不平等相続から17年。母の遺産はペンペン草。帳尻合わせに悔しがる相談者夫婦

テレフォン人生相談 2021年5月21日 金曜日

通帳一冊3年半に1,300万円。
17年間だと単純計算で総額6,300万円。

もちろんその中には17年間の年金4,386万円が含まれてはいるものの、義姉に渡った金額は相談者の想像を越えよう。

ただの仲の良い母娘だと思ってたのならオメデタイ。

 

母の葬式で皆の前でお姉ちゃんと絶縁宣言する還暦間近の弟。
すさまじい恥の上塗り。

かわいそうなお母さん。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 関西なまりの女53歳 夫59歳 2人暮らし 息子28歳 娘23歳 義父は17年前に他界 同居していた義母は3週間前に他界 夫には姉が1人いる

今日の一言: 客観的事実は1つですけども、心理的事実は人の数だけあります。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい・・よろしく・・

加藤諦三:
テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい
最初に、年齢教えてください。

相談者:
53歳です。

加藤諦三:
53歳・・結婚してます?

相談者:
はい
はい、してます。

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
59歳です。

加藤諦三:
59歳
お子さんは?

相談者:
長男が28歳

加藤諦三:
はい

相談者:
で・・長女が23歳で。

加藤諦三:
はい

相談者:
も、2人共、就職して外に出てます。

加藤諦三:
と今、お2人で生活してる?

相談者:
そうですね、あの・・

加藤諦三:
はい

相談者:
3週間前までね、義理の母親と、ま、同居・・して、おりまして。

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、脳出血、で・・ま、亡くなったんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい

加藤諦三:
分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
そいで、どんな相談でしょうか?

相談者:
で、その、倒れた、日は、ま、4週間前なんですわ、義理の母が。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、そのときに・・義理の姉が病院、から連れて帰って来てくれて、

加藤諦三:
はい

相談者:
その1時間あとに・・母が倒れて、おりまして、わたしが発見したんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
救急車にも電話をして、

加藤諦三:
はい

相談者:
でまあ、姉は近いのですぐ来て、くれて、なんか救急隊の方が、
「保険証持ってください」って言ったもんで、

加藤諦三:

相談者:
で、姉、は、もう、あ、「このカバンに入ってます」って、も、すぐ、パッて(苦笑)、その母親のカバンを持って、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、救急車に乗ったんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、ま、わたしも病院に一緒に、向かったんですけれどもね、

加藤諦三:
はい

相談者:
次の日に、なんか病院のほうから、なんか「保険証出してください」って言われ、たんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
保険証が、家になくって、あ、そういえばなんか、ね?お姉さんがカバン持ってたわ、と思って、

加藤諦三:
はい

相談者:
カバン取りに行ったら、

加藤諦三:
はい

相談者:
そのカバンの中に・・保険証とか財布とか、

加藤諦三:
はい

相談者:
あと、まあ、母親のね、通帳と・・あと、8万円がね、裸で入ってたんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
で・・その、通帳見ますとね、

加藤諦三:
はい

相談者:
残金は、ま・・3万円しかなくって、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、ま、その、倒れた日にも10万円のお金が・・下ろされて、たんですわ。

加藤諦三:
倒れた日に、

相談者:
日に、そうなんです。
姉が、

加藤諦三:
はい

相談者:
郵便局のATMまで連れて行って、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、「お母さんがお金を下ろすところは見てた」って言うんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
ふんで・・「1万円はガソリン代で・・わたしがもらった」と。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、「あとの1万円はお母さんが・・買い物して使ってた」って・・

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、姉は言うんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、その8万円が、ま・・カバンに裸で入って、

加藤諦三:
はい

相談者:
いたんです、残りの。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、まあ、通帳は、ま、3年分の・・印字されている通帳なんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
2ヶ月に1度、ま、年金が、43万ずつ、振り込まれてるんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
母親の。

加藤諦三:
はい

相談者:
あと、ま、月に2、3回・・姉が病院に連れて行ったときに必ず10万円から100万円の幅で・・お金が引き落とされていて、

加藤諦三:
はい

相談者:
3年半の・・間に、1千300万、その通帳から引き、下ろされてたんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
あと・・ま、お葬式い、代にとかね、入院費とか・・そういうために、母親は、あの・・500万ぐらい積立貯金もしてたんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
それもその通帳に入れて全部引き落とお、されたんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、ま、姉に訊いたらあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、「母がATMで下ろしてるところは見てたけど、そのお金を・・そのあとどうしたかは知らん」って言うんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
で(ため息)・・なんにも母は贅沢もしてないし。ま、詐欺に引っかかってるとか(苦笑)そんなんも・・ないと、思うんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
だけども、もう通帳が、も、すっからかんにされて、

加藤諦三:
はい

相談者:
3万円しか残って・・いなくって、ま、お葬式、代と、あと入院費でも、200万ぐらい・・掛かってるんですわあ。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、それも全部わたしい、達が・・出しました。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、ま、一方、ま・・義理の姉は、毎年ね、家族で・・海外旅行行ったりとかあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
車も2年に1回ずつ新車に乗り換えたりとか、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、ま、姉は、8年前に、ま、正規の仕事を辞めまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
兄、ですね、あの、姉の、夫ですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
は(わ)、ま、5、6年、ま、勤めては仕事を辞めて、

加藤諦三:
はい

相談者:
半年間失業保険もらあ、って、そいで生活してるっていう感じをもうずっと繰り返え、してるんですわ。

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、あんまり酷いもんでね、ま、何回訊いても知らぬ存ぜぬやもんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
お葬式の一番最後にうちの夫は、

加藤諦三:
ああ

相談者:
「最後にちょっと皆さんにお伝えしたいことがあります」っていうことで、
「姉の、家とは、もう今後、縁を切ります」っていうことを、ま、夫は・・言って、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、そんな状況でしてえ・・

加藤諦三:
はい、そいで、今日のあなたの相談というのはどういうことです、か?

相談者:
相続っていうのは、

加藤諦三:
うん

相談者:
きょうだい、ほんとはね?半分ずつ、遺産とかは相続、するっていうことになってるんですけれども、

加藤諦三:
あはい

相談者:
3万円しかないのでね。

加藤諦三:
はい

相談者:
あれなんですけども。ま、少しでも、その今まで・・姉が持って行っただろうと、(苦笑)されている分を取り戻す方法とかは・・あるんでしょうかね?それとかね、お葬式代とかも結構掛かって・・いるんですけども、こういうのは・・どうなのかなと思って。

加藤諦三:
あーあ、はい、はい、はい

相談者:
はい

加藤諦三:
分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあの、スタジオに弁護士の、坂井眞先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)

「不平等相続から17年。母の遺産はペンペン草。帳尻合わせに悔しがる相談者夫婦」への1件のフィードバック

  1. ですわ、ですわぁ・・・
    関西人ですが凄く気になった。
    おっさんが砕けた場で使うのは聞いたことあるけど
    女の人ではあまりいない。

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