実は最も悩ましいアクティブな認知症。転ばぬ先の成年後見人をかしこまりました

(回答者に交代)

塩谷崇之:
はい、こんにちは

相談者:
こんにちは

塩谷崇之:
はい

相談者:
よろしく、お願いいたします。

塩谷崇之:
はい。えー、お母さん

相談者:
はい

塩谷崇之:
大変ですね。79歳というふうにおっしゃいましたっけ?

相談者:
そうです。はい

塩谷崇之:
うん
あの、元々・・お金遣いが荒かったとかっていうことはあるんですか?

相談者:
いや、ないですね。ほんとに・・もう、生活する範囲の・・お金使うっていうぐらいですね。

塩谷崇之:
あーあ、そうなんですね、じゃあ・・

相談者:
ま・・ん・・

塩谷崇之:
若い頃は、

相談者:
え、ええ

塩谷崇之:
普通の金銭感覚だったということですか?

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
うん

相談者:
はあい

塩谷崇之:
あの、お金の管理というのは、

相談者:
はい

塩谷崇之:
もうすべて、現金でやってるんですか?それとも、その、

相談者:
はい

塩谷崇之:
銀行、の、口座とかを使ってるんですか?

相談者:
口座ですね。ふ、あのお、定期的に振り込みをしてます。

塩谷崇之:
あーあ

相談者:
はい

塩谷崇之:
それでその振り込んだお金を、ま、じゃ、本人が、下ろして来て、

相談者:
下ろして。

塩谷崇之:
使ってると・・

相談者:
そういうことです。

塩谷崇之:
いうことですか。

相談者:
はい

塩谷崇之:
えーと、クレジットカードとかっていうのは使ってないんですね?

相談者:
えー、カードも使ってますね。

塩谷崇之:
使ってますか。

相談者:
ええ

塩谷崇之:
あー、じゃ、その辺りなのかなあ。

相談者:
ま・・そうですねえ。

塩谷崇之:
うーん

相談者:
これがやっぱりあの、例えば、ちょっと友達と食べ行ったり、外食しに行ったり、とかっていうのをですね、ちょっと明細見たんですけれども。

塩谷崇之:
はい

相談者:
そういうのがやっぱ、かなりあるかなあって感じですね。

塩谷崇之:
あー、そのクレジットカードの明細、書?

相談者:
はい

塩谷崇之:
あー、カード会社から送られて来た物とかっていうのはご覧になることあるんですか?

相談者:
ええ、あの、わたしもたまに実家行ったときに、

塩谷崇之:
うん

相談者:
ちょっと見るようにしてますね。

塩谷崇之:
その中に何かこう怪しい、買い物とかっていうのは、あります?

相談者:
あ、そういうのは特にないですね。

塩谷崇之:
あー、じゃ、ほとんど日用品ていうことですね?

相談者:
はい・・そうですね。

塩谷崇之:
あーあ

相談者:
ええ、ガソリン、入れに行ったり、灯油を買いに行ったりとか。

塩谷崇之:
あの、お金の、計算ていうのはできるんですかね?

相談者:
も、これが、少しできなくなって来てるんでないのかなあって・・

塩谷崇之:
できなくなってる?、うーん

相談者:
わたしは思うんですね。

塩谷崇之:
うーん

相談者:
はい

塩谷崇之:
あー、なるほど。

相談者:
はい

塩谷崇之:
そうですか。
ま、でも、今お話伺ってる限りだとね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、現金で買い物するか。

相談者:
はい

塩谷崇之:
クレジットカードで買い物をするかと。

相談者:
はい

塩谷崇之:
大体そのどちらかということですよね?

相談者:
そういうことですね。はい

塩谷崇之:
特に口座引き落としで何かこう、分割、で、買ってしまってるとか

相談者:
ええ

塩谷崇之:
そういうこともないわけですよね?

相談者:
あ、それもないですね。

塩谷崇之:
うん

相談者:
はい

塩谷崇之:
だ、そうだとすればね?
とりあえず、レシートと・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
あとカードの明細書?

