（回答者に交代）

坂井眞：
よろしくお願いします。

相談者：
お願いしまあす。

坂井眞：
お話聞いていて・・わたし、思ったんですけど、

相談者：
はい

坂井眞：
あなたもう・・この人じゃダメだと、思ってるんじゃないんですか？

相談者：
はい・・思ってます。

坂井眞：
思ってるでしょ？

相談者：
はい、思ってます。

坂井眞：
でえええ、もうやってけないなと・・思うんだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
離婚に踏み出すのは、不安も大きいから・・ちょっと躊躇してしまうみたいなそんな感じでしょ？

相談者：
そうですね、老後の不安、ですね。

坂井眞：
うん

相談者：
２人でいたほうが、

坂井眞：
（咳払い）うん

相談者：
暮らして行けるのかなあ？と思っ、たりもするんです。

坂井眞：
じゃあ＆#・・

相談者：
よく分からないんですけど、その・・

坂井眞：
うん、そこ、そこのところはね？

相談者：
年金の問題なんかが、はい

坂井眞：
うん
そこのところが・・

相談者：
はい

坂井眞：
あのお・・んもう、見限っちゃってるにも関わらず、

相談者：
はい

坂井眞：
老後２人でいたら上手く行くかもしれないと・・

相談者：
はい

坂井眞：
考えてしまってるんだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
・・そこはなんか、自分で自分を誤魔化してません？

