問題発言をボカす大男のセクハラに会社は塩谷崇之も唸った玉虫色のオトナ解決

(回答者に交代)

塩谷崇之:
はい、こんにちはあ。

相談者:
はい、こんにちは。

塩谷崇之:
はい。
(吸って)三年前の話、なんですね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、「前の職場」とおっしゃったけれども、今の会社のお、ええ、別の部署にいた時、ということですよね?

相談者:
そうです。

塩谷崇之:
はい。
で、そういう女性との、おお、会話、を、セクハラと決めつけられて、

相談者:
はい

塩谷崇之:
で・・ええ、あなたは、いろいろ、言い分を言ったけれども、おお、聞いてくれえ、なくて。ええ、反省文を、書か・・されたと。

相談者:
書かされました。

塩谷崇之:
はい。これ何か・・懲戒処分かなんか受けたんですか?

相談者:
突然、職場の上司から呼ばれましてえ。「職場移動を命じます」っていうふうに、言われたんですよ。

塩谷崇之:
はい

相談者:
でえ・・後、詳しい話は聞かされてないです。

塩谷崇之:
ということは、じゃあ、懲戒処分は受けてないということですね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
懲戒処分、が、あればね、何らかの通知があるはずですからあ。

相談者:
はい

塩谷崇之:
それは、ないわけですよね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、その配置転換の中身としては、ええ、あなたとしては、不本意な、配置転換だったわけですか?

相談者:
僕としては、も、そう思いました。初めは。

塩谷崇之:
初めは。
給料は下がってないわけですよね?

相談者:
特に問題ないです。

塩谷崇之:
はい。でえ、やってる仕事の内容、は、あなたのやりたくないような仕事だったってこと?

相談者:
ん、でも、ないです。

塩谷崇之:
そうでもない。そうすると、じゃあその・・配置転換というのは別にね?、何も、そのお、処分がなくても、会社の方で、業務上の必要性に応じて、配置を変えていくってことは、まあ、あるわけですよね?

相談者:
ええ・・

塩谷崇之:
あなたの、勤めている会社では、入社してこの部署だっていうに入ったら、一切、配置転換なく、同じ部署でやるっていう・・そういうシステムではないですよね?

相談者:
そうですね。

塩谷崇之:
他の人も配置転換とかっての、あるわけでしょ?

相談者:
ええ

塩谷崇之:
(吸って)で、ええ、かつ、その、配置転換によって、特にその嫌な仕事を押し付けられたわけでもなくう、

相談者:
はい

塩谷崇之:
給料も下がってないと。・・ という、ことになると、結局、あなたの、不満っていうのは、「言い分を聞いてもらえなかった」という、そこの部分、なんでしょうかね?

相談者:
そうです。

塩谷崇之:
なるほど。
ええっと、女性から、「セクハラだ」という訴えがあったんですか?

相談者:
訴え・・は、直接はなかったんですけれどもお。

塩谷崇之:
はい

相談者:
彼女の、勤めているう、会社から、うちの会社に、「そういう・・体が大きい人お、から、ちょっとそういうふうなことがあったので、注意して欲しい」という、内容の電話がありました。

塩谷崇之:
で、注意してほしいと言われて、あなたの上司が・・あなたに注意をしたわけですよね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
はい。で、注意をした時に、あなたは、まあ・・「そんな」、ああ、「言い方はしてないんだけど」というふうに、言ったわけですよね?

相談者:
それでも、一方的にいい・・なんか、僕、を、悪者お、に仕立て上げたっていうことで・・

塩谷崇之:
そこがよくわかんないんですけれども。
会社はあ、あなたが、どう言ったという風な認定をしたんですか?

相談者:
・・ちょっと僕も、よく、それは理解できないんですよ。
三年・・近く経ってますけれども。

塩谷崇之:
そう、なん、ですか・・

相談者:
ええ

塩谷崇之:
あの、反省文を強要されたということでしたけれども。どういう反省文を書いたんですか?

