初めての決断。ほんとは嫌いなスポーツ。父「お前が辞めるなら俺は仕事辞める」

(回答者に交代)

相談者:
もしもし?

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
お願いします。

田中ウルヴェ京:
よろしくお願いします。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
今のあなたにとっては、寂しいっていうことは、よくないことだっていう意味ですか?

相談者:
はい、思ってます。

田中ウルヴェ京:
寂しいに、メリットが、あるとは、あまり、思わない?

相談者:
思わないです。苦しいし楽しくない・・

田中ウルヴェ京:
なぜなら・・楽しいことが?

相談者:
うん、いいこと、なのかな?、ても思います。

田中ウルヴェ京:
自分は寂しいなあって感じるという、こと自体、が、楽しくはないですか?

相談者:
楽しくない、気がします。

田中ウルヴェ京:
ん、なぜ、こんなふうな質問するかというと。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
言葉の持つ意味が人によって違うので。

相談者:
ああ

田中ウルヴェ京:
ちょっと、あなたにとっての寂しいっていう言葉の、

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
うん、背景を少し知りたかったんですね?。

相談者:
うん、うん

田中ウルヴェ京:
で、例えば人によっては、寂しいってつまりは、孤立してると感じるなのか。

相談者:
あーあ

田中ウルヴェ京:
孤・・孤独と感じるなのか。

相談者:
うん、うん

田中ウルヴェ京:
いや、全然、孤立とか孤独とは関係なく、寂しいわたしっていうことをしっかり、味わってることによって、

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
生き甲斐を見つける人もいるので。その寂しいの言葉の意味が・・良いと捉える人と悪いと捉え、る人といるんですよね。

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
改めて訊きますが、自分にとっては嫌なものですか?

相談者:
嫌なものです。

田中ウルヴェ京:
はい
なぜならば?

相談者:
楽しくないし、

田中ウルヴェ京:
んね?

相談者:
しんどいからです。
不安になるのが嫌。

田中ウルヴェ京:
恐らく、寂しいなっていう、結論よりも、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
もうちょっと、違うことがほんとは解決したいのかな?と思っ、てます。

相談者:
自分の中で、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
ことお、ば(言葉)に出せないから、たぶん寂しいで完結しるんかなあって思いました。

田中ウルヴェ京:
もしかしたら、言葉に出しちゃいけない、で合ってますか?

相談者:
あ、そうかもしれないです。うん

田中ウルヴェ京:
うん
お父さまとかお母さまのことが、関係ある?

相談者:
そうじゃないんかな?ってすごく思います。
はい

田中ウルヴェ京:
わたしが勝手に聞いていて。

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
あ、「こおれ嫌だわ」と思ったのは・・

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
「お前がスポーツやめるなら俺は仕事を辞める」なんて言われたら、わたしどうしていいか分かんなくなっちゃいます。

相談者:
(鼻をすすり)はい

田中ウルヴェ京:
これ嫌だね?。

相談者:
嫌、ていうか、腹が立った(ため息)。

田中ウルヴェ京:
あー良かった。
ちょっと、わたしそう言いたかったんですけど(苦笑)

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
一応躊躇しました。ハハハ(苦笑)

相談者:
腹が立つし(涙声)・・

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
お父さんのことが・・めっちゃ嫌いになりました(泣)。

田中ウルヴェ京:
ねえ、どうして腹が立ちました?

相談者:
ちゃんと見てくれてる気がしないというか。

田中ウルヴェ京:
そう、そう、そう、ちゃんと見て&#△

相談者:
結果しか見てない、

田中ウルヴェ京:
そう、そう、そ

相談者:
というか。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
(鼻をすする)

田中ウルヴェ京:
で、これを、言えない?、もしかして。お父さまやお母さまに。

相談者:
ぜ、絶対に言えないです(泣)。

田中ウルヴェ京:
絶対言えないね。

相談者:
(泣)

田中ウルヴェ京:
なんで言えないのかな?

