引きこもりからのデモ・シカ農業で金をくすねる時給労働者に進歩した次男38歳

(回答者に交代)

塩谷崇之:
はい、こんにちは

相談者:
あ、こんにちは

塩谷崇之:
はい
なかなか大変そうですね。

相談者:
はい

塩谷崇之:
うーん・・あれですか?えっとお、その息子さんはあ、最初から、まったくこう、社会に出ないで・・えー、ずっと、ご実家の手伝いをしておられるの?

相談者:
う、そうですね。学校に行けなくなってから、

塩谷崇之:
うん

相談者:
しばらくの間、ほんとに、引き篭り状態?

塩谷崇之:
うん

相談者:
外に全然出れなくて。

塩谷崇之:
なるほど。

相談者:
はい

塩谷崇之:
すと、実家のね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、実家っていうか、あなたの家の・・農業の、手伝いをするというのは、

相談者:
はい

塩谷崇之:
息子さんが自分でそのまあ、えー、親の仕事を手伝いたいと言って・・するようになったんではなく、

相談者:
うん

塩谷崇之:
家にいて、何もしないのもしょうがないからあ、とりあえず何か、してみるかみたいな、

相談者:
うん

塩谷崇之:
そんな感じで、始まったっていうこと?

相談者:
うん、ま、そうですね。うん

塩谷崇之:
ふうん

相談者:
ま、外へ出て、バイトでもなんでもね?

塩谷崇之:
うん

相談者:
あのお、興味があることで、別にそれはそれで良かったんだけど。
ま、「外に出ては働けない」って言うし。
「じゃあ・・家(うち)の」、ね?、「手伝いをしたらどうか」っていうことで、まあ、そこは本人も納得して・・最初は・・始めたんですけど。

塩谷崇之:
ふーん
最初のうちはちゃんと真面目に仕事してたわけですか?

相談者:
そうですね。
してましたけど、

塩谷崇之:
うん

相談者:
ただ、主人がこう、優しい指導じゃないんですよね。うん

塩谷崇之:
それはそのお、家の仕事を手伝うようになってからなんですか?

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
お子さんが子供の頃は、じゃ、そういう関係ではなかったわけですか?

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
あーあー、そうするとご主人はご主人なりに・・親子として、どうこうっていうことではなく、
その、仕事をしている、ま、1人の人間として、厳しく指導してるという、そういう感じなんですか?

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
で、ま、10年ぐらい前からあ、まあ、親の、お金を取ったり・・

相談者:

塩谷崇之:
するようなことがあ、になって、

相談者:
はい

塩谷崇之:
えー、ま、その辺りから、その、じゃ、ご主人との関係も、もっと悪くなったということなんですね?

相談者:
そう、そうですね。はい

塩谷崇之:
ふうん
で、そのときに、えー、ま、借金があったということなんですが、

相談者:
はい

塩谷崇之:
その借金は・・何が原因だったかっていうのは分かるんですか?

相談者:
いや、ん、何を買ったとかっていうのは、聞いても、言わないんですよ。

塩谷崇之:
そのときの借金って、どのぐらいの金額だったんですか?

相談者:
約100万ですね。

塩谷崇之:
100万ぐらい
で、えーと、それをあなたのほうで立て替え払いをしてしまった。

相談者:
はい

塩谷崇之:
そのことは、ご主人は知ってるんですか?

相談者:
はい

塩谷崇之:
ふうん。ご主人はその立て替え払いすることについてはどういう意見だったんですか?

相談者:
タッチはしなかったですね。特に。

塩谷崇之:
ふうーん。じゃ、あなたのほうが・・息子さんが何にお金を使って借金を作ったかっていうことについても・・そこも確認しない、で・・とにかく払ってしまったということですか。

相談者:
うん、そうですね、とりあえず・・ま、そんなデカい借金をするってことも・・家でもなかったもんだからね、なんか、怖くなってしまって。

塩谷崇之:
で・・えー、それから後も、その親の財布から取ったり・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
タンス預金を取ったりっていうことが、

相談者:
はい

塩谷崇之:
繰り返されるようになった。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、それに対してはあ、あなたのほうはどうなんですか?

