コンサータをください! 国立大理学部のADHD息子の行く末を心配する母

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
あ、初めまして高橋です。

相談者:
初めまして、よろしくお願いいたします。

高橋龍太郎:
えーっと・・お子さんの学部はどこ?

相談者:
理学部です。

高橋龍太郎:
理学部ね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一般的に発達障害って・・凄く遺伝負因が・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
強いっていう風に言われてるんですけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ご両親のうちい、の、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どっちに割と似てるんです?

相談者:
・・夫に、似ています。結婚して、23年経つんですが、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
転職が多くて、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
6回ぐらい職を、変わっています。

高橋龍太郎:
ふうーん

相談者:
えーと、ただ・・本人ん、はですね、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
えー土地が、あるので、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
途中から、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
アパート経営と・・やり始めまして、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
えー職う、を、転々としているので、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
中々そっちの収入は安定しなかったんですが、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
もう一つの方の、仕事で、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
子ども達を進学するだけの資金は、貯められました。

高橋龍太郎:
ふうーん・・そのじゃアパート経営はもしかすると・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・いざっていう時には、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お子さん達に引き継げ・・る?・・

相談者:
そうですね・・将来的には。

高橋龍太郎:
可能性はあるわけね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
いざっていう時には、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
アパート経営があるからっていう気持ちがどこかにお有り?

相談者:
あ・・いえ、それは全く考えていませんでした。

高橋龍太郎:
そこまでは考えていない?、うん

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あ、そうですか・・

相談者:
ただですね・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
本人が、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
出来れば若いうちに、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
少しでも若いうちに、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
その、就労移行支援とか、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
社会で、サポートしていただけるようなところに、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
繋げたいという思いが、一番にあります。

高橋龍太郎:
うーん・・なるほどね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
就労移行・・っていうのは基本的に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
障害者手帳を持って、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
現実、正規就労が困難だっていう人をサポートする・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
場所なので、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
大学中退、もしくは・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
えー、大学卒業のあと・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
すぐ就労移行っていうわけではないんですよ。

相談者:
・・あ、そう・・

高橋龍太郎:
訓練、訓練・・施設ではないの。

相談者:
・・はい

高橋龍太郎:
で・・基本的には、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一番大きな問題は、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
えーと、半年間今・・治療を中断してますよね?

相談者:
はい、そうです。

高橋龍太郎:
うん、これは、コンサータってお薬は・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
別に、そんなに特別な、組織だけが使えるわけではなくて、僕も使えるし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
精神科医の3分の1ぐらいは・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
使えるのかな?、コンサータっていうお薬の前身がリタリンって非常に・・依存性の強い薬だったので、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
管理をしっかりしようという事で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
とりあえず、研修を終わった・・

相談者:
あ・・

高橋龍太郎:
お医者さんが使えるっていう風になってるだけなので、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
物凄く専門をうたっているところで・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
もう、半年待ちですとか・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
いうところにわざわざ・・出掛けなくても、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
探せば、もうすぐ明日からでも処方して、くれるところはたくさんあるし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今は以前に比べれば、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
発達障害についての治験はもう・・精神科医にみんな共有されているので、

相談者:
は、はい

高橋龍太郎:
まず、それをまずやりましょう。

相談者:
・・あ

高橋龍太郎:
コンサータを・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
えー、使う使わないでは、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
各段に・・症状が変化する人がたくさんいるので、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それによって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
状態が凄く良くなって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
例えば・・今年中に卒業出来る可能性も、出るかもしれないし?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
もう1年ぐらい様子を見て、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
卒業出来る可能性があるんだったらば、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
先程申し上げたように、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・就労移行に、そんなに急いで行かなくても別に1年、その先に延びたからといって・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ちゃんと、社会に適応出来ないなんて事、あり得ないので。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
とりあえず、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
えー、1年遅れてでも、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
卒業させて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、卒業する過程で・・取れてない科目が、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ん?2つ3つしかなければもう・・

相談者:
あ、はい

高橋龍太郎:
1年中暇みたいなもんだから。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そしたらその時にゆっくり・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
就職活動をして、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
所謂理系の人材っていうのはどこの会社でも、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
不足しているので、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
就職先は多分、い・・かなりあると思いますよ。