相談者：
誤魔化す・・はあ

坂井眞：
つまりね？

相談者：
はい

坂井眞：
まず、結婚してすぐの頃に、

相談者：
はい

坂井眞：
あなたのカードでキャッシング８０万円もしてしまいましたって、これもちろん無断ですよね？

相談者：
はい・・はい

坂井眞：
これはまあ、なんていうか、犯罪的な行為なんだけど（苦笑）・・

相談者：
はい

坂井眞：
勝手に人の金使ってるってことだから。

相談者：
はい

坂井眞：
えーと、で、そのほかにも財布からお金抜き取ってるようだと？

相談者：
はい

坂井眞：
それ、１０年・・続けて来たわけじゃないですか？

相談者：
はい

坂井眞：
で、１０年の結果が、もうこの人、はダメだなと・・

相談者：
はい

坂井眞：
あなたは本心思ってらっしゃる。

相談者：
そうですね・・

坂井眞：
＆#

相談者：
わたしも、甘かったなと思ってます。

坂井眞：
うん
で、思ってるのに・・

相談者：
はい

坂井眞：
老後の話になると急に一緒にいたほうがいいかもしれないと思っちゃってるところが・・

相談者：
ふん

坂井眞：
「誤魔化してるんじゃないですか？」って、さっき申し上げた・・中身。

相談者：
うーん、はい

坂井眞：
だから老後になると、さっきもちょっと・・ご自分でおっしゃってたじゃないですか

相談者：
はい

坂井眞：
「夫の退職金があるから」って言って、

相談者：
はい

坂井眞：
「それは大丈夫なの？」って言ったら、「うん、ギャンブルに使うんじゃないか」って・・

相談者：
うん

坂井眞：
ご自分でおっしゃってましたよね？

相談者：
うーん、はい

坂井眞：
でそうすると・・

相談者：
うん

坂井眞：
えー、老後には夫の退職金もあるし、え、安心な気がすると・・
気がするのはまあいいんですよ・・

相談者：
うん、うん、うん

坂井眞：
気持ちの問題だから。

相談者：
はい

坂井眞：
だけどそこをよく、冷静に、分析して行くと・・

相談者：
はい

坂井眞：
安心な材料って何があるんですか？

相談者：
・・公務員っていうだけですかね？

坂井眞：
えー、でもさっき自分でおっしゃってたじゃないすか？

相談者：
はい

坂井眞：
あの、「再雇用、わたしは大丈夫だと思うけど夫はダメだと思う」って、へへ（苦笑）

相談者：
あーあ、そうですね。はい、はい

坂井眞：
だからそこはすごい冷静に分析してらっしゃるのね。

相談者：
はい

坂井眞：
ま、不安な気持ちがあるのは分かるけどね。

相談者：
うーん、はい

坂井眞：
１０年間変わらずそういう、やり方をして来た夫が・・

相談者：
はい

坂井眞：
え老後になると急に心を入れ替えるっていう前提で、

相談者：
うん、うん

坂井眞：
「安心だ」と言っているのが・・

相談者：
はい

坂井眞：
ちょっとこう・・
「自分で自分を誤魔化してないですか？」ということ、を申し上げた、中身なの。

相談者：
うーん・・うん、なるほ・・はい

坂井眞：
だからと言ってね、「絶対離婚以外あり得ない」とは言わないけれども、

相談者：
うん、うん・・うん、はい

坂井眞：
じゃちょっと、観点変えてお聞きしますけど、

相談者：
・・

坂井眞：
「娘も孫も自分の子のように可愛がってくれる」っていう・・

相談者：
はい

坂井眞：
プラスなことを言ってらっしゃったけど、

相談者：
はい

坂井眞：
１０年間一緒にいた夫で、について、

相談者：
はい

坂井眞：
こういうところは・・いいんだよね。
魅力なんだよね、一緒にいたいんだよねって・・

相談者：
はい

坂井眞：
そういうところはないの？

相談者：
仕事の悩みをよく聞いてくれます。愚痴とかを・・

坂井眞：
うん

相談者：
すごくよく、聞いてくれ・・受け止めてくれるので、

坂井眞：
うん

相談者：
ストレスがそこで、発散されます。

坂井眞：
なんかね、いや、それ、分かるんですけど。うん

相談者：
はい

坂井眞：
ひ、表現の仕方が、

相談者：
はい

坂井眞：
なんて言うのかな？・・この人と一緒にいたいのはこういう、ひ、人だからだっていう感じじゃなくて・・

相談者：
うん、あーあ、あー

坂井眞：
悩みが発散できるとか、

相談者：
アッハ（苦笑）、＆#△％

坂井眞：
（苦笑）娘や孫を可愛がってくれるって言われちゃうと・・

相談者：
うん、うん、うん、うん

坂井眞：
いや、本当にこの人と一緒にいたいと思ってるのかな？ってちょっと感じちゃうんですけど。

相談者：
あー、思ってないか・・

坂井眞：
ど、どうなんだろ？、＆#・・

相談者：
思ってないかもしれない。

坂井眞：
あの、今おっしゃったところはね？僕は・・

相談者：
はい

坂井眞：
理解はできますよ。大事なことだから。

相談者：
はい

坂井眞：
つまりそういうコミュニケーションさえ取れない夫婦だってあるわけだから。

相談者：
はい、はい

坂井眞：
あの、重要なことはおっしゃってる、てると思うんだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
わたしが聞きたかったのはそういう・・

相談者：
はい

坂井眞：
う、こととはちょっと違って、

相談者：
あー

坂井眞：
「いやいや、お金勝手に出しちゃうけど、この人はこういうとこ魅力で、一緒にいたら楽しいんですよ」とか・・

相談者：
うーん

坂井眞：
「いたいんですよ」みたいな・・
なんか片っぽで、最初にわたしお聞きしたように、

相談者：
はい

坂井眞：
「いや、だけどお金の」とこ「こと、勝手にこういう、ギャンブルに使っちゃうようなとこは」・・

相談者：
うん・・はい

坂井眞：
「もうこの人ダメだな」と思ってらっしゃるあなたを感じてるので。

相談者：
はい
そうですね。

坂井眞：
そうするとなかなか難しいのかもしれないなあと。

相談者：
はい

坂井眞：
で、あの・・別れたほうがいいかどうかに関しては、あなたが、ホントにこの人といたいと思うのか？、そういうこをとされても。された過去があっても、変わってくれるならね？