相談者:
だから「それだけ」、ひ、「必要だったら、その分だけ働けば」ね?・・

塩谷崇之:
うん

相談者:
「なんのことはない」、「人の物を使う」こ、「必要はない」っていうことは言ってるんですけど。

塩谷崇之:
うん

相談者:
「自分が取った給料いくら使おうが」ね?・・「そこは文句は言わないよ」ってことは言ってるんですよ。
それ、うー、「それを必要以上に」、その「人の、お金まで取って使うっていうのは何事だ」ということは言ってます。

塩谷崇之:
うん。それに対しては、息子さん、どういう、対応するんですか?

相談者:
何も言わないですね。うん

塩谷崇之:
謝ったりもしない?

相談者:
・・うん

塩谷崇之:
ふうーん・・ま、あのお・・父親との関係え・・え、が、(咳払い)問題だというふうに・・おっしゃってるんだけれども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
・・んん
なんかわたしがお話聞いてる限りはねえ?

相談者:
はい

塩谷崇之:
なんかその、母親であるあなた、と、息子さんとの関係が・・これでいいのかなっていう・・

相談者:
うん

塩谷崇之:
感じはするんですよね。

相談者:
あ、そうですねか。はい

塩谷崇之:
うん、まず借金作ったときにい、

相談者:
はい

塩谷崇之:
その借金の原因もね?・・確認せずに・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
とりあえず払ってしまった。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、えー、そのあと、まあ、そういうお金を取ったりとかして、ま、これ・・他人であれば・・明らかにもう犯罪ですよね?

相談者:
そうです。はい

塩谷崇之:
うん、で、それに対して、まあ・・あの、財布を家に置かないようにするとかっていう、ことはしているんでしょうけれども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
でもそれが・・繰り返されてるわけですよねえ?

相談者:
はい

塩谷崇之:
なんかそういうことを・・なんか、きちんと、せずに、

相談者:
はい、はい

塩谷崇之:
置いておく、まあ、お、お、放置しておくっていうかね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
容認してるような・・

相談者:
うん

塩谷崇之:
容認はしてないんでしょうけれども、

相談者:
ええ、ええ

塩谷崇之:
息子さんからすると、まあ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
なんか、「大したことじゃないや」みたいな感じで、

相談者:
うん

塩谷崇之:
思われてしまって、

相談者:
はい

塩谷崇之:
舐められてしまってるというのかな?

相談者:
はい、はい、はい

塩谷崇之:
ご主人はご主人でね?
父親として厳しすぎるっていうのは、それは厳しいのは・・当たり前ですよ。そんな、子供がそんなことを、繰り返してたんだったらね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
でもそれを、まあ、なんか、母親であるあなたが・・ちょっとこう、大目に、見てるようなところがあるんじゃないですかねえ?

相談者:
ああ、はい

塩谷崇之:
だから・・この家で・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
あなたとご主人・・の、おー、と3人でね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
あ、ご主人の、仕事を・・ま、手伝うのか手伝わないのかも、よく分かんないような状態で、

相談者:
はい

塩谷崇之:
家に、いさせるという・・こと自体が、

相談者:
はい

塩谷崇之:
解決とは別の方向に行ってるような気がするんですよね。

相談者:
はい

塩谷崇之:
だから、ご主人が厳しいことが原因なんではなくて、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ご主人が厳しくしているのに・・あなたがその、厳しさを・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
中和しちゃってるというか。

相談者:
はい

塩谷崇之:
その、厳しさ、が・・無駄になっちゃってるというのかな?

相談者:
うん

塩谷崇之:
で、なんかご主人のほうが悪者になっちゃっていて、

相談者:
うん

塩谷崇之:
息子さんが、まあ・・庇ってもらってるような形にな、っちゃってる?

