テレフォン人生相談 2020年10月1日 木曜日
子どもの頃は母のことが大好きで、一番可愛がられた自覚もある相談者が今では絶縁を考えるまでに。
養育費を背負った15歳差のバツイチとの結婚にたじろぐのはどこの親でも。
だけど娘だって三十路(みそじ)。
見た目の差が激しい年代ではある。
おしゃれ中年と非モテ中年とは別の生き物。
馴れ初め訊いてよ、柴田さん。
近所のおばさんキャラをぶち壊す「柴田先生」なんて許しちゃダメ。
相談者 「旦那は体を整えると言いますか、腰が痛い人を手で治すような仕事」
名詞じゃダメなのか?
ようなって何よ。
で、関係悪化のエポックメイキングとして相談者が挙げるのが母の腰。
最初、他愛ない婿のセリフの揚げ足を取る面倒くさい母って感じだったんだけど、もし厚労省も認めていない職業だったりしたら分からないでもない。
てか、プロが「必ず」なんていう禁句を使うかしら。
必ず毎月来ます、だったら分かる。
自分でコントールできるから。
慢性の痛みは専門医でもその原因すら分からないことも多い。
訊けば何回か婿に診てもらってる。
説明もなしに「大丈夫です」なんてバカにしてるわ。
とか。
色んな可能性を考えさせてしまう相談者の説明。
で、その結果が
母 「里帰り(出産)は義理の親に頼んで」
これは相当。
孫を人質にとられて白旗上げる祖父母は番組でいくらでも見てきたけど、5人目ともなれば執着ないのね。
姪っ子 「ママあ、なんでおばちゃんは旅行に来なかったの?」
一同 「!」
ワロタ
山田洋次はこれが好きみたいで「男はつらいよ」で毎回使う。
皆んなで戴き物のメロンを切り分けて食べようとしているとき、
これからお花見に出かけようとするとき、
タイミングよく(悪く)寅さんが帰ってくる。
言っちゃいけない姪っ子の役は、たいてい隣の工場のタコ社長。
相談者 「私もちょっと引っかかるかなっていう感じ」
そういうところがダメねえ。
「そうかそうか、オレが居ちゃ困るか‥冷てえじゃねえか!」
失礼、これは寅さん。
アンタだと
「えー!、どこ行ったの?、ひどい!」
これぐらい言えるでしょ?
逆の立場で教訓になるのは、根に持つタイプ。
その場は何もなかったからといって安心するのは甘いということ。
時間と場所をずらしてフォローが要る。
相談者 「旦那は出産予定月に旅行に行ったのも許せない」
大バカ。
その場の空気とか、うろたえ様とか、笑い話にしなさいよ。
amazon primeでも、Netflixでも、U-NEXTでも寅さんシリーズ48作はすべてタダ(会員料金に含まれる意味)。
夫婦で観よう。
嫁をハブった家族旅行を能天気にバラす親父(笑)
嫁はムリでも長男との絆を取り戻したい女。音信不通の当然過ぎるワケ
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女32歳 夫47歳バツイチ 娘ゼロ歳 実家の父65歳 母62歳 姉2人は家庭持ち