愚痴にアドバイスする夫に嫌気。愛情ホルモン・オキシトシン

(再びパーソナリティ)

今井通子:
お分かりいただけましたか?

相談者:
はい、ありがとうございました。

今井通子:
帰って来てえ、なんか愚痴言われたら誰でも嫌じゃないですか?

相談者:
はい

今井通子:
普通はよ。

相談者:
ええ

今井通子:
うん
で、面白い話も出来ないんでしょ?

相談者:
出来ないです。

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
それなのにい、ご主人は、

相談者:
うん

今井通子:
その愚痴に対して、「言ってもしょうがないこと言うなよ」、って言いながらも、なんかアドバイスしたりするわけでしょ?
そのアドバイスは要らないんでしょ?
でも、その裏側で、ご主人があ、熱いハートで、あなたのためにと思って頑張ってくれてるっていうところを、

相談者:
見なきゃいけないんですね。

今井通子:
慮(おもんばか)らなきゃいけなかったね。

相談者:
そおですね。

今井通子:
うん

相談者:
自分の気持ち的にはあ、

今井通子:
うん

相談者:
一回か2回、全部吐き出させてくれればあ、

今井通子:
うん

相談者:
なんか、アドバイスもらったときに素直に、今、受け入れ、られそうな気がするんですよね。

田中ウルヴェ京:
あっ、ただ、ごめんなさい、一つ、あの、今ので、ちょっと怖かったので、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
えっと、ほんとに言いたいこと言うのはすごく大事なんですけど、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
これだけ気にして言って欲しいんですけどお、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
自分の思いのたけを、ワーッと言うときい、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
これは、全て、この、思いは、わたしのせいですっていうのがスタンスですよ。
例えば、あなたがこうしてくれないから、子どもがこうだからあ、じゃなくてえ、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
と、思うのは全て自分の未熟さです、っていうのがベースですからね。
その、人を傷つけたり、会社のせいにしたり、他責はね、解決できないんですよ。
自責で、愚痴は言わないと。

相談者:
あ、分りました。
ちょっと、はい、考えてみます。

今井通子:
なかなかハードル高そうですけど、

田中ウルヴェ京:
(笑)

今井通子:
頑張ってみてください。

相談者:
(笑)
あ、でも、なんか、いい話が聞けて良かったです。
ありがとうございました。

田中ウルヴェ京:
ああ、よかった

今井通子:
ああ、良かった、はい
それじゃ、失礼しまあす。

相談者:
はい、すいません、ありがとうございましたあ。

今井通子:
はあい

相談者:
失礼します。

今井通子:
失礼しまあす。

(内容ここまで)

対症療法で即効性を期待しちゃいかんでしょ

 

・アドバイスは要らない、けど、言い争いをしたい。
・ほんとは離婚したい、けど、夫が好き。

フム、
多少、言ってることが支離滅裂ちっくなのは、メンタルが痛んでるから。

育ち盛り3人抱えて、働きながら、家事やって、毎日大変だもんね。

ウルベ 「自分を受け入れてくれない」
泣いてしまったのは、これが刺さったんでしょ。

「友達もいないし、趣味もないし、・・」
あー、きてる、きてる。
そういう当たり前のことを思い詰めるっていう。

愚痴・・・言ってもし方のないことを言って嘆くこと。

夫 「言ってもし方ないやろ?」

まんまやん。
(笑)

よく言われることだけど、こういうのってね、性差なんだよ。

で、それを旦那に知ってもらうっていうウルベの言うことも分るんだけど、それテクニックか?
いくらなんでもストレート過ぎ。

旦那が、「ウィ、マダム、そうだったんだ、じゃ、どうぞ」、ってあり得ないから。
こっちは、日本男児、博多の男なの。

相談者だって、「アドバイス要らない」、なんて禁句なのが分ってるからこそ、悩んでるのに。

こういう問題は、何かすれば、ある日突然、解決するなんてことはない。
少しづつ旦那を教育していくっていう考え方でやらないと。

女どうしだって言うじゃない、
「ありがとう、愚痴聞いてくれて」
「ごめんね、つまんない話」
「あなたに話して、スッキリした」

こういうのを、口グセにしていくと、自尊心をくすぐられた奴らは聞いてくれるようになる。

今井さんが言ったみたい、酒の力を借りるってのもいい。

 

三石由起子女史はこんなこと言ってる。

耳を澄ませば、よく見れば、目を開けてみればね、夫が好きな話題って必ずありますよ。
頭を切り替えてね、耳を傾けてさ、目を開いて、周りをよく見て。
今の夫と会話するってことでないとさ、永久にあなた、夫が分からないと思うよ。
だから、もったいない、あなたがしてることは。
あなたが夫と話しがしたいということは、たぶん、夫には伝わっていない。
<2014年10月17日 「熟年夫婦、夫との接し方」>

 

それより、何より、レスは放っておいていいの?
やっぱり、まずは夫婦の会話が復活してからか。
いや、直接そっちに切り込めば、逆転満塁ホームラン的な解決・・にはならんか。

 

オキシトシン

脳からの分泌物であるホルモンの一種。
他に有名なものには、興奮したときに分泌されるとかいうアドレナリンとがある。

じゃ、オキシトシンはどういうときに分泌されるかというと、
「対人関係が良好なとき」とある。

で、それがどういう変化をもたらすかというと、「相手への信頼が増す」そうな。
そのことが、さらなるオキシトシンの分泌を促すらしい。

なんか、どっちが原因か結果か分らんようになるけど、まさにそうで、これを、ポジティブフィードバックと言う。
早い話が好循環。

性行為、あるいは抱擁などのスキンシップ、ボディタッチでも放出される。
仲良くなりたければ、触りまくればいいわけだ。

当然、好きな人限定だろうけど、いかに夫婦にとってそういう行為が大切かということ。

なんでも、不治とされてきた自閉症などへの効果も期待されていて、研究が進められているのだとか。


「愚痴にアドバイスする夫に嫌気。愛情ホルモン・オキシトシン」への3件のフィードバック

  1. いつも更新を楽しみにしてます!

    この相談者さん、5月頃のモンスター嫁だか、大原センセイに「わからなーい」って泣いてた方に聞こえてしょうがなかったです(笑)

  2. わたし、趣味もないし本も読まないので、楽しい話ができないんですぅ
    って、自慢するんじゃないよ(笑)

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