相談者:
うーん

塩谷崇之:
ていうなんかすごく・・

相談者:
うん

塩谷崇之:
歪(いびつ)な、家族関係になっちゃってる。

相談者:
あー、そうなんですか。はい

塩谷崇之:
ま、ご主人の対応がパーフェクトとは思わないですよ?思わないですけれども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
あなた、も、やっぱりちょっとこの息子さんに、甘すぎるというような、感じがするんで。

相談者:
はい

塩谷崇之:
もう少しこう・・厳しく・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、もうまったくその、手に負えないんであれば・・も、それこそもう、家から・・出てって・・一人暮らしさせるとかね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
いうことも含めて考えたほうが、いいんじゃないかと思いますよ。

相談者:
はい・・はい

塩谷崇之:
なんかこの家にいれば・・

相談者:
うん

塩谷崇之:
なんでもありだみたいな感じで、

相談者:
うん

塩谷崇之:
思われちゃってると・・

相談者:
うん、うん

塩谷崇之:
ちょっと厳しい、親父がいるけれども、

相談者:
うん

塩谷崇之:
ま、適当に聞き流しときゃいいやと。

相談者:
うん

塩谷崇之:
お金は箪笥あければ、出て来るし。

相談者:
うん

塩谷崇之:
通帳もなんかそこら辺に置いてあるし。

相談者:
うん

塩谷崇之:
・・ていうんだと、息子さんがなんかこう・・反省する機会もなければ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
こじゃまずいんじゃないかって思い機会もないし。

相談者:
はい

塩谷崇之:
いざとなったら・・おふくろが、庇ってくれる・・ていうふうにい、甘えたままになっちゃいますもんね。

相談者:
うん・・はい

塩谷崇之:
ま、ちょっとあの・・これで解決になるのかどうかっていうのは、わたしもよく分からないけれども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
うん、あなた自身の・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
息子さんと、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ご主人に対する・・態度っていうか見方をね?

相談者:
ええ

塩谷崇之:
そこもちょっと、ちゃんと見直したほうがいいんじゃないかなと思います。

相談者:
あーそうですか。はい

塩谷崇之:
はい
じゃもう一度、今井先生に代わりますんでちょっとお待ちくださいね。

相談者:
はい・・はい

(再びパーソナリティ)


「引きこもりからのデモ・シカ農業で金をくすねる時給労働者に進歩した次男38歳」への7件のフィードバック

  1. 息子がまともに働かないのも、金遣いが荒いのも、全部お父さんのせいだと思っているんですね。
    この年になるまで黙ってお金くれてたお母さんが、突然咎めたり理由を細かく聞き始めたら、ぶん殴ってくるかもっていうのは要らぬ心配かな?

  2. 私の弟が同じような感じでした。
    お母さんの甘やかしが悪いと思う。
    私と父が厳しくしても母が甘やかして結局不幸な結末になりました。
    お金はどんどんエスカレートします。
    お母さん、貴方はいつかは息子さんのフォローが出来なくなりますよ。
    私の母にも何度も説得したけどわかってもらえなかった。
    母も弟も不幸な最期でした。

  3. 田舎の人によくある話です。
    こんな時どうしたらいいか、人生で何度も思う時、プロに聞くという選択肢が上がってこない…私の両親もそうです。知り合いや親戚に聞く…もしくはわからないように対処する。ほっとく。やりたいようにやらせる。
    優しいお母さんと厳しいお父さんで、長男はうまくいったけど次男はそうはいかなかった。引きこもったんだから長男と対応変えないと。借金は肩代わりしないという基本も知らないみたいだし…何も聞かずに借金に驚いたのかな…
    両親の田舎の親戚の話かと思いました。

    引きこもる子を持つ親の方が全然幸せですよね。
    そばに人がいるって幸せです。
    どんな子でも。だから現状維持。

  4. 精神科連れてけばいいのに、田舎ならなおさら近所もそう思ってるよ。
    なんかしら病名つけてもらったほうが生きやすいんじゃないかな?

  5. 知ってる範囲ですが、田舎の次男の扱いは、かなり苛酷ですよ。
    取り柄のない長男を謎に優先するために、親が、まともな次男をボロクソに言って
    出て行くように誘導する。
    初めからいなかったかのように。
    あれでは、出ていったら帰ってこないと思うし、
    それでも次男が側にいるって、
    病んでるのか?
    と思わせる。
    そして、大体長男は飲む、打つ買うの屑だったりする。
    甘やかしと厳しさの基準がおかしい。

  6. この年齢になってからの子育て失敗は今から改善できると思えず、苦悩に満ちた声の主が気の毒になりました。
    8050問題は電話一本では解決不可能、それでも何か希望の光があればいいなと思います。

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