相談者:
はい

塩谷崇之:
これを、

相談者:
はい

塩谷崇之:
あの、きちんと取っておくという、ように・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、指導をして。

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
うん

相談者:
はい

塩谷崇之:
でまあ、レシートとかもね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
あの、綺麗に整理するの大変かもしれないけども。

相談者:
えはい

塩谷崇之:
とにかく、「何か買い物したら必ずレシートもらってね」と。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、「レシート」それで、「家に帰って来たら、その箱の中に」・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
「入れといてね」と。

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
うん。で、

相談者:
ええ

塩谷崇之:
それを、あなたのほうとか、ま、あ、或いはお姉さんのほうでね?

相談者:
はい・・はい

塩谷崇之:
月に1回、

相談者:
はい

塩谷崇之:
見て・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、あの、ま、ちょっと手間掛かるかもしれないけども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
こう、一覧表みたいな物を作ってあげて、

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
うん

相談者:
はい

塩谷崇之:
で「お母さんこれ」ね?あの「今、年金がいくらだけれども」

相談者:
はい

塩谷崇之:
「こんなに物買ってるんだよ」と。

相談者:
そうですねえ。

塩谷崇之:
うん。で、こんなかで、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ほんとに必要だった物はどれなの?っていうことを、

相談者:
あー、はい

塩谷崇之:
あの、め、見えるようにして、

相談者:
はい

塩谷崇之:
うん。ま、ちょっと手間は掛かるけれども、そういう物を作ってあげて、ま、大きな字でね?

相談者:
あー、そうですね。

塩谷崇之:
え、作ってあげて見えるようにして、

相談者:
ええ

塩谷崇之:
え「お母さんこんな、生活してたらね、とてもじゃないけど、いくら、周りが支援してもね?足りなくなっちゃうから」

相談者:
ええ・・ですね。

塩谷崇之:
「なんとかしないとね」っていうふに・・

相談者:
はい・・はい

塩谷崇之:
話を・・する、そのま、見える形にするってことがたぶん、大事なのかなと思うんですよ。

相談者:
そうですね。これがまず先決だと思います、ほんとに。

塩谷崇之:
うーん

相談者:
はい

塩谷崇之:
ちょっと大変かもしれないけれども、

相談者:
いや、はい

塩谷崇之:
作ってあげるっていう、ところが、まあ、スタート。

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
それは、うん、今のね?、金遣いをどうこうっていうこと以上に、

相談者:
はい

塩谷崇之:
今後、これからのことを考えたときには、

相談者:
はい

塩谷崇之:
それが・・大事なんじゃないかなと思います。

相談者:
あ、かしこまりました。

塩谷崇之:
はい

相談者:
はい

塩谷崇之:
それで、ま、もう1つはね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、先ほど今井先生のお話にもあったけれども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
さらに進んで、

相談者:
はい

塩谷崇之:
その成年後見というね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
えー、ような形を取るかどうかというところなんですよ。

相談者:
はあー

塩谷崇之:
で、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、本人がね?、財産の管理の・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
お、正常な能力を、

相談者:
はい

塩谷崇之:
おー、失ったり、或いはその、それが、著しく低下したときにね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
例えばまあ、あ、自分では、そういう高額な買い物はできないようにして、必ずそれは・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
ある一定の金額以上の物は、代理人を通してやんなくちゃ、あ、買わなくちゃいけないっていうような形にするとかね?

相談者:
あー、はい・・はい

塩谷崇之:
え、そういうふうに、本人の財産を、おー、

相談者:
はい

塩谷崇之:
減らすようなことがないように管理をしたり。

相談者:
あー、はい

塩谷崇之:
或いはその変な、借金をしたり、しないように。

相談者:
はい

塩谷崇之:
例えばその、高額な物を買うときにはね?、後見人、ま、ほかにも、保佐人とか補助人ていうの付ける、パターンがあるんですけれども。

相談者:
あ、あ、なるほど。

塩谷崇之:
そういう人が、同意をしなければ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
買えないようにするとか。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、同意なく買ってしまった物は後で取り消せるようにするとかね?

