渡り歩いて、いい大学行くのは、全体の20%あるかないか(私は中高一貫の特進コース出身です)。
    そして、いい大学入ったって、その後いい就職ができるかは、ぜーんぜんわかりません(私は正に良い大学行けましたが、大学でうつ病になって、大変でした)。
    そして、中高一貫は、かなーりお金かかりますので、金銭的に余裕ないと、ほんっっとに肩身狭いですよ。

    どんな「素敵」で「いい」未来予想図立てて、その通りのルートを辿っても、突然崖があったりするんですよ。
    その時々、自分のできる範囲で、見栄も張らずに、やれることを楽しむだけ。
    それを家族みんなでやるだけ。
    それだけで家族は十分なんです。

    私が悪かったんです、私が間違ってたんですか?とか、すごく言われてますが、教育ママだったうちの母がよく言ってたセリフですわ。私がうつになった時に。

    むしろ、私のワガママに付き合わせて、いっぱい無理してくれてありがとう、くらい言ってあげて欲しいです。
    あなたの見栄に付き合ってくれた、優しい娘さんです。

    苦労かけてごめんね、嫌なもの(ケンカ)いっぱいみせてごめんね、私も自分のことしか見えてなかったって、本音を言ってあげましょうよ。
    自分の本当の気持ちに向き合いましょう。

    1. こんな母親に育てられたら誰だって逃げたくなる…。母親が重すぎる…。高橋先生のアドバイスが当たってたと思う。果たして難病とは何だったのか…??

  5. 上機嫌で鼻歌を歌いながらおいしい料理を作ったり、「へー、いいね!すごい!」と話を肯定しながら聞いたり、お母さん自身が好きなことに夢中になったり(芸能人や、スポーツ、ペットなど)ほんわかとした家庭だと、たとえ裕福でなくても、明るく優しい娘さんに育つんだろうな、と毒親育ちの私は思います。
    ギスギス般若顔(声から想像)の母親のようにはなりたくない、真逆に生きる!という強い決意が娘さんにあると思います。
    そしてそれを実行してます。
    大学進学と共に物理的&精神的距離を保って、幸せになってほしいです。
    パパ活などではなく、バイトして自分で買った3万円のバッグ、そんなに怒り狂うことではないし、でも母親の金銭的苦労を思うとやっぱり大らかな気持ちではいられないのもわかります。

  6. この人、常連さんだね。
    「東大落ちた」から始まって「父親は子供の前でAV見てた」とか「姑は尊敬してるけど子供が産まれたら実親に会わせたほうがいいか」とか、内容変えていろんな相談してるね。

    趣味なのかしらね(笑)

  7. 憎み合っている此の親子はもうお互いに離れた方がいい。
    物理的に行き来出来ないくらいの距離でね。
    で無いと危害を加えそう。

  8. 我が子全員成人した今思うことは、学歴や経歴に拘って自己肯定出来ない人生を送るより、「毎日楽しい」「働くのが楽しい」「私は毎日充実してる」って人生の方が、絶対幸せです。
    この相談者さんもその事に早く気付いて欲しいな。

  9. この相談者、嫌われオーラの持ち主なんだろうな。自分もそう。学歴あればなんとかなると大学進学して20年後、身に染み着いた負のオーラと氷河期の荒波には勝てなかった。
    娘さんは相談者を反面教師にしてうまくやってるよ。進学校特有のストレスを解消しながら乗り切ってる。女は愛嬌、そしていざというときに股広げる度胸と媚び。この先不景気で女は足切られる風潮が高まるから尚更。娘さんは早晩稼ぐ男掴まえて玉の輿だろう。相談者が逆立ちしてもできなかったことでもある。
    相談者は一回ぐらい爆発しても罰は当たらん。どうせ娘さんからも旦那からも切られるのだから。自力でそこそこ稼げるし。

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