相談者:
うん、「見てるに決まってるやん」みたいな、「何を変なこと言うの?」って言われて。

田中ウルヴェ京:
あー

相談者:
自分のこと否定されるから。
「愛してる」とか、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
「大切にしてる」っていうのは・・お母さんは言ってくれ、た、から。

田中ウルヴェ京:
うん。でもそれ、違いますよねえ・・
「見てあげてるだろう」、「愛してるだろう」って言われても、こっちがどう思うかだもんねえ。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で、お父さんのことが嫌いっていうのは、嫌いになっちゃいけないって思ってるのかな?

相談者:
ん、嫌いになっ、ちゃっ、たらもう・・なんもなくなっちゃうような気がして。

田中ウルヴェ京:
うん、うん、うん

相談者:
怖い、ていうか。

田中ウルヴェ京:
なので・・寂しいっていう言葉、に、しときたかったですね。
たぶん、ヘヘヘヘへへへへ(苦笑)

相談者:
はい、しときたかった(苦笑)、はい

田中ウルヴェ京:
そ、寂しいをなくしたい、わけでもないし、楽しくなりたいわけでもないことがよく分かりました。

相談者:
はい、じぇ、そうじゃないと思いました。

田中ウルヴェ京:
で、自分で決めて、ちゃんと、ス、スポーツもやめられたわけですよね?。

相談者:
はい、初めて決めたんですよ、自分で。
それが嬉しかったです。はい・・

田中ウルヴェ京:
これは、自分のやりたいことではない。そっか褒められてやってたんだって、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
分かったから。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
でも、このことがちょっと、お父さんやお母さんには言えてない、かな?

相談者:
あ、お母さんには言えました。

田中ウルヴェ京:
お父さんとの、間よりは、お母さんとの間では、まあまあ言えますか?

相談者:
お母さん、が・・(苦笑)

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
お父さんのことすごく嫌い、で。

田中ウルヴェ京:
あー、はい

相談者:
よく、愚痴を言って来るので。

田中ウルヴェ京:
うん、うん
ただ、お母さんの機嫌も良くしなきゃいけないあなたがいる?

相談者:
います(苦笑)

田中ウルヴェ京:
ハハハハハハハハ(笑)

相談者:
はい、だから・・

田中ウルヴェ京:
弟さんとはどんな関係なんですか?あなたは。

相談者:
お父さんは今、お、弟に、付きっきりで、スポーツを教えてて、今度。

田中ウルヴェ京:
はあ(ため息)、もう、ほんとに。

相談者:
あー(ため息)

田中ウルヴェ京:
そのお父さんにわたし会いたいぐらいです。

相談者:
アハ(笑)

田中ウルヴェ京:
ほんとに・・うん

相談者:
何言っても、聞いてくれなくて。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
ダメだ、と思って(苦笑)。

田中ウルヴェ京:
もちろんあなたが分かるように、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
きっと、お父さんは良かれと思ってこれやってるわけですね?きっとね?。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で、お父さんはお父さんで、もしかすると、ほんとに・・愛してる可能性がある、わ、け、ですよね?

相談者:
うん・・うん

田中ウルヴェ京:
あなたを?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなたのことが、憎んでるようには見えない?

相談者:
あ・・全然、見えないです。

田中ウルヴェ京:
お父さんの価値観がちょっとズレてはいるけど。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
でも、一生懸命ではあるみたい?

相談者:

田中ウルヴェ京:
あなたに対して。

相談者:
すごい、一生懸命だったなあって今思いまし・・

田中ウルヴェ京:
まず、そこちょっと、思い出しときたいですね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
この、今目の前にいるお父さんは、めっちゃめんどくさいし、ムカつくけど(苦笑)・・

相談者:
はい(苦笑)

田中ウルヴェ京:
決して、悪気があるのではないとか、あなたのことを、お父さんの、範疇で、良かれと思って(苦笑)・・

相談者:
うーん

田中ウルヴェ京:
やってる。が、一応知っておきたいってことですね。

相談者:
うん・・うん

田中ウルヴェ京:
あなたができることを今日は決めたいですね?。
あの、スポーツをしていると・・コントロールできることと、コントロールできないことってありますよね?

