【日曜に読む傑作選】自己憐憫極まれり。捨てた娘の自死を嘆く64歳の再婚女


テレフォン人生相談 2011年11月14日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)

相談者: 女63歳バツイチ 夫62歳 夫の連れ子の息子2人(26、24)と4人暮らし 12年前に自殺した実娘

今日の一言: 苦しみによって精神は新しい深さに達します。

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加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、お願いします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢を教えてください。

相談者:
えーと63です。

加藤諦三:
63歳。
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?

相談者:
62です。

加藤諦三:
62歳。
お子さんは?

相談者:
えーと2人です。

加藤諦三:
何歳でしょうか?

相談者:
えーと、26と24です。

加藤諦三:
男の子、女の子は?

相談者:
男です。

加藤諦三:
両方共、男の子?

相談者:
はい

加藤諦三:
んで今は2人で暮らしてんの?それとも・・

相談者:
4人であの、

加藤諦三:
あ、今4人ですね?

相談者:
全部一緒で、暮らしてます。

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?

相談者:
えーとね?

加藤諦三:
うん

相談者:
あたしは再婚なんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、

加藤諦三:
このお子さんは?
26歳と24歳の。

相談者:
それは、今の主人の、子供なんですけど。

加藤諦三:
そうすとご主人が、お、お子さん2人いて、そう、それと、あなたと結婚したということですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
で、あなた自身が別れた、前の夫と別れた時に、そこに子供がいたということ?

相談者:
そうなんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
その、あの、子供のことで、

加藤諦三:
はい

相談者:
今日は、あの、相談なんです。

加藤諦三:
ええ。
その前の夫とは、いつ別れたんですか?

相談者:
もうね?
15年ぐらいになりますか。

加藤諦三:
じゅう、15年ぐらい、はい。
お子さんは、何人?

相談者:
あの、2人いたんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
1人は向こうが取って、

加藤諦三:
はい

相談者:
1人は私がね、引き取ったような形なんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、女の子、なんです。

加藤諦三:
あなたが引き取った方が女の子ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
でえ、前のご主人が、引き取った子は男の子?

相談者:
いや、女の子2人なんですけど。

加藤諦三:
両方とも女の子?はい。
で、長女、次女はどちらですか?

相談者:
あの、長女の方・・

加藤諦三:
を、あなたが引き取ったの?

相談者:
あのお、引き取ったっていうか、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、虐められるのがね、可哀想で。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、あのお、連れてきたんですよ。

加藤諦三:
連れてきて、今、今度何歳ですか?

相談者:
もう33で、もう、亡くなってるんです。

加藤諦三:
・・
・・
ああ、そうですか。

相談者:
その娘は、あの・・
・・
もう亡くなっちゃって、

加藤諦三:
はい

相談者:
自殺をしたんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
その、子供のことが、あの、気になって(涙)

加藤諦三:
はい

相談者:
いっつも、いっつも、ね?

加藤諦三:
はい

相談者:
頭にあるんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
あの時なんでね?

加藤諦三:
はい

相談者:
もっと、あのお、助けてあげらんなかったのかな?って。

加藤諦三:
はいはい

相談者:
もう何年経っても、そのあ、あれがあるんです。

加藤諦三:
この、お子さんが自殺されたのは、何年ぐらい、おおよそで良いですけど。

相談者:
あの、12年前です。

加藤諦三:
12年前?

相談者:
・・

加藤諦三:
別れてから・・ということですね?

相談者:
ええ、ええ

加藤諦三:
はい

相談者:
あの・・

加藤諦三:
すと、前のご主人とは何で別れたんですか?

相談者:
やっぱり暴力です。

加藤諦三:
夫の暴力ですか?

相談者:
そうですね。
なんかね、

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、自分が気に食わないと、すぐあの、手上げるんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、あたしが、そっから、あの、逃げたんです・・◆#$

加藤諦三:
その時、一人で逃げたわけですね?

相談者:
そう、一人で逃げて、

加藤諦三:
はい

相談者:
生活の安定が、するまでは、子供をね?

加藤諦三:
はい

相談者:
連れていくわけにいかなかったんです(涙)

加藤諦三:
はい

相談者:
子供ね?

