母親の制裁をザルにする孫愛。逃亡犯をかくまう深層心理

(回答者に交代)

中川潤:
こんにちは、中川です。

相談者:
あ・・よろしくお願いいたします。

中川潤:
奥さんねえ?

相談者:
はい

中川潤:
まず今回の件が、起きてね?

相談者:
はい

中川潤:
息子さんとは話(はなし)したの?

相談者:
息子も1回家(うち)に来て、あたし達は聞いてるだけですけど、お金のことですから(ため息)。

中川潤:
いや、お祖母ちゃん、お祖父ちゃんのところへ来てね?

相談者:
はい

中川潤:
子どものお・・親子が話す。
それはそれで、まあ、いいんだけど、

相談者:
はい

中川潤:
その前に、

相談者:
はい

中川潤:
息子にね?

相談者:
はい

中川潤:
「お前一体何をやってんのや、これは」と・・いう話はご両親、あなたと、ご主人はしたんですか?

相談者:
いや、直接は話しないんですけれども、

中川潤:
なんで?

相談者:
・・

中川潤:
息子さんに対して・・
「いつまでお祖母ちゃんに面倒掛けんだ」と、「自分の子どものことで」って。

相談者:
・・

中川潤:
まず、そっちを怒鳴り飛ばすのが最初なんじゃないの?

相談者:
うん・・

中川潤:
なんで、そっから始まらないのかな?と、不思議に思って今聞いてたんだけど。

相談者:
ま、あまりい、ね?・・怒鳴ることは(含み笑い)しないんですけどね、今までね、そうやって育てたもんだからあ(苦笑)。

中川潤:
いや、だって・・あんた、自分の、子どもが、

相談者:
はい

中川潤:
二十歳過ぎてよ?

相談者:
うん

中川潤:
社会人になってんのに、祖母ちゃんとこへ行って、んで、世話になってるって・・こんな小っ恥ずかしいことないわけでしょうがあ、普通はあ。

相談者:
それは、うん、来て言っは◆#$

中川潤:
「なんちゅうこと、お前さらすんじゃ」つって、息子をまず蹴飛ばすのが、最初じゃないの?

相談者:
・・

中川潤:
お父さんだって。

相談者:
うんー、子どもに甘いですかね?じゃあ、息子にね?

中川潤:
当ったり前でしょうがあ!

相談者:
うん、&#△

中川潤:
だって、そういう子に育てた責任自体が、息子さんにあるんだよ?

相談者:
うん

中川潤:
息子夫婦だ、ごめん。

相談者:
うん、ま、随分、苦労して来たみたいですけどね?

中川潤:
いずれにしてもねえ、

相談者:
はい

中川潤:
その、お孫さんのことはね、あなた方が面倒看れる話じゃないんですよ、世代的な問題もさりながら。

相談者:
はい

中川潤:
一義的には、だって、親がさ、考えるべきことなんですね?

相談者:
はい

中川潤:
これが1つ。
それからもう1つはやっぱり本人も・・もう、20過ぎてるわけでしょう?

相談者:
はい

中川潤:
だから本人自身が・・ある意味、ちょっと、残酷な言い方だけども・・自分自身で、歩かなきゃいけない年になってんだから・・そこでええ、さっきおっしゃったけど、変な男に引っかかって何してって、そら、あるかもしれんけど、そんなもんは自業自得だわね。

相談者:
うん

中川潤:
はっきり言って。

相談者:
本人は、「言っても無駄だ」って言うんですね?親にね。

中川潤:
何を言っても無駄だって言うの?

相談者:
何をっていうか、お金のことにしても、

中川潤:
うん

相談者:
「少しずつでも返せば?」って言ってるんです。
「そしたら自分の気が楽だよ」って言ってんだけど、

中川潤:
うん

相談者:
どういうふうに思ってるのかがね?、頑固として言わないところがあってえ・・

中川潤:
だって、あなたが解決できる問題ではないじゃない?、そもそもが。

相談者:
確かにそうなんですけどお、

中川潤:
ふん、息子さん達は、

相談者:
はい

中川潤:
自分のその子をどうしよう・・て思ってるってお母さんには言ってるの?