相談者:
はい・・すごいあります。

田中ウルヴェ京:
天気が影響するようなスポーツだったら、

相談者:
うん、うん、うん

田中ウルヴェ京:
晴れのとき、雨のときって、これはもうわたし達にはコントロールできないですね?。

相談者:
うん、はい

田中ウルヴェ京:
うん。人間関係も一緒ですよね?

相談者:
うん、うん

田中ウルヴェ京:
相手のことは変えられないけど、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
相手のことを、どのように、捉えて、

相談者:
あー

田中ウルヴェ京:
自分の学びにするか、ていう・・

相談者:
うん・・うーん

田中ウルヴェ京:
ことは、コントロールできますよね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
なので、せっかく19歳でこれからいろんなことを経験してほしので、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなたのコントロールできること、だけにまず、し、集中してほしいということ?
例えば具体例としては、

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
「お前がスポーツやめるなら俺は仕事辞める」って言う、われたときとかも、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
言った父ちゃん、のことは変えられない(笑)。

相談者:
はい・・はい(笑)

田中ウルヴェ京:
でも・・その言葉に傷つく、ムカつくわたしがいる。
で、このことを・・

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
ずうっと、ムカつくっていう感情を引きずるかどうかは、あなた次第ですね?

相談者:
あー

田中ウルヴェ京:
引きずったことによって、どんな行動に出るかを、あなたは作りたいんですよね?
例えば、あ、ほんと、こういう親なんだわ、よう分かりました。

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
でも、ちょっと待って。
冷静に考えてみると、

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
ま、良かれと思ってお父ちゃんやってくれた、こうしてくれたんだろうな。

相談者:
うん、ん、あ、ほんまや。

田中ウルヴェ京:
ね?、よっぽどわたしにスポーツやっててほしかったんだなと(苦笑)。
あたし、嫌いなんだけどなのか、それとも、いや、あたし、ここまで頑張ったんだけど、とかなんかいろいろ、あなたにはおありですよね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で・・だったら、じゃあ、どうするか。

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
「いや、ごめん、お父さん、ほんとにわたしこのスポーツ嫌いなのよ」、なのか・・

相談者:
いやあ

田中ウルヴェ京:
で、言うのか言わないのか。

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
或いは、言わないと決めて。
はい、そりゃ、人になんて、自分のことは、絶対に分かりませんって決めるのはとても大事です。
分かんないです、人には。
なので、いろんなことに対して、

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
あなたが、感じてること。あなたが、寂しいっていう言葉に表現したい自分がいるなとか。
すっきりしたいわけじゃないな、とか。

相談者:
うーん

田中ウルヴェ京:
なんかそんなふうに、向き合う?、で、向き合って、どうするかっていう行動、までは、行けると、何もしないっていう行動もありなんです。

相談者:
あー

田中ウルヴェ京:
この、練習はたぶん、スポーツやってた方なら、これやってる気がするんですけどね?今までも。

相談者:
うーん

田中ウルヴェ京:
それを、やれる自分がいることを思い出せる、と、その過食症っていうようなことも、

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
何かたぶん、すごく我慢していたこと、があるような気はするので。

相談者:
そうですね、休みたいっていうのに我慢、してま&#△

田中ウルヴェ京:
あー

相談者:
自由になりたいって。

田中ウルヴェ京:
単に練習から逃れたいじゃなくて。

相談者:
全部から逃れたいって感・・

田中ウルヴェ京:
ね。だ、そういう自分がいるな、は、ちゃんと、自分には、はっきりさせといてあげると、その、体のほうの影響はたぶん減ると思いますよ。

相談者:
食べる前はワクワクするんですよ。
感情がほしくて食べてたんかなあって思いまし、うん

田中ウルヴェ京:
でも、本当にワクワクしたいことは、それがあなたにとっての自由だったり、あなたがあなたの人生を決められる自由ですよね?。

相談者:
あ、それで、それで、

田中ウルヴェ京:
ね?