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、看るだけの余裕がなかったんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
・・でも逃げました私は。
ほーんとに、怖かったから(泣)
相手の話をちゃんと聞いてやんないと。

加藤諦三:
ああ・・

相談者:
「もう、お前なんか・・」って、もう手が飛んできます。

加藤諦三:
はいはいはい

相談者:
バアーン!って、あの、飛ばされて、差し歯(サッシが?)折れました。

加藤諦三:
ああ。
え、それは、いつもですか?

相談者:
そうですよ?

加藤諦三:
うーん。
え、例えば、そのお、お酒を飲んだ時に暴力振るうとかそういうことじゃな・・

相談者:
いや、違います。

加藤諦三:
いつでもということですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
うーん

相談者:
あの人はね?

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、仕事をね、選ぶんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
仕事選んで、

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、私が、仕事をして、ね?

加藤諦三:
うん

相談者:
家計を助けていたんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
それが、あの、気に食わなかったのね。

加藤諦三:
ああ

相談者:
親からの援助もありました。

加藤諦三:
あなたの親からね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ええ。
それは男としての面子がなかったんでしょうねえ?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
ええ。
・・辛かったねえ?
怖いですよね?

相談者:
でもね?

加藤諦三:
ええ

相談者:
顔色を、見てましたよ?

加藤諦三:
顔色を見てたっていうのは?

相談者:
なんか飛んでくるな、とかね。

加藤諦三:
ああ、そういうことですか。
あなたが、ご主人の顔色を見てたっていうことですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
ええ。
で、顔色を見ててどうでした?

相談者:
怖いですよ?

加藤諦三:
ん、いや・・

相談者:
ああ、もう逃げな、逃げなきゃって。

加藤諦三:
ああ・・あの、実はご主人自身も怯えてたんですけどねえ?

相談者:
うん・・

加藤諦三:
だけどそれは暴力を振るう、も、暴力で自分を慰めていたから、それは、あなたの方は怖いよねえ?

相談者:
・・半端じゃないから(涙)

加藤諦三:
ああ。
半端じゃないってのは、具体的に言うと、どの、どのぐらい凄い暴力なんですか?

相談者:
もう、あの、徹底的にやるから。

加藤諦三:
要するに、

相談者:
もう、殴りつけてね。

加藤諦三:
あなたが倒れても、蹴っ飛ばして・・

相談者:
そうそう、けっ、そうですよ。

加藤諦三:
だから、もう、ご主人は蹴っ飛ばしても蹴っ飛ばしても気持ちが収まらないんですよね。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
だからもう・・

相談者:
殴って殴ってね?

加藤諦三:
ええ

相談者:
蹴っ飛ばしてね?(涙)

加藤諦三:
ええ。
その暴力に耐えられないで?

相談者:
うん

加藤諦三:
そこを逃げた、逃げ出したと?

相談者:
はい

加藤諦三:
生活が成り立たないので、独りで逃げたと?

相談者:
はい

加藤諦三:
そしたら、長女が、自殺してしまったと?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、今何をやっても、その子のことが、頭から離れない?

相談者:
はい。
え、そ、そうなんです(涙)

加藤諦三:
私どうしたらいいんでしょう?ってことですね?

相談者:
え、そうなんです。
よく分かってくれますね(泣)

加藤諦三:
はい。
今日はですね、

相談者:

加藤諦三:
スタジオに幼児教育研究の、大原、敬子先生がいらしてるので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
そうですか・・(泣)

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(回答者に交代)


【日曜に読む傑作選】自己憐憫極まれり。捨てた娘の自死を嘆く64歳の再婚女」への2件のフィードバック

  1. 暴力夫から、一人で逃げた母親に何で
    あなたが、幸せだから娘を思い出しただけなのって…よく言うわ
    結局、母親は自分さえよければいいって人なんじゃないの?だってまた懲りもせず再婚したんでしょ?娘を捨てて、また再婚?
    よくわからない…まだ一人で頑張って生きてるならね…

  2. 幸せだからじゃないし、娘を愛してなかったと思う。
    今が不安で、その不安を解決しようとする勇気がないから、別の問題を作り出してるだけ。その証拠に嘆くだけ嘆くの繰り返しで解決しようなんて気持ちはゼロ…。
    最後、加藤先生の言葉に対して「違いますよ~(泣)」って言ったのも、本当は娘の事を愛してなかったという負い目があるからじゃないのかな…と、邪推してしまう。
    負い目がなければ「そうですかね~」と、他人事のように反応するんじゃないかな。
    息子の手が離れる前娘のこと、思ってなかったりして。

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