相談者:
「お姉ちゃんところにも行かないで、あたし達のところにも行かないように」っては言ってるみたいなんですけど、行くところがなくなっててえ(苦笑)
勘当されてるっていうか、そういうところがあるんですよね(吸って)

中川潤:
じゃあ、息子さんは・・

相談者:
うん

中川潤:
お嬢さんのことを、ま、今時、勘当って言葉ないんだけど、

相談者:
あーそうですか。

中川潤:
「縁を切る」って言ってるわけ?

相談者:
勘当っていうのは、お嫁さんが言ってるんですね。
なんか支払いがね?、親のカード決済になってるみたいで、

中川潤:
はい

相談者:
そういうのをね?、「自分で払ってくれ」ということなんですよね、息子たちはね。

中川潤:
いや、だからね?

相談者:
はい

中川潤:
具体的な状況は、お母さんにも分からないわけでしょ?奥さんにもね?

相談者:
はい

中川潤:
だから、息子さんたちからあ、

相談者:
はい

中川潤:
少なくともあなたのほうに、

相談者:
はい

中川潤:
迷惑をかけたわけだから、自分の子どもが。

相談者:
はい

中川潤:
だから息子さんに一体、問題の状況が何なんで、ほいで、息子夫婦としてはこの子をどうしようと考えてるのか?

相談者:
はい

中川潤:
一旦はこうやって迷惑かけたんだから、

相談者:
はい

中川潤:
「ちゃんとお祖母ちゃんに説明しなさい」と。

相談者:
はい

中川潤:
息子さんから、まず説明をさせなきゃ。お母さんが。

相談者:
うーん・・

中川潤:
状況が分からないじゃない?

相談者:
・・(吸って)

中川潤:
そこでお祖母ちゃんが走り回ったってしょうがないでしょう?

相談者:
や、あたし、息子に甘いのかなあ?・・

中川潤:
甘いと思うよ?
めっちゃくちゃ甘いと思うよ?

相談者:
うん

中川潤:
わたしなら蹴飛ばすけどね。

相談者:
あーそういうことはしないです、あたしは(苦笑)。

中川潤:
蹴飛ばすっていうの言葉の綾でありましてね?

相談者:
はい

中川潤:
ほんとに蹴飛ばせって言ってんじゃなくて。

相談者:
うん、はい

中川潤:
自分の、子どもを、

相談者:
はい

中川潤:
どうしようと考えてるのか?

相談者:
はい

中川潤:
息子が、親に説明するって、当ったり前の話じゃないの?

相談者:
ま、「迷惑かけてる」、ていう言葉は、一言はありますけどね。

中川潤:
ほで、仮にその、わが娘、であるにも関わらずね?

相談者:
はい

中川潤:
放り出すって言うんならば、

相談者:
はい

中川潤:
それはそれで、もう、任せるしかない。
ただ・・

相談者:
はい

中川潤:
ただ、その放り出し方が、

相談者:
はい

中川潤:
尋常ならざるものがあってえ、

相談者:
はい

中川潤:
で、そのお孫さんが、

相談者:
はい

中川潤:
ちょっと生活う、含めて、

相談者:
はい

中川潤:
どうにもならんときに、

相談者:
はい

中川潤:
助けられる範囲で、

相談者:
はい

中川潤:
何かをしてあげる、ね?手を差し伸べるっていうことはあってもいいとは思うのですが、

相談者:
はい

中川潤:
お祖母ちゃんが全部被ってね?、奔走する話ではないのですよ。

相談者:
「1人で生活したい」って言うんで、「1年ぐらいは、食べさせることはできるけど、お金もあげれないし、それは、約束だよ」って・・言ってるんです。

中川潤:
あの1人で生活を、するって言ってみたところで、

相談者:
できるわけないんです。

中川潤:
生活力はないんでしょう?

