生活保護 に関連する悩み相談
生活保護制度は、経済的に困窮する世帯に対して、国と自治体が生活費を給付する制度のこと。
生活保護は、憲法の条文、
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」
に基づく制度であり、必要な人にとっては権利と言える。
一方で、生活保護費の原資は税金であることから、支給するには、本人の資産や能力、他の援助など、その他あらゆるものを活用しても、最低の生活ができない場合に限られる。
このため、生活保護受給者の私有物や、嗜好品、遊興費などの扱いにおいて、しばしば国民的議論となる。
番組には、生活費に困っている相談は寄せられるものの、回答者が生活保護の申請をアドバイスすることはあまりない。
万策尽きたように思える相談者に、本音では生活保護申請を勧めているにも関わらず、かたくなに生活保護という言葉を避けて、「役所の窓口に相談」などどアドバイスする弁護士もいる。
また、生活保護受給者の家族、あるいは生活保護受給者本人からの相談も少なくない。
本人の場合は、番組ではその部分はさりげなくスルーし、聞き直したりすることはない。
また、相談者の中には、離婚していながら同居を続ける夫婦など、生活保護費を狙った偽装離婚が疑われるような人も見受けられる。
あるいは、相談者が離婚理由について、「母子加算(生活保護費の一部)を貰うために離婚しました」と、自ら犯罪(詐欺)行為を口走ってしまった回もあってリスナーを楽しませてくれる。