相談者:
まあ、その方に対して、いろいろ不快な思いを、させたことは、本当に申し訳、ありませんでした。みたいな感じでで・・書いたのは、覚えてます。そこまでは。

塩谷崇之:
で、その、内容というのは、「このように書け」というふうに言われて書いたんですか?

相談者:
「このように書け」って風に、言われました。総務から。

塩谷崇之:
「不快な思いをさせて申し訳ございませんでした」という内容なんですね・

相談者:
はい、そうです。

塩谷崇之:
で、具体的に、あなたとその女性との間で、どういう会話があったっていうことまでは、そこには、書いてないわけですよね?

相談者:
書いてないです。

塩谷崇之:
うん。
そうするとね?、結局、会社として、何らかのそのセクハラの事実を認定したわけではなくう。ただ、取引先からそういう、「注意をしてくれ」っていう講義があったんでえ、「一応注意はしました」と。で、それをまあ、証拠に残しておきたいと。
だけども、これをセクハラだということで、社内で処分するには、(吸って)そこまでは至らないと。

相談者:
・・

塩谷崇之:
まあ、不快お、な、思いは多分・・その女性がしたんでしょうから。不快な思いをさせて申し訳ないということを、反省文、書いて。で、ええ、「そういう反省文を書かせましたから、まあ今後も、よろしくお付き合いください」というふうに、まあ大人同士の会話と言うんでしょうかね?

相談者:
ええ、ええ。

塩谷崇之:
会社同士では、そういうふうに、丸く納めた、ということなんじゃないんですかね?

相談者:
と、思います。僕もあんまりい、話は、聞かされ、なかったので。

塩谷崇之:
うん。
だからね?、あなたがあ、 やってもいないことをやったというふうに書かされたとか。やってもいないことについて責任を問われてえ、降格処分を受けたとか。懲戒処分を受けたとか。っていうことであればね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
それは、その、処分の効力っていうのを、争うことも、(吸って)場合によってはできますし。そういう、違法、な?、処分によって、精神的な損害を受けたということで、慰謝料請求っていうのも、場合によっては・・できるかもしれないんだけれども。

相談者:
はい

塩谷崇之:
結局、不快な思いをさせて申し訳ございませんでしたという・・ それで、済ませた・・っていうことですよね?、会社の側は。

相談者:
そう・・なんですか・・

塩谷崇之:
うん。
あなたにとって、不利益な認定って、別に何もしてないんじゃないんですかね?

相談者:
・・そうですねえ・・

塩谷崇之:
うん。
あなたも、その、会社の上司に、そういうふうに、注意されたこと自体は、不快だったかもしれないけれども。

相談者:
・・

塩谷崇之:
でも、結局、会社の側も、何があったかっていうことの事実認定、できなかったわけでしょ?

相談者:
ん。できて、なかったですね。

塩谷崇之:
うん。・・
だから、あなたがそんなにね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
これを、その、引っ張る必要は、ない、ように、思うんですよ。

相談者:
・・ああ、そうなんですかあ・・

塩谷崇之:
うん。
まあ、配置転換もね?、もしかすると、それが・・理由かもしれないけれどもお。

相談者:
ええ

塩谷崇之:
それは、まあ、例えばその女性がね?、取引先の女性が、頻繁に出入りするような・・ところであれば、「まあ、今後のトラブルを避けるために、移動させましょう」っていうことは、これは、会社としては、まあ、よくある判断ですよ。

相談者:
ああああ・・

塩谷崇之:
だけど、それはあ、処分というのとは、違いますからね?
揉め事を避けるために、なるべく顔を合わせないようなところに、配置するっていう、だけの話で。

相談者:
・・

塩谷崇之:
だから、まあ、あなたにとってはね、非常に・・不快な思いだったかもしれないけれども。あなた自身があ、それによって、特段の不利益を、受けたというふうに、自分で思い込んで、いるかもしれないけども。