相談者:
ないんです。ないんです。

中川潤:
だとしたら・・息子さん夫婦が・・自分の手元で、

相談者:
はい

中川潤:
生活させるしかないじゃないですか。

相談者:
うーん

中川潤:
それを、息子さんに・・あなたが・・話すことじゃないんですか?

相談者:
やっぱりそうなんだ、そこなんだね。

中川潤:
と、わたしは、極めて常識的な物言いしかできないんだけども。

相談者:
ええ、あい

中川潤:
と思うのですよお。

相談者:

中川潤:
ね?、お祖母ちゃんねえ、ちょっと抱え混みすぎ。

相談者:
・・あーそうですか。

中川潤:
うん、ちょっと加藤先生に代わりますね?

相談者:
はい、すいません。

(再びパーソナリティ)


「母親の制裁をザルにする孫愛。逃亡犯をかくまう深層心理」への8件のフィードバック

  1. 「蹴飛ばす」という比喩表現がわからない人が加藤先生の話が理解できたとは思えない

  2. これがこの人の生き方、生き甲斐。ほっておいてあげましょう。いえ、真面目な話、我が母親は若い頃から大勢の兄弟姉妹の揉め事に首つっこんで 自分でも「嫌だ嫌だ」と言っていたけど、私から見ると好きでやっているとしか思えなかった。その証拠に、皆 他界し、平和が訪れた今、母親は脱け殻のようになっています。

  3. ひどい話だった
    そりゃ中川先生も久々に爆発するよ、加藤先生も冒頭から呆れてたし

    相談者も、相談者夫も、相談者息子も、みんな無責任
    「怒鳴りも蹴とばしもしない子育て」だったそうだけど、甘いというよりそもそも子供に関心がなく、事なかれ主義だったんだろうな
    加藤先生の看破どおり、おとなしいんじゃなくて弱いだけ
    節目節目で叱ることもせず、目の前をやり過ごしてきただけだったんじゃないか?
    その無責任な腰抜けぶりが息子の子育てにもしっかり反映された結果が今回の21歳孫娘の現状よ

    結局、孫娘を本気で気にかけていた家族は誰一人いなかったんだろう
    それが孫娘の「親には何を言っても無駄」って絶望の根源よ
    金がらみで自分たちに実害が出てきて、親(息子夫婦)も初めて慌てたんだろうけど、対応は「金を返せ」「面倒だから縁を切る」って、相変わらず目の前三寸しか見えてない
    何より、既に小中学生から問題の兆しがあったのなら、周りの大人はこれまで本人にどれほど向き合ってきたんだ?
    相談者も今になって「やっぱりこうなるんだ」って他人事みたいに言える感覚がわからない、あんたの血のつながった孫だよ!?

    もう孫娘の自暴自棄はそう簡単には止まらないだろう
    ツケ払いが、クレカの高額請求だけで済めばいいが

  4. もっとちゃんとした相談内容が聞きたいなぁ
    人それぞれ、相談内容が異なるけど
    ほぼ毎回同類内容
    加藤諦三さんも腹立つだろうなぁ

  5. 話のはじめがやや唐突な気がした。多分編集で始めの方をバッサリ切られちゃったんでしょうね。

  6. 同じとこぐるぐるぐーるぐる
    よく70過ぎまで無自覚でいられるもんだ
    自分を掘り下げない人って幸せそうだなぁ

  7. テレフォン人生相談のよくあるパターン。
    このサイトで類似事例を読んでから電話したらいいのに。繋がりにくいらしいから。

コメントはお気軽にどうぞ。

名前欄には、何かハンドルネームを入れてください。🙏
空白だと、すべて「匿名」と表示されてしまいますので。