相談者：
うん、はい

坂井眞：
思えるかどうかに・・かかってると思うんですよ。

相談者：
はい・・はい

坂井眞：
で、２人でいたほうが安心だっていうのはそこが変わらないと・・

相談者：
はい・・はいそうですね。

坂井眞：
つまり・・お金を、ギャンブルに使っちゃうの、変わらないと。

相談者：
はい

坂井眞：
安心でもなんでもないと思うので。

相談者：
はい

坂井眞：
これ、あなた自身がちゃんと冷静に言ってらっしゃるからね？
「難しいな」と。

相談者：
はあ

坂井眞：
だったらちゃんと計画立てて、ご自分の収入で、

相談者：
はい

坂井眞：
えー、生活を立てて。

相談者：
はい

坂井眞：
えー・・行くというほうが・・

相談者：
うん

坂井眞：
安心だし・・

相談者：
うん

坂井眞：
こ、前向きなんじゃないかなとわたしは・・お話伺ってると感じますけどね。

相談者：
うーん・・はい
誰かに、こう背中を押してもらえないと・・なんか一歩が進めなくて・・

坂井眞：
これでね？あなたが・・

相談者：
相談できなくて・・誰にもですね。

坂井眞：
うん

相談者：
はい

坂井眞：
あなたが、収入が、まだ無いと。

相談者：
はい

坂井眞：
で、今すぐ、あ、その収入がない・・見込めないとかいう話だと・・

相談者：
はい

坂井眞：
すごく大変なんだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
経済的、にこう自立してる、基盤を持ってらっしゃるわけだから。

相談者：
はい

坂井眞：
そこはすごく、あのお、冷静に判断できる・・

相談者：
はい

坂井眞：
材料だと思うのね。

相談者：
はい

坂井眞：
で、あなたは、あの・・「背中押してもらわないと」とまさにおっしゃってたけど、

相談者：
はい

坂井眞：
ホントは分かってるし、
「この人もう変わらないだろうな」と思ってるのに、

相談者：
はい

坂井眞：
なんとなく、でも１人になるの不安だしというだけで、これ続けて行くと・・

相談者：
うん・・うん

坂井眞：
だって考えてくださいよ・・

相談者：
はい

坂井眞：
このまま相手も変わらないで、

相談者：
うん

坂井眞：
「老後」って言ってたけどホントに、そ、

相談者：
はい

坂井眞：
その年になっちゃったときのこと、安心ですか？

相談者：
・・うーん、いや不安、ですね。

坂井眞：
もっと不安になると思うから。

相談者：
はい

坂井眞：
うん。あの、その辺ちょっと・・

相談者：
うん

坂井眞：
さっきわたしが申し上げたようなことね？

相談者：
はい

坂井眞：
「『安心』って言うんだけど、どこが安心？」ていうのをちょっと考えてみれば・・

相談者：
うーん

坂井眞：
結論はでるような気はしますけどねえ。

相談者：
あー、そうですね。

坂井眞：
うん

相談者：
はい

坂井眞：
なんか、個別に考えて行くと、みな、全部、ちゃんと、こ、こう、答え出してらっしゃるから。

相談者：
あー、そうなんで・・

坂井眞：
あ、いや、だってほら、

相談者：
そうですね。はい

坂井眞：
退職金の話も・・

相談者：
はい

坂井眞：
最初は「当てにできる」って言って、「ホントなの？」って「いやいや無理だと思う」って言ってるし。

相談者：
うーん、うん

坂井眞：
再雇用の話もそうだったですよね？

相談者：
はい

坂井眞：
「彼は無理だと思う」って言ってるから。
そうすっと何が安心なの？ってこと。そういうことですね。

相談者：
うん、うん・・はい、そうですよね。

坂井眞：
はい

相談者：
はい・・分かりました。

（再びパーソナリティ）