相談者:
ええ・・

塩谷崇之:
そう思い込む必要は、全然ないのかな、というふうに、私は、思います。

相談者:
・・はい

塩谷崇之:
むしろまあ、会社としては、ある意味、その・・穏便に済ませるために。でも、穏便に済ませる中でも、特にあなたに対してね?、どういう、事実があったのかっていうことについて、事実に反するような・・事実認定を、行ったわけでもなく。不快な思いをさせて申し訳なかったという。(吸って)それだけで・・済ませようとしたというのは、まあ、会社としては、まあ、ある話だと思いますし。

相談者:
はい

塩谷崇之:
そこについて、うん。あなたが、「会社の行為が、違法である」とか、あるいは、その、「配置転換が無効である」とか。そういうことを、言う・・までのことは、ないのかな?、というふうに、私は思います。

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


「問題発言をボカす大男のセクハラに会社は塩谷崇之も唸った玉虫色のオトナ解決」への35件のフィードバック

      1. この誤字と連投と乗り物名のハンドルネーム、自称九州の医療関係者さんかな

        1. 管理人さんのチョイスした写真 秀逸だなぁ どこから選んでいるの?関心&感心しています

  1. 相談者も反省すべきだと思うけど、
    総務が、反省文を「このように書け」と強要するのは、パワハラだと思う。

  2. なんとなくハッキリ言わないから、本当によくわからないことだらけの中、苛立ちもせずに、余計は省き、必要な事だけに絞って回答する塩谷先生は流石だなあ。
    でも、もっとズバッと斬ってくれる方がこの方には入ったのかもしれない。

  3. よくわからない相談。

    仕事上でもほぼ接点のない外部の異性に、いきなり
    「歳のせいか体がしんどい」みたいなこと、常識ある人は話しかけないと思う。
    しかも、勤務時間内?

    それだけで十分変な人になるよ。
    迷惑に思う人、多いと思うな。

    その後言い合い?
    めっちゃ迷惑。
    そもそも話しかけられなければ、そんなことも起きなかったのに、と思われても仕方ないわー。

    「もうあの会社、行きたくないです、誰かと交代してください」
    とか、相手の女性が言ってたら、こういう流れになってもちょっと納得。

  4. 確かにこの人にそんな話されたら気持ち悪いって思ってしまう。
    体が大きくて、IQが低い。
    粘っこい声色で、不潔感が漂う。
    お願いします、ありがとう、そんな挨拶もできない社会性のなさ。

    事務的なやり取りだけならいいけど、プライベートに踏み込んでこられそうになると、強い拒否反応が出るのは女性の本能からくるものだと思う。

  5. 年のせいか体がシンドイの前後の会話内容や長さが分からないので何とも言えないが、給料も下がっていないしクビになったわけでもなくただキツめに怒られた3年前の出来事を今も根に持っているという事なので、やはり相手の女性が怖いと思うような何かがあったのではと思えた。

  6. オジサンが女性に対して話の取っ掛かりで「最近オレ疲れてるんだよね」とかいうときは同情して欲しかったり興味を惹きたかったり、多少なりとも色めかしい下心が有るもんですよ。もう一歩進むと「オレもう歳だから嫁さんとはそういうの無くなってね」とか言って距離を詰めてくるタイプも昔は多かったです。
    相談者は肝心な部分を徹底して濁していましたから断定はできませんが、今井先生が指摘されたとおり昨今の職場で自分を守ろうと思うなら慎しんだ方がいい類の会話をしたんだろうなぁとは感じましたね。

  7. 3年前に終わったことをここで慰謝料請求と言い出すなんて恐怖でしかないです。
    どんな思考回路なんだろ。

    自分がもっと危うい立場になること丸わかりで。

    最近の夫婦再構築の話でもそうだけど、
    この相談者も会社とまだ関係を続けたいなら穏便に済ますべきです。
    関係を続けたいのかやめたいのか分からん相談最近多い。

  8. ドスコイで有名なプロスポーツ選手のことを考えたら、この相談者はまだいい方。
    転職が可能なら、環境を変えたらどうだろう。

    1. 今日、入団会見してたな。Lはせいせいしただろう。Hはアンチ増殖中。

  9. その女性と世間話がしたかった=好意を持ったということでしょう。その好意が顔に出ていて気持ち悪いと思われたんでは?
    はっきり説明できないようなことを3年間も根に持つ粘着質な性格。仕事はちゃんとできてるのかしら。
    一人称が僕なのも残念な感じ。