相談者:
自分で、決めれるっていう、こと。

田中ウルヴェ京:
気づいたからだと思いますよ。ちゃんと、その、あなたがあなたの意思でやめ、ることをやり始めたから、

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
ちょっといろいろ今、困ったことが出ている、だけで。

相談者:
うん、うん、うん

田中ウルヴェ京:
わたしから、すれば、「良かったね!」

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
「まず、自分で決めたんだね」って思います。

相談者:
はい、ア、ハ(笑)自分で決めれるようになったから・・

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
だからこそ不安・・

田中ウルヴェ京:
そうそうそうそう

相談者:
なのかな?。それが怖いんかなあって思いました今。

田中ウルヴェ京:
素晴らしい!

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
その通りだと思います。

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
なので、これからも、たくさんストレスは出て来ると思います(笑ながら)。

相談者:
うーん

田中ウルヴェ京:
なぜなら、自分で、決めるから。

相談者:
なるほど。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
あー、すっきりしました(笑)。

田中ウルヴェ京:
うん
人生ね、決めても、間違うことあるから。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
大事なのは、

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
自分が決めて間違うほうが大事です。

相談者:
うん、うん

田中ウルヴェ京:
頑張って、ストレスも出て来るけど。人に相談してもいいんですけど。

相談者:
うん

田中ウルヴェ京:
でも、自分で決めるをやってみてください。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


「初めての決断。ほんとは嫌いなスポーツ。父「お前が辞めるなら俺は仕事辞める」」への10件のフィードバック

  1. 娘のスポーツに入れ込む父親の話になったとき
    ロバート秋山のクリエイターズファイルの
    「アスリートの母・柿本千佐子」を思い出しました。
    あれはコントだから腹抱えて笑ったけど
    まあ~相談者さんは現実だったから辛かったでしょうね。
    寂しさとお友達になるくらい付き合うと
    ご両親とは全く違うタイプの人生を送れるようになると思いますよ。

    1. ご相談者のお父さん、体育会系というよりは武装系という感じが否めませんが、そのような親を持つ同期生、少なくとも1人はいるんですよねえ。
      お父さん、上下関係というか、年功序列を知って欲しいという意味でさせていると思いますが、社会に出て役に立つこと、多々あるんでしょうか。
      バブル崩壊後、能力制というか、歩合制を取り入れる会社が多い中、上下関係や年功序列が崩壊に向かっているだけに、時代遅れの部分もあるか?
      これは大都市圏を中心とした話かもしれませんし、地方の場合はお父さんのような教育が通る環境がまだ残っているのかなあと思ってしまいます。

  2. 田中先生はさすがメンタルトレーナーだけあって、人生経験浅めで心が揺らぎがちなティーンエイジャーにはぴったりハマるのかもしれないと思いました。

  3. まさにウルヴェさんの専門領域
    この大学生、いいタイミングでいい回答者に出会えたなあ
    加藤先生でもきっといいご助言がいただけたはず

    「自分で決めて間違うのが大事」いい言葉です
    数日前の大学生の「自分の意志で失敗したい」も響きました
    ずっと親の指示に従ってると、「失敗する度胸」がないから最初が怖いんだけど、いったん乗り越えてしまえばなんでもなくなるもんです
    相談者は間違いなく、大人になる一歩を踏み出したところ
    自分は何がしたいのか、在学中にいろいろ試行錯誤してほしいと願うばかり

    「決められた道をただ歩くよりも、選んだ自由に傷つく方がいい」
    私の好きな歌の一節です

    1. 加藤さんなら違った答えが出そうなので、加藤さん以外で良かったと思います。もちろん、ウルヴェさんの答えとタイミングは良かったでしょう。
      あと、ご相談者さんや家族が大都市圏在住だと何とかなりますよ。ただ、私のような地方在住だと、やはり決められた道じゃないとでしょうねえ。

      1. 北のあなたはいつも地方在住を言い訳にしてますけど、人生がうまくいかない理由は別にあるのでは?

        1. 北のあなた以外はいつも地方在住以外を言い訳にしてますけど、人生がうまくいかない理由は別にあるのでは?

              1. 旧Twitterで問題になってるインプレゾンビみたいな返し方を…。こいつの正体はAIってか。ならばいつものテンプレ鸚鵡返しコメントも納得。

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