妻が離婚通告するほどキレた僕のテレフォン・セックス

(回答者に交代)

志賀こず江:
まずね、あの、さっきからお話を伺っていて、まず、伺ってみたいのは、これ、もしも、反対だったら、あなた、どう思われますかね。
どうですか?

相談者:
それは、妻にも同じ質問されまして、

志賀こず江:
うん。

相談者:
嫌ですと言いました。

志賀こず江:
そうなんですよねえ。
だけどお、自分の場合は勘弁してくれ、っていうのは、ものすごく身勝手なことだというのは、たぶんあなたも、理解はされてるんだろうと思うんですがあ、
私が、まあ、女の人の立場とね、それから、ま、こういう職業で、色んな離婚のご相談を受けていて思うのは、たぶん、彼女、生理的に、ものすごく嫌なんだと思いますよ。

相談者:
そうですね。

志賀こず江:
うん。
もしかしたら、たとえば、一回どっかの風俗産業に行きましたとかね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
そういうことよりも、もっとなんか、嫌かもしれない、て気がするんですよ。

相談者:
そのように、言っていました、はい。

志賀こず江:
うーん。
その・・こう・・過程をね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
たぶん想像したら、堪えられないだろうと思いますね。
どういう話をね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
その会ったこともない女性と電話でやり取りしながら・・要するに・・あなたとしては目的を達したわけですよね?
そういうことって、奥さんとしたらね、あの、通常の場合でも、耐え難いことだろうし、

相談者:
はい。

志賀こず江:
彼女にしてみれば、ま、一日も早く赤ちゃん欲しいと、思ってらして、

相談者:
はい。

志賀こず江:
しかも、ねえ、1年半、ご結婚の間に2度目の流産、ていうことですよねえ。

相談者:
はい。

志賀こず江:
どんなにか精神的に傷ついているか・・ていう気がするんですよ。

相談者:
はい。

志賀こず江:
ま、もちろん、肉体的にもそうですけど。
そおれをね、やっぱり、

相談者:
はい。

志賀こず江:
労わるどころか、

相談者:
はい。

志賀こず江:
もう一度頑張ろうね、っていうこと自体だってたぶん、彼女が傷つくんだろうと思うんですけど、

相談者:
はい。

志賀こず江:
でも、まあ、前向きにね、夫として、彼女をサポートするっていうならいざ知らず、

相談者:
はい。

志賀こず江:
そおういうことしてたって・・たぶんね、これはものすごおく、時間を掛けないと、あなたが、どう誠意を示して・・たぶん、示そうとされてることは、よく分かりますけど、

相談者:
はい。

志賀こず江:
一朝一夕にね、彼女が、ああ、そう、改心してくれたんだったら、いいわ、って仰るような、そおんな程度の傷じゃない、という気がするんですね。

相談者:
そうですね、はい。

志賀こず江:
で、ただね、その、法律的に、離婚なんてことになってどうか、ていうことになると、これはやっぱり、不貞行為ではないと思うんですよ。

相談者:
はい。

志賀こず江:
他の奥さん以外と肉体関係があったというわけではないから、

相談者:
はい。

志賀こず江:
ただ、あの、ご存知のとおりね、不貞行為自体は離婚理由ですが、婚姻を継続し難い重大な、事由というね、ま、もっと、あいまいなものを一括りにした、そういうものも離婚理由になるので、

相談者:
はい。

志賀こず江:
もしかしたらね、こういうことは、奥さんとして、もう生理的に耐え難いと。

相談者:
はい。

志賀こず江:
まして、こういうことが起こったのは、2度目の流産と。
自分としてはものすごく大変な時期に、こういうことがあったと。

相談者:
はい。

志賀こず江:
色んなことを総合すると、もし、このことが、その、離婚裁判になったら、

相談者:
はい。

志賀こず江:
婚姻を継続し難い重大な事由だと判断されるかもしれないですねえ。

相談者:
ですね。

志賀こず江:
うん。
それくらいやっぱり、大変なことだと思うんです。
で、ま、あなた、としては絶対離婚したくない。
離婚をしないで済むとしたら、やっぱり彼女が、納得してくれるしかないと思うんですね。

相談者:
そうですね。

志賀こず江:
それは、一つには、ほんっとに、2度としないんだと。

相談者:
はい。

志賀こず江:
いうね、確実なものを彼女が、その、心の内に刻めるかどうか。
それをずうっと、あなたがちゃんと、続けていけるかどうか。
そういう確信を彼女が持てるかどうかですよねえ。

相談者:
そうですね、はい。

志賀こず江:
で、その確信が持てるためには、やっぱり、相当な時間がないと。

相談者:
はい。

志賀こず江:
今日明日で、思えることではないし。
それから、まあ、先ほどからね、あんまり、そういうことがお好きじゃないと。

相談者:
はい。

志賀こず江:
いう風に仰っていて、

相談者:
はい。

志賀こず江:
ただ、やっぱりね、夫婦っていうのは、なぜ夫婦かといえば、

相談者:
はい。

志賀こず江:
お互いがそういうことを納得していればね、何も、そんな関係が無くたって、私は十分成り立つことだと思いますけど。

相談者:
はい。

志賀こず江:
やっぱり、片一方がそういうことを最低限望んでいて、なおかつ女の人ってのは、その、身体が触れ合うことでね、優しい気持ちになったり、髪の毛撫でてもらったり、そういうことが、重要な部分もすごくあるんだと思うんですね、

相談者:
そうですね。

志賀こず江:
うん。
だから、そういうことに対してあなたが真摯に向き合ってるかどうかね。
相手の気持ちをどのくらい汲んでいるかどうか。
そういうことだと思うんですよ。

だから、最初のご結婚のときもね、

相談者:
はい。

志賀こず江:
結局、他に逃げちゃう。
自分が、その、能動的に、動かなくても、なんか、自分の欲望を満たしてくれる、環境があるとかね、そういう風に、思っていたら、

相談者:
はい。

志賀こず江:
結局、相手に対する努力ってのはほとんど無いわけで、

相談者:
はい。

志賀こず江:
その辺の所が、私は、この問題は・・もちろん、今、表面化してる問題はもちろんだけど、今後の結婚生活とか。
ま、このまま、うまくいってね、お子さんが産まれて、家族として、お子さんを育てていくとかね、そういう中ですごく心配だなって気がしていて、たぶん、それを奥さまも感じていらっしゃるんじゃないですかね。
ま、私の方からはね、少し、女性の気持ちとして、お話をしたんですけど、勝野さん、男性として、いかがですかあ?(笑)

(再びパーソナリティ)


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