相談者:
そうですか。

高橋龍太郎:
むしろ問題は、中途半端に仕事が、出来ると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
「じゃ、あれもやって」「これもやって」って言われると破たんするの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だけど、「じゃ、これだけやっといてね」って言われると、人より・・早くやる人も、いる。但しその場合は、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
平行じゃなくて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
1個終わったらじゃ次の事っていうように・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
仕事の取り組み方を、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
前もって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
上司と念押ししながら、やり繰りしてれば、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
十分・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ADHDで、僕の患者さんで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
普通の正規就労で働いてる人はたくさんいます。その代わり、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お薬はある年数・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ま、3年なら3年。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
コンサータは依存性強いから、ま、3年ぐらい・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
使うと一旦、休止するんですけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そんな事も含めて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
これからかかる主治医と相談して行けば、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
せっかくここまで頑張って来たのに・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
大学辞めてっていう、ところまで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
実生活に追い込む必要はないと思いますよ。

相談者:
は、そうですか。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
分かりました。

高橋龍太郎:
治療をまず先行しましょう。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そうすると、今まで見えなかった物はもう少し見えて来て、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
症状が改善し、して来ると、彼の中でも自信が出来て来るし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから、ま、冬季うつみたいな事も、あるとしても、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
コンサータ使うだけで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
テンションはどうしても上がるので、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
うつ吹っ飛ばす人もいるし。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
うん色んな、局面が、あの、広がって来ますから。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
まず治療を先行して僕は卒業させても、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
別に、遅くないと思います。

相談者:
は、そうですか。

高橋龍太郎:
うん。人付き合いを、そんなにしないでも、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
与えられたテーマを、ただただ、一生懸命やれば、それが仕事になる領域っていうのは、それこそ・・お父さんの経験を、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
受け継げばいいんじゃない?お父さんは6回か・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それ転職した時に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どういう仕事なら向いていて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どういう仕事は向いてなかったよっていうのはお父さんが一番ご存知だと思うから・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お父さんと相談しながら、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
その、領域と会社を・・チェックしてけばいいんだと思いますよ。

相談者:
はい・・分かりました。

高橋龍太郎:
はい

(再びパーソナリティ)


コンサータをください! 国立大理学部のADHD息子の行く末を心配する母」への14件のフィードバック

  1. 大学4年の息子さんが、卒業したいと言っているのに、社会に出る事を急かす親。
    息子さんが可愛そうで、読んでいられない。辛いのは本人。経済的に追い詰められていない様子だが、もっとゆっくりと見守ってあげてほしい。
    お母さんの価値観が、息子さんを苦しめると思う。

  2. 多分相談者のお母さんは疲れ切っているんでしょうよ。私にはわかるよ!
    異星人のような夫と長男。夫はアパート経営で落ち着いたからいい。この子が身が立つようにしなきゃいけない!って一生懸命なんだと思うよ。
    とんでもなく勉強出来るのに変なこと当たり前のことできなくって、この子 には勉強より社会人としての訓練が必要って思ったんでないかと。私でもそう思うよ。でも就労移行ってそういうところじゃあないんだね。よかったね聞けて!

    早く薬飲ませたいね!楽しみだね!

    ストレートに国立の理学部!これだけ聴くと心底羨ましい。次男は大丈夫かな?

  3. 単純に考えて、大学4年生まで、進級してきて、単位が足りないから中退ってすごくもったいない気がする。私、高卒なので分からないのですが、たとえば大学4年生で留年したら、その次の1年は足りない単位だけとればいいんでしょうか?
    もし、そうだとしたら、次の1年ゆっくり(?)とこなせばいいし、そこまでいったら、卒業したほうがよくないですか?
    ストレートで国立合格って、知識を覚える頭はめちゃくちゃいいけど、頭がいい人が、仕事ができるかっていったら、別々問題で。それはそれ。
    やっぱり人間関係スキルや、マルチタスクをこなすスキルとか、重要になってくる。

    でも、あれもこれもできないし、
    今は、大学を卒業する、という目標をクリアすることに集中すればいいと思う。もちろん、治療しながら。

    相談者が、母親として心配なのは、
    よーくわかるけどね。

    1. 日本の会社は浪人には寛容ですが留年には厳しいのです。
      一浪で大学4年で卒業
      ストレートで大学一留で卒業
      同じ様ですが企業の見る目が違うのです。
      未成年での一年のロス
      成人してからの一年のロス
      の違いでしょうか。

