連れ子とは、再婚相手の子どものこと。
再婚相手が連れ子と養子縁組すれば、義理の息子、義理の娘とも言うが、婿や嫁と区別するために継子（けいし、ままこ）とも言われる。

再婚した人が実子のことを「私の連れ子」と言ったりもするが、連れ子本人を目の前にしては使わない傾向がある。
番組では、「連れ子さん」と、さんづけで呼ぶことも多い。

再婚相手が連れ子と養子縁組を結ぶことで、氏（姓）、戸籍も同じになり、法的には実子と同じ扱いを受ける。

逆の言い方をすれば、養子縁組を結ばなければ、再婚して実子と同様に暮らしていたとしても、戸籍は別であるばかりか、実母は再婚相手と同じ戸籍に入るので、実母とも戸籍が別れることになる。

番組では、配偶者の連れ子との関係に悩む相談や、連れ子再婚した母親が再婚相手に負い目を感じながら暮らしている相談、あるいは、養父と連れ子がただならぬ関係になってしまった相談などもあり、バラエティに富む。

巷では、再婚相手が連れ子に暴力を振るったり、実母が再婚相手を失いたくないあまり、再婚相手と一緒になって虐待する事件が後を絶たないが、番組でも、幼子を抱えた母親が出会い系で再婚するなど、連れ子の行末が心配される相談もある。