テレフォン人生相談 2020年10月31日 土曜日
中途で入社して14年。
結果も出し、売上げにも貢献してきたが、同族会社の役員は身内で、幹部はイエスマンばかり。
仕事は任されて、社外では評価も得られるのだが、処遇とのギャップに消耗感をつのらせている。
評価制度がない会社での不満の典型。
ロワーの作業レベルならまだしも、非定型業務で評価制度がないとこうなってしまう。
何が良くて何が足りないのか?
どこを変えればいいのか?
何を期待されているのか?
これが従業員に分かりづらい。
消耗感は分かりつらさ。
本来的には、評価項目を従業員に公開して、期末の面談によって評価結果を本人に伝えて、次期目標について会社と従業員との間で合意するということを繰り返さないといけないんだけど、別に義務でもなく、余計なコストとしか捉えない経営者もいる。
やってない会社だと、胸先三寸。
あやふやな他者評価なんて、自己評価マイナス2割ぐらいと思ってればいいの。
たまに自己評価が低い人もいるけど、成果をアピールし、個人的な処遇アップを訴える相談者はそっちではなさそう。
相談者 「社長に交渉して、何度も言って」
フム。
社員500人の会社の創業社長と直接、待遇の交渉が出来るわけだ。
こんなこと、十分の一の50人ですら時間的にムリ。
公式にやろうと思えばね。
つまり、アンタと社長との交渉は非公式。
仕事の性質上、打ち合わせをオファーすれば、割りと簡単にスケジュールを空けてもらえる立場を利用してるわけだ。
意識しているかは分かんないけど、アンタには優れた能力がある。
それは加藤諦三氏とのやりとりでも発揮されている。
爺殺し。
やりきった先輩を参考にしてみて。
選んだ人生を誇る言葉と
問わず語りの選ばなかった人生への言葉に本心が見え隠れ。
【日曜に読む傑作選】定年退職したビジネスウーマン68歳が接客のプロに一目惚れ
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女47歳 未婚
今日の一言: 人生における充実感、それは実存の満足です。