  4. 発達障害って遺伝要素があるんですね。

    私の夫は転職十回以上です。突出している能力とと欠落している部分が極端です。

    長男は中学時代は教科書をなくしてしまい、教科書なしで授業を受けていました。ノートも取れなくて全く白紙のままでしたが成績はトップクラスでした。
    日本で2番目の国立大学(K大学)に入学しましたが6年で中退しました。教授と喧嘩したそうです。
    その後、起業しました。楽しそうです。
    学力的には、大企業でも国家公務員でも望めば就業出来るレベルだったでしょうが、他人に使われるタイプではありませんでした。100%無理でした。

    相談者さんもご主人も、息子さんに理解があるご夫婦のようです。
    どうか気長に見守ってあげて下さい。きっと能力を活かせる場所があるはずです。

  5. お母さん、心配なんだね。
    その心配な心の内を話せる人や場所があれば、きっと気長に見守っていられるだろうにね。

  6. 僕も学生寮の人間関係に耐えられず半年でアパートに引っ越したが、現代なら発達障害呼ばわりされるかな?転職も数回繰り返したが、ようやく自分に合った職場に巡り合った。頑張りすぎずに頑張ろう。

  7. 管理人さんのコメント読んで感じたこと。
    結局、最後には会社員としてやっていけるかどうかが基準となるわけね。学校の勉強がいくらできても協調性がなければアウト。人手不足と言えども、就職戦線で外国人に敗れる現実

  8. 細分化された大企業の部署には、かなり協調性の欠落したお人が居られます。多々おられます。ほんっと、変人(ビョーキ)と呼ばれるお人が沢山です。それで活躍されています。会社勤めするなら大企業狙いで。
    理系ですし、研究・開発職なら最適ですよね。専門分野をいっぱい勉強してますま磨きをかけてください。
    営業職は無理でしょうが、技術者として補佐で営業者と一緒に回るのはありかな。

    中小零細企業では、小突き回されてせっかくの頭脳が活かされない。

  9. 管理人さん毎日ありがとうございます!
    読解力のない人も楽しく読んでいるようですね。
    どんどん寒くなってきますね。
    体調に気をつけて、コメントを是非よろしくお願いいたします。

    1. 本当ですね~。「読解力の無い人も楽しく読んでいる」で思わずニヤリとしました。最近は過去記事掘り出しては暴言「だけ」を書いて立ち去るような、通り魔的なコメントがちらほら見受けられたので‥。管理人さんは解説が控えめなことについて多忙とのことでしたが、本当は通り魔コメントが原因では無いかと気になります。
      「読解力の無い人」は何か期待してここに来て勝手に失望して暴挙に出ているのでしょう‥。管理人さんのコメントも、そして本放送でのアドバイスもあくまで一意見であり、いざ自らのトラブルに立ち向かう際は自らの足で専門家に相談しながらやっていくしか無いと思います。相談者本人や、似たトラブルを抱えている人が見ていたら、そうだと伝えたいですね。そして、そのトラブルの原因自体も自らの読解力の無さが原因かもしれない、とも。
      返信に長文、失礼しました。

  10. あるがままを受け入れず
    なんとかしよう
    それ全て当人が考え行うこと
    受け入れられない現実に
    良かれと思ってしたことも悪手となる
    発達障害は不自然なことなのか?
    それも含めて当人には自然なことであって
    どっかの誰かがなんかの基準で障害と決めて
    より強いお薬で不自然を自然に。理想にこだわる
    その理想は親の理想なのが問題
    不幸を招く相談に思えてならない

  11. 職場のトイレで斜め読みして、コミュニケーション能力偏重の風潮に怒りが甦って不平不満を殴り書きしたから、読解力ないと思われても仕方ない。俺も仕事を転々として苦労してるんでね。放送は昼休みに聴いてるよ

  12. うちの大学生の長男はADHDで、夫と夫の母も。
    3人に共通するのは、へこたれないところ。だって、失敗なんてすぐ忘れちゃうから(笑)
    一歩どころか十歩くらい引いて、薄目開けて、たまに見るくらいが、疲れなくて丁度いいですよ。
    お金は、どぶに捨てるつもりで。
    にこにこ笑って他人事みたいにみてあげれば、そのうち、自分で着地します。
    心配は逆効果です。本人も不安になって、頭真っ白になって、暴走します。

    私は、せっせと節約してお金貯めて、あとは、神のみぞ知る。ああ~さようなら、札束(涙)

    この心境になるのに、20年近くかかったわ…

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