相談者:
はあー

塩谷崇之:
そういう制度が、あるんですよ。

相談者:
なるほど、はい

塩谷崇之:
うん。で、あなたなり、あなたのお姉さんが・・成年後見制度を使ってね、

相談者:
はい

塩谷崇之:
お母さんの財産を守っていうあげるってことも、今後・・必要になるかもしれない。

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
でも、

相談者:
はい

塩谷崇之:
成年後見制度を使ったところで、

相談者:
はい

塩谷崇之:
後見人は、やはり・・せいぜいね、

相談者:
はい

塩谷崇之:
何ヶ月に1回・・本人の財産管理についてチェックをするとかいう、

相談者:
ええ、ええ

塩谷崇之:
ことしかできないわけで。

相談者:
ええ

塩谷崇之:
日常の、細々とした・・

相談者:

塩谷崇之:
買い物とか、

相談者:

塩谷崇之:
あー、生活用品の、おー、支出についての管理というのは、

相談者:

塩谷崇之:
成年後見制度を使ったところでね?

相談者:

塩谷崇之:
そんなには変わんないわけですよ。

相談者:
あ、はあー

塩谷崇之:
うん、だから、

相談者:
はい

塩谷崇之:
成年後見制度を将来使うかどうかは別として、

相談者:
そうですね、はい

塩谷崇之:
うん、日常のお金の、ま、細かな、お金の出入りについて・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
本人に、意識をさせると。

相談者:
そうですねえ。

塩谷崇之:
その第一歩として、「必ず何か買ったときにはレシートもらってね」と。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、え、「レシートもらったら箱の中に入れといてね」と。

相談者:
あ、はい

塩谷崇之:
うん

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
で、あとクレジットカードを使ったときには、まあ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
カードの明細書が来るから大丈夫だとは思いますけれども、

相談者:
はあ、そうですね。

塩谷崇之:
&#△%ねと。うん

相談者:
はい

塩谷崇之:
ていうところからね、スタートするのが

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
一番いいのかなあと思います。

相談者:
姉も今後じっくりと、あの、管理は、して行くって言ってくれてるんで。

塩谷崇之:
うん

相談者:
ええ、ええ
ま、わたしもちょっと離れた、とこにいますんで、

塩谷崇之:
はい

相談者:
そうそう・・あの、足を運べるわけでもないので。
ま、少し姉に、任せちゃおうかななんていうのもあるんでね。

塩谷崇之:
うん

相談者:
ええ

塩谷崇之:
ま、そこはだからね?お姉さんとの間でうまく役割分担をして、

相談者:
そうですね。はい

塩谷崇之:
ま、近くにいるお姉さんがね、いろいろと、世話、面倒を看る代わりに、

相談者:
はい

塩谷崇之:
例えばその、月に1回のね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
え、金銭の出納のチェックは、

相談者:
はい

塩谷崇之:
え、あなたのほうで・・え、引き受けるとかね?

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
うん、ま、そういう

相談者:
はい

塩谷崇之:
役割分担をしながら、

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
やられたらいいのかなあと思います。

相談者:
できることは、あの、協力しあってやっていこうと思います。

塩谷崇之:
うん

相談者:
かしこまりました。

塩谷崇之:
はい、その辺りをちょっと

相談者:
ありがとうございます。

塩谷崇之:
意識しながら・・

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
はい、やってみて

相談者:
はい

塩谷崇之:
いただけますか?

相談者:
かしこまりました。ありがとうございます。

塩谷崇之:
はい
じゃあ、もう一度・・

相談者:
参考になりました。

塩谷崇之:
はい、今井先生に代わります。

(再びパーソナリティ)


「実は最も悩ましいアクティブな認知症。転ばぬ先の成年後見人をかしこまりました」への3件のフィードバック

  1. 面倒なことはやりたくなくて、お姉さんに丸投げする気が満々。
    お姉さんは近所かもしれないけど、結婚して実家を出てるならもうよその人。
    本来はあなたが全面的にやるべきなんだよ。

  2. 認知症の入り口で認知力が落ちてる→金銭管理が難しくなってるって話なのに本人へ努力を求めてどうするんだ〜。この先できなくなることが増えるだけだし一人暮らしに無理が出てきたサインなのに〜。
    地域包括支援センターで相談して介護計画立てるのが一番先なんじゃないかな。某のあなたみたいなこと書いちゃった。

  3. 金銭管理云々より先に、すぐにでも運転免許自主返納させるべきだと思う。

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