  10. ハラスメントというか、ジャニーズで起こった性加害問題もそうですが、「被害者は女性」というイメージが今でも根強く残っているんでしょう。
    タイトルだけ見ていると、本来ならば刑事事件ネタになっていた可能性があるだけに、スペシャルウィーク最後は難しい相談だったかと思います。

  11. 今回は相談者も可哀想だったと思う。
    会社側のハラスメントをハラスメントでもって制すというやり方は考えもの。
    反省文の強要の前に会社はもう少し事実確認を調査すべきだった。
    ただ相談者も今更掘り返すべきではないと思うが、昨今ハラスメントに関しては時効という概念が消えつつあるので、時代の流れ的なこともある。
    ハラスメント関連は、言ったもの勝ちというか、どうしても男性対女性となった場合、女性の方が優位に働きがちなところがあるし、会社は面倒ごとを長引かせたくないので詳細な調査を怠る傾向もあり、今後の課題。

  12. 女性が会社に相談するなんて勇気がいるし、よっぽどの事。
    女性の会社は起きた事をしっかり受け止めている。そうでなければわざわざ相手の会社にクレームしないだろう。クレームも勇気がいる。
    相談者がラジオで内容を話せば身バレと自分のやった事を改めて責められるのを恐れたか?
    会社ではっきり言わないのなら警察に入ってもらった方がよかったか?

    そこではっきりさせて相応の処分をされた方が本人にとっては納得できたのか?

    自分のした事をよく振り返って反省しているなら会社を訴えようなんて発想はまず出てこないと思うのだが。

  13. なんだよ、女性から直接抗議があったんじゃなくて相手の会社からか。
    それで会社側としたらメンツのために反省文書かせたけどちゃんと事実確認しないままだったから相談者に謝ったということか。
    最初はなぜ今更って感じだったけどそりゃ後になって訴えたくなる気持ちもわかるわ。後になって謝るくらいならせめてちゃんと調べてって話だよ。まあセクハラ案件ではこういうこと割とあるあるではあるけど。

  14. 会社を使って抗議をさせた相手女性は一枚上手でしたね

    会社としたら大事にしたくないしましてや会社間で訴訟争いなんてしたくないから男側を悪いことにして話そのものを強制的に終わらせようとする

    なぜなら会社はその方が簡単だからに他ならない

    今回は痛い勉強代だと諦めてこのようなことにならないために今後はレコーダーを持ち歩くことをお勧めします

  15. 変に隠し立てをしたり、相手を不快にさせた事に気づけないと大事になるというお話でした
    再び同じようなことを繰り返さないように、また「セクハラ」をされて苦しむ人をなくすために相談者をはじめ、こどもの頃から、高齢者まで「セクハラ」についてしっかり勉強していただきたいものです

  16. 相手が女性ならもうなんも喋らない方がいい。
    全部LINEかメールかチャット、だってテキストにすれば証拠が残るから。
    息苦しいけど自己防衛のため。

    1. 雑な極論だなあ
      そんなの現実的には不可能だし、本当に自己防衛に必要なのは0か100かで考えるんじゃなくて何がセクハラになりうるのか研修でも受けて学ぶことじゃないの?

  17. 取引先の20くらい若い女と仕事と全く関係のない世間話をしたいとか下心以外ないと思うが本人が詳細を話さないで自分が被害者みたいなムーブするのでこの相談意味あるのかって感じ
    人と話すのが怖くなったのは今後無自覚セクハラが減るかも知れないので良いことでは?

  18. >LINEかメールかチャット
    今は流れ的にそうなりつつありますね。
    相談者のように会社が守ってくれるわけじゃないしむしろパワハラで反省文なんて書かせて問題を闇雲にしてしまえという考え。
    しかも後で謝るならちゃんと調査くらいしろって話でした。

  19. 反省文を強制した総務はパワハラ研修を受けたほうが良いと思いました。

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