借金息子を甘やかす母の告白。母子家庭に負い目感じつつ興味なく近づきたくない

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
非常に冷たい言い方ですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
息子さんのことを、

相談者:
はい

加藤諦三:
忘れなさいよ。

相談者:
あー・・そうですか。

加藤諦三:
だって

相談者:
んま・・

加藤諦三:
小さい頃から苦労して、育ててるから、

相談者:
はい

加藤諦三:
関心がなかった、ところでなくて、

相談者:
ええ

加藤諦三:
いろいろいろんなことは、しなければならないんでしょうね。
だけども・・

相談者:
うん、は、い、え、え、はい

加藤諦三:
あなたは今、できないものね、もうここまで来ちゃってると。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
26歳で。

相談者:
はい

加藤諦三:
カードローンでえ、破産してるっていうと。

相談者:
・・ええ

加藤諦三:
デヴィッド・シーベリーという人が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
不幸を受け入れる

相談者:
うん

加藤諦三:
そうすると、することが見えて来るっていうんですよ。

相談者:
うん

加藤諦三:
後悔をしてると・・

相談者:
はい

加藤諦三:
どんどん・・
どうしようもないことが、膨らんでくだけなんですよ。悩みが。

相談者:
あはい、はい

加藤諦三:
それで、僕が今言ったように・・不幸を受け入れる、そうすると・・そのお母さんの態度を見て息子が・・また・・自分のことは自分でせざるを得ないという、

相談者:
うーん

加藤諦三:
そういう、態度に変わるかもしれない。

相談者:
不幸だとは思ってはいないんですけれど・・

加藤諦三:
不幸と思ってないの?この事件を。
・・ん

相談者:
・・まあ、生きているので、

加藤諦三:
うん

相談者:
なんとか生活もできているので、

加藤諦三:
うん

相談者:
ラッキーなほうなんじゃないかなっては思・・って、はい

加藤諦三:
だけど、どうしようもないでしょ?今。

相談者:
そうですけれど・・まあ、生活は・・

加藤諦三:
弁護士事務所に行ったって・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは名刺ももらわないわけですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
ずうっとそういう形で生きて来たわけですよ。

相談者:
関わらないようにってことですか?

加藤諦三:
関わらないようにというか、

相談者:
はい

加藤諦三:
解決しよう、という、前向きの姿勢がないんですよ、流されるんですよ。

相談者:
あー、そうですね。流されてはいます。はい

加藤諦三:
自分を・・殺して、物事の解決をして来てんです。

相談者:
はい、そうです。

相談者:
こういうの自己消滅型、解決法っていうんです。

相談者:
あーあ

加藤諦三:
自分を捨てて物事を解決して来たんです、今まで。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、解決はして、いないんですよ。

相談者:
うん

加藤諦三:
どんどん、問題は大きくなってます。

相談者:
はい・・なってる、とは思います、自分の中では、はい
もう何も・・幸せとか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
不幸とか・・

加藤諦三:
ああ

相談者:
考え、てません。
とくに希望もないですし。

加藤諦三:
この、人生は、自己消滅型解決法っていう言葉がぴったりじゃないんですか?

相談者:
そうです、ね、はい・・うん

加藤諦三:
だから最初に言った「忘れなさい」っていうのは、最も冷たいような言葉ですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
最も、キツくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
勇気のある・・言葉なんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
息子に対する最大の愛は・・

相談者:
はい

加藤諦三:
この場合、息子を捨てることなんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの愛は・・

相談者:
はい

加藤諦三:
息子をダメにする愛なんです。

相談者:
はい、そうですね、はい

加藤諦三:
54歳、今まで・・辛いことばっかりあったでしょう?

相談者:
(涙声)はい、そうですね、辛かったです。はい

加藤諦三:
これから素晴らしい人生にしましょうよ。

相談者:
はい(泣)

加藤諦三:
だから、ここで、生き方を変えよう!

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございました。失礼いたします。

加藤諦三:
不幸を受け入れる。するとすることが見えて来る。

 


「借金息子を甘やかす母の告白。母子家庭に負い目感じつつ興味なく近づきたくない」への17件のフィードバック

  1. 息子の借金癖は痛い目にあわなきゃ治らないだろう。いつものことながら加藤の心の分析は無意味

    1. 長男も長女も成人されており、ご相談者さんもまだあと半分くらい生きなきゃならないので、正直ご自身の幸せだけを考えてもいいのではないか?
      あと半分というのは、54才なので、あと46年は生きなきゃならないという意味で言いましたが、介護費用の用意も考えなければいけませんし。
      長男は中学校から浪費グセがあったということでしたか、犯罪に手を染めていなければという感じがしてなりませんが、それは大丈夫だったのか?
      寮生活で羽目を外してしまう方も往々にしていますから、本当に気を付けたいところですが、独身貴族もちょっと考えものかなあと思いましたよ。

    2. 僕ちゃん、ダメって言うなら小学生でもできるよ
      大人なら代替案ださなきゃ

    3. 管理人さんのコメント…
      別れた旦那にそっくりな息子ってか?

      よく分かりました!
      相談者さんも、中川弁護士の問い掛けに涙声・・
      苦労されたんだろうなぁ~

  2. 母親って息子可愛いと思う人多いし、母子家庭で寂しい思いも
    させて
    なぜ興味ないとか言うのか、不思議でしたが
    管理人さんのを読んでわかりました…。

  3. まず母親の息子への嫌悪と無関心があってそれに対する反応が浪費という形で現れてるんでしょうが、それをカネだけ出して始末するというインスタントな対応を繰り返してきた結果が今なわけで。
    自棄的な振る舞いを見るにこの息子は犯罪者にまでも落ちていくでしょう。
    巻き込まれる娘さんだけが哀れですね。

  4. 加藤先生の心の分析が無意味だあこの母親がまさに自分を殺して今まで周囲の問題を解決してきたから今回の事件を不幸と思ってないんじゃないか、自己消滅型じゃないか、だから先生の言われた通り息子への最大の愛は、息子を突き放すことじゃないか。前回も言ったけど、何様だお前!呼び捨てにするな❗️

  5. 現状の深刻さを実感できない母親に育てられた息子も同じような感覚で危機感を抱いていないのだろう。「生きてるんだからラッキーかな、って」。
    加藤先生の著書の一節に「食事をしながら親が『美味しいね』と声を掛けることで子供はこういうご飯は美味しいんだという感覚を身に付ける」とあり得心したことがある。
    この母親は義務として食事を与えはしても、美味しいね、とは語りかけなかったのかもしれない。

  6. ツーベリーではなくてシーベリー、と先に言っておきたかったけど、今回は書いてなかったね

  7. 最後のほうの相談者と加藤先生のやりとりを読んでも相談者のことがよくわからなかったので、2度読みしてみたらなんとなくわかってきた。
    相談者はこれまで自分の人生を能動的に生きてこなかったんだな。辛さ、寂しさゆえに。
    だから息子も自分の人生に対して、自ら改善しようと動かない。希望がない。

    二人とも元気出してよ!と言いたい。
    何かを心から楽しむことでだんだん能動的になれると思う。

  8. 借金がどうこうより、相談者と息子の関係性自体がかなり不幸だと思うんですけどね。本